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第32.5話 その後・・・・・・+バードウォッチでなどの覆面オウム男!

~とある昼間の公園にて~


始めまして皆さん。私の名前は一ノ(いちのみや)恭平(きょうへい)と言います。趣味はバードウォッチングで今日は会社が午前だけの仕事だったので午後の空いた時間を使って愛用のデジタルカメラ片手に趣味没頭している最中です。

一ノ宮「おお、あそこにいる鳩なんて元気いいじゃないか。ちょっと撮らせてもらうぞ~」

私は元気よく羽をはばたかせているハトに向かってカメラを構える。うむ、やはり鳥とは素晴らしい生き物である。その身に宿された翼を使って何物にも縛られないで自由に空を飛ぶことのできる素晴らしい生き物だ。

一ノ宮「雀の群れもいいなぁ、撮らせてもらおう」

そしてお次は集団で群れを作って空をはばたく雀たちの撮影だ。彼らは一匹一匹は小さいがその集団行動の統率力は実に大したものだ、知っているだろうか?スズメは鳥獣保護法で狩猟鳥に指定されており、焼き鳥等に食用もされてきた。特に京都伏見稲荷では門前の名物になっている。しかし、現在は需要の低下、狩猟者の高齢化により、およびスズメの個体数減少により捕獲されるスズメの数が減ったことによって今では雀の焼き鳥など滅多にお目にかかれない。これは私からのちょっとしたトリビアならぬ鳥ビアである。

子供「うわ――――ッ!デッカイオウムだぁ――――――――ッ!」

子供「あんなのがオウムかよ?おかしくないか?」

何オウムだと!?こんな都会で野生のオウムがいるなんて本当なのか!?疑問に思いつつも私の好奇心は抑えられない子供たちが見ている方に私も視線を向けるとそこには……

オウム?「ああん?何撮ってやがるんだ若造が?」

一ノ宮「…………」

そこにいたのはオウムの覆面を被った正真正銘の人間であった。彼は一体何がしたいのだろうか?

オウム?「おい!おめぇのことを聞いてんだろカメラ小僧が!」

一ノ宮「あ、私ですか?」

オウム?「この場でカメラ持ってる野郎なんざおめえしかいねぇだろうが哺乳類が!」

オウムの覆面を被った人物は表情事伺いしれないがその様子からしてあまり機嫌がよく無さそうである。

オウム?「おめぇ何でカメラなんて持ってうろついてやがるんだ?この辺に何か面白れぇもんでもあるのかよ?」

一ノ宮「あ、いえ、私は野鳥観察……バートウォッチングが趣味なものでしてカメラでこうして鳥たちの自然な姿を撮っているのです」

いきなりオウム?に話しかけられて戸惑いかけたがここは平静を装って応対する。

オウム?「ああん?バードウォッチングだとぉ?」

一ノ宮「はい、あのそれが一体……」

オウム?の声がなぜだか怒りが混ざったように感じてどうかしたのか聞こうとした矢先、

オウム?「ざけんなごらぁ―――――――――――ッ!!俺達鳥類は人間共の見世物とかじゃねぇんだよぉ―――――――――――――――――ッ!!」

一ノ宮「……ええと、アナタは人間ですよね?」

オウム?「オウムの顔したのが人間なわけねぇだろうがコラァ――――――――――――――ッ!!」

一ノ宮「オウムが手を持ってるわけないですよね?」

オウム?「そこに座れやコラァ――――――――――――――――ッ!!」

一ノ宮「えぇ――――……」

こうしてなぜか私は謎のオウムに一時間以上の説教を受ける羽目となった。



※前回のあらすじ



少年の持っていた給食費をネコババした源三。しかし、ユーにゃんの賢明な活躍によって源三はついに降伏して給食費が入った封筒をユーにゃんに手渡して万事解決。ユーにゃんはそれを届けに行こうとしたのであったがなんと!何も入っていなかったのだった!源三にまんまと騙されてしまったユーにゃんは急いで源三を追いかけるのだったが、そのころ源三は源三で……





ユーにゃん「うにゃうにゃ!」

少年「あ、俺の給食費拾ってくれてたんだ!」

ユーにゃんは取り戻した給食費を学校の近くで探し回っていた少年に無事届けることに成功していたのだった。

ユーにゃん「うにゃ!」

少年「ありがとう猫さん!」

少年はユーにゃんに感謝して、丁寧にお辞儀をしていた。一仕事やり終えたユーにゃんは主人である絵梨が返ってきたときに驚かさないように先に家に帰るのだった。そして、そのころの源三は!


源三「さぁ、おぼっちゃま!こちらなどはどうでしょうか!?」

少年「まぁまぁかな~」

なんと、源三はぶつかったお金持ちの少年に対して、ゴマをすりまくった結果、観光案内をすることで許してもらっていたのだった!

護衛「もっとお坊ちゃまを楽しませろ」

源三「ははっ!次はもっと楽しいところを紹介するのですじゃ!」

源三は強面の護衛に脅されて必死に職務を遂行したのだった……

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