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第87話 ああ、グルメ光津が続いている+源三の挑戦ニュースキャスター!

光津「昼飯食わないとな~」

完食から2時間も経たない12時前。グルメ光津は激しい空腹に見舞われて、一分一秒でも食事をしたい衝動に駆られていた。

光津「よし、美味そうな店を見つけてやったぜ」

光津が見つけたのはバーガーショップだった。昼時であればファーストフード店は客で賑わっていてもおかしくないのだが、今日は平日なので比較的席は空いており、レジにも大した行列は出来ていなかった。

店員「いらっしゃいませ。ご注文は如何なさいますか?」

光津「100円バーガー20個。持ち帰りじゃなくてここで食べるからね」

店員「2、20個ですか?」

光津「そうだよ、20個だよ」

一人で持ち帰りでもないにも拘らずいきなり100円バーガーとは言え20個と言う大量の注文に店員は思わず聞き返していた。が、光津の注文はこれで終わるわけがない。

光津「それとファミリーサイズのポテトとソーダとコーラとオレンジとグレープジュースをそれぞれ通常サイズで一つずつ。」

店員「ファミリーサイズのポテトとソーダとコーラとオレンジとグレープの通常サイズをお一つずつですね……」

20個の100円バーガーに加えて3~4人で食べる量のポテトに4種類のジュースと更に光津の注文は続く。

光津「それとソフトクリームを特盛サイズで頼むね~」

そしてデザートまでソフトクリームを最大のサイズである特盛で注文する始末だった。

光津「んじゃ、ここで待ってるから出来た奴からどんどん持って来てね~」

光津は早く食べたいがためにレジから最も近い席で待機して今か今かと注文を待ち侘びる。その頃厨房では……

店員「いきなりどうなってんだ!?平日の真昼間にいきなり100円バーガーが20個だって!?」

店員「ポテトファミリーサイズ入ったぞ!さっさと揚げるんだ!」

店員「ドリンクは4種類だ!全部ノーマルサイズでソフトクリームは特盛だからな!」

ファーストフード店にとって平日の昼間は最も客足が少ないはずなのに、光津一人の大注文によって一時的に見せの厨房は大慌てになっていた。

店員「お待たせしました!ハンバーガー5個出来上がりました!残りのご注文はもう少々お待ちください!」

光津「バグバグバグバグバグ!!次はいつ来るの?」

店員「今すぐにご用意いたします!」

最初のハンバーガー5個は一瞬にして光津の腹に吸い込まれるように消えて、店員達は全ての注文を作り終えるまで激務に追われるのだった。





光津「次は何にしようかな~?」

ファーストフード店の食事を終えてから家に帰る途中の車内でもう光津はそんな事を言っていた。

光津「そうだ、こういう時は何時ものバイキングだ!」

光津が言っている何時ものバイキングと言うのは平日の昼間なら一人1000円で60分間食べ放題のファミレス風のバイキング店である。平日の昼間にバイキングなど普通の社会人や学生では中々行ける機会はないのだが、無職の光津にとっては腹を満たすのに丁度良いお手軽な店であった。光津の車はすぐさま方向転換してバイキング店に接近する。そしてその頃バイキング店では……

店員「あの車は……店長!あの太った客の車が来ました!」

店長「き、来たか!とにかく料理を大量に作れ!」

光津が店に来るたびに店員達はそれまでとは比較にならないくらいに大量の料理をストックする仕事に追われるのである。

光津「待たせたな!」

店長「いらっしゃいませ!」

光津「んじゃ、いただきま~す」

挨拶もそこそこに光津は早速皿を手に取って店にある料理を次から次へと皿の上に乗せていた。餃子、炒飯、ハンバーグとランチの定番料理を次から次へと皿にのせてその辺の席に着くと。

