第15.5話 その後の源三とコザクラインコ+登場人物紹介
※カラスに追われる源三を見届けて、インコは宮永家に自力で戻ったのである。そしてその後……
絵梨「コザクラインコはウィキペディアでは活発な性格らしいけど何だかこうして接してると一途な感じだね~」
ユーにゃん「にゃんにゃ~」
絵梨はユーにゃんと共に少しだけ宮永家で預かるコザクラインコと接していた。
楓「聞いた話なんだけどね、コザクラインコは好き嫌いがはっきりしててね、嫌いな相手に対しては攻撃的になるけど、認めた相手に対しては一途に愛情を向けるんだって。きっと絵梨とユーにゃんはこの子に気に入られたんだね~」
ゲージに再び入ったインコは源三に対する接し方とは打って変わって絵梨やユーにゃんを受け入れて懐いていた。
絵梨「良かった、インコも悪意を持たないで接してみればこんな感じで仲良くなれるんだねユーにゃん」
ユーにゃん「うにゃにゃ~」
来牙「と言うか、爺さんはどうしたんだ?爺さんもこのインコを知ってるんだよな?」
楓「さぁね~、インコの事なら任せろだなんて言ってたけどいつの間にかどこかに行っちゃうし、どうしたんだろうね~?」
来牙「好き嫌いが激しいコザクラインコ相手に爺さんが上手くやれるって言うのが信じられないしな」
その頃源三はと言うと……
ボス鴉「カァ――――――!カァ―――――――!!」
源三「は、はい!ただいま餌をお持ちしますのじゃ!」
カラスの集団に襲われた源三はそのまま人の居ない林の中に誘導されて、巨大で大勢の子分を連れたボス鴉によってパシリ同然に扱われていた。
ボス鴉「カァカァ!カァ――――!!」
源三「ち、違った!餌じゃなくってお食事でしたのじゃ―――――――!!」
ボス鴉から容赦のないクチバシでの乱れ付きがお見舞いされる。ここでは鴉の事を動物扱いは許されず、それゆえに鴉の食事を餌などと呼ぶことは禁句なのであった!
カラス「カァカァ―――!!」
カラス「クワァ―――――!!」
源三「はいはいは――――い!!子分の皆さんの分もワシが用意しますのじゃ!このワシが皆さんの分のお食事を全面的に支援するのでどうか突かないで欲しいのじゃ―――!!」
そう!ここでは源三は下っ端中の下っ端!ここにいるどの鴉よりも格下!源三に反論する権利も逆らう権利もありはしないのだった!
源三「おのれぇ――――!ワシは早くコザクラインコの代わりを手に入れなくてはならんと言うのに何でこんな目に!誰かワシを助けてくれなのじゃ――――――――!!」
ボス鴉「クァ―――――!!」←尻を突く
源三「ぎえー―――!尻は止めて尻はぁ―――――!!」
~登場人物紹介~
里村 有紗
CV:千本木彩○
身長154㎝ 体重43㎏ 年齢17歳
宮永来牙のクラスメイトの少女。ツーサイドアップの髪型の栗色で背中まで届くロングヘアーで青目の可愛らしい容姿だが、ロリ顔ド貧乳で胸の膨らみは極小。
アニメ、漫画、ゲームとサブカルチャーが好きなオタク少女、散々な成績も含めてダメオタ呼ばわりされること多々あり。
性格は極めて自由気ままで学校内に自分の漫画やゲームを持ってくる事はしょっちゅうある。さらに怒ると口調が荒くなることが多々ある。
沢渡 美咲
CV:日笠○子
身長162㎝ 体重48㎏ 年齢17歳
宮永来牙のクラスメイトの少女。緑色のセミロングヘアーでカチューシャを付けている。クールで凛々しい印象の目付きでバストサイズは少なくともDカップ以上でスタイル抜群ゆえに男子からの卑猥な視線を受ける日々。
普段は落ち着いた性格の常識人だが相当なガンマニアでサバゲーとFPSが趣味で銃が絡むと熱くなる。その腕前はもはや特殊部隊員顔負けとのこと。
今回紹介した登場人物は一番上の登場人物紹介にも追記します。