光津「さて、次を取るか」

フォークも箸もスプーンも使わずに皿を傾けて皿の上に乗っていた料理をあっという間に口の中に放り込んで平らげていた。

光津「なんか、一々皿の上に乗っけるのは面倒だな」

そして光津は自慢の必殺技を発動する。

店員「お、お客様何を!」

光津「秘技、一挙食い!」

光津は店に置いてある料理を次から次へと料理を乗せている大皿ごと持ち上げてそれを次々と口の中に放り込んでいた。

客「…………」

客「…………」

その恐るべき光景を他の客は呆然と見つめていた、目の前で取ろうと思っていた食べ物が次から次へと光津の口の中に放り込まれていく有様を。

光津「店員さん!ミートボール無くなったから補充よろしく!次は唐揚げと卵焼きも放り込むからじゃんじゃん急いで補充してよ!」

当然、店側も全力で料理の補充を急ぐのだが、片っ端から料理を一気に大皿ごと持ち上げて口の中に放り込んでいく光津のペースに追いつく事は出来ず、時間が来る事には店の料理は完全に枯渇するのだった。


なんとまたしても次回に続く! 本当にしつこすぎるよby絵梨



~ニュースキャスターに挑戦する源三!~



とあるテレビ局でぶっちぎりの高齢爺さんキャスターがいたのであった。

源三「どうも、オールドニュースの時間じゃ」

源三は珍しくスーツを着こなし、眼鏡をかけているのだが、相変わらず敬語は苦手であった。

源三「では、まず最初のニュースじゃ。今日、都内の銀行が強盗に襲われました、犯人は現金を奪って逃走中です、そしてこちらが犯人の写真じゃな」

源三がそういうと、画面に犯人の顔写真が映された。

源三「犯人は今現在も逃走中、外出の際にはくれぐれもご注意くださいなのじゃ。それでは実際に被害にあった銀行におつなぎするのじゃ、現場の遠山とおやまさん!」

源三はマニュアル通り現場に待機しているレポーターの遠山を呼ぶと、画面は現場に切り替わったが。

遠山?「こちら遠山です」

源三「って、貴様さっきの顔写真の犯人じゃ――――――――――!!」

なんと、レポーターは銀行強盗とすり替わってしまっていたのだった!

源三「貴様!犯人の癖に何してるんじゃ!」

遠山?「え~、犯人は現金を奪った後、車に乗り込んで銀行から逃走した模様です」

源三「その犯人がカメラに映ったまま堂々と何を嘘ついとるんじゃ!」

遠山?「犯人は顔にマスクを被っていた模様で、現在のところ詳しい特徴は何もわかっていないとのことです」


数十分後


源三「え~、犯人は無事に逮捕されたみたいなのじゃ」

画面には警官に連行されている、遠山の姿が映されていたのだった。

源三「では、次のニュースなのじゃ。今日、公立高校で男子生徒がクラスメイトを殴打した挙句、教員の車を奪って逃走したとの事じゃ。その男子生徒はライオンヘアーで……」

と、言いかけてから源三はスタジオの中を見渡して気が付いてしまった。

源三(ADに紛れておる……!)

それは事件を起こした犯人がどういうわけかADに成りすましてすでに自分たちのすぐそばにいることであった!

源三(こ、ここで大声を出して刺激するか?し、しかし、凶悪な学生が目の前にいて、それを暴かれたら何をしでかすかわからん……こ、こうなったら……)

源三は意を決して決断した!

源三「次のニュースです」

それは見て見ぬふりをすることであった!

源三「お次のニュースは新しく出来た、人気のスイーツ店に関する情報じゃ」

すると、画面にはさっそく、お店の外観が映し出された。

源三「こちらが、巷で評判の美味しくて安いケーキ屋さんじゃ」

そして、今度は店主らしくおっさんが映し出される。

源三「こちらの店主さんは、数年前に脱サラしてケーキ屋を始めたそうじゃな」

が、いきなりそのおっさんを若い男が殴り飛ばしていた。

源三「えっとぉ……どうやら、本当の店主は今出てきた若い男の方で、さっきのおっさんは売り出し中の若手芸人じゃったそうじゃ。ああやって、他人が主役のニュース番組にこっそりとでて顔を広めようと必死なんじゃな~、それにしても……」

これまでの紹介したニュースを思い返して、源三は改めて思ったのであった。

源三「まともなニュース紹介がちっともないでは無いかぁ――――――!!」

ロクなニュース紹介にならず、源三は怒りをぶちまけたのであった。それに嘆いている源三に対して新しいニュースの情報がもたらされていた。

源三「なんじゃ?今度はどんなニュースじゃ?」

源三は半信半疑の状態でどんなニュースなのかを確認してみる。

源三「なになに?下校中の女子学生をターゲットにしていた連続盗撮犯の正体が判明したじゃと!?」

ここにきて、ニュースになりそうな話が来て、源三は再びやる気を取り戻した。

源三「なんじゃと?被害に何度も遭っていた女子学生が自分が隠し撮りされている様子を自らスマホで撮影して、それを警察に届けて、盗撮犯の素顔が判明したのか!これはすごいニュースじゃな!早速、判明した盗撮犯の写真を公開するのじゃ!」

源三の合図によって、盗撮犯の写真が映し出されたのだった。その盗撮犯の姿は外見年齢は60代後半で体形は少々メタボ気味で表情が完全ににやけまくっており……

源三「って、ワシじゃ―――――――――!!」

そう、なんとその正体は源三なのであった!

源三「ふふふ、全くもってあっぱれじゃわい」

するとさっきまでキャスターをやっていた源三はいきなり不敵に笑い始めていた。

源三「よくぞこのワシの正体を見破ったのじゃ!ふはははっ!面白い!そんな貴様にはワシがもうすぐ用意する闇の四天王と戦う権利をくれてやろうではないかぁ――――――――!!」


数分後


警官「盗撮の容疑で逮捕」

源三「せめてワシがもうすぐ用意する闇の四天王と戦わんか――――――――!!」

闇の四天王が出ることはなく、源三は通報によって現れた警官によって逮捕されたのであった!

そしてその頃、闇の四天王候補たちはというと……

四天王A「あ~あ、捕まってやがるぞ、恥ずかしい奴だな~」

四天王B「所詮奴はただの変態、僕たちが仕えるべき男ではなかったということさ」

四天王C「ふふふ、けどいずれ私たちが世に出るときは来ると思いますわよ」

四天王D「オッケー、いっちょ盛大に決めてやろうぜ、そう、盛大にね……」

ラッキー「えっとぉ~、砲台を向こうに向けて、火薬を詰めて、火を付けて、最後にトリガーを引けば……」


ドッゴォ―――――――――ン!!


四天王「「「「うぎょわぁ―――――――――――――!!」」」」

四天王全滅!ラッキーが暇つぶしで数千メートルほど離れたところから発射したミサイル弾によって跡形もなく焼き尽くされてしまったのであった!

ラッキー「ふぅ~、やっぱり火力だけじゃ兵器としては実用性が低いね、下手したら無差別攻撃になっちゃうから」

来牙「今ので遥か遠くから悲鳴が聞こえてきた気がするが、気のせいか?」

ラッキー「あはは、世の中いろんなことが起きてるからね^v^。もしかしてら誰かが何か変な事されて悲鳴を上げたのかもしれないね~^v^」

来牙「お前が原因だとは思わないのか……」

ラッキー「ところでお兄ちゃん、またラッキーと一緒にお風呂入らない?今度は大勢の仲間たちと一緒に泡まみれ風呂なんてあるんだよ~?」

来牙「……その泡まみれ風呂の仲間たちっていうのは……」

ラッキー「み~んな、ラッキーと同い年位の外見なんだよ~、みんなみ~んなお兄ちゃんと遊びたいって言ってるんだよ~」

来牙「全くしょうがないな~」


おわれ

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