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第86話 グルメ光津登場+死んだら入れ替わった源三と鳥飼

※グルメ光津の食って何ぼの食生活



光津「ふあぁ~」

朝の6時前。この巨漢の大男のグルメ大津の朝は意外と早い。


ぐぐぐぅ――――――!!


この腹から聞こえる大きな事はグルメ光津が空腹である事を示す音である。

光津「やばい、早く飯食わないと」

光津は台所に移動してカップ焼きそばを取り出してそこにお湯を入れていた。

光津「焼きそばだけじゃお腹空いちゃうから、これも食べないとね」

それは昨日の夜に買ってきていた冷凍の炒飯とのり弁だった。

光津「はぁ~、なんで炭水化物ってこんなに美味しいんだろうな~」

インスタント焼きそば+冷凍炒飯450g+のり弁。これが朝の6前後の食事だと言われて用意されても大半の者は喉を通らないのは言うまでもない。

光津「フゥ~、食った食った」

大量の炭水化物の食事を光津は5分も掛からないで軽く完食。

光津「おっと、デザートを食い忘れるところだったよ」

更にヨーグルトにイチゴジャムを並々に乗せてそれを平らげる光津。

光津「んじゃ、もうひと眠りするか~」

朝食を食べてまたすぐに寝るなど一般の社会人や学生であれば遅刻確定の有り得ない行動であるが光津は太り過ぎが原因で尽く仕事で失敗して現在無職なのでそれを心配する事無く親の仕送りで今の生活を維持しているのだった。

そして再び眠りについてから3時間近くが経過した頃に光津は再び目を覚ます。

光津「ふぁ~、朝飯食うか~」

3時間前に食べたはずである事にツッコミを入れたがる者もいるであろうが光津にとっては一日に朝食が二度ある事は当たり前だった。これを第一朝食、第二朝食と呼び分ける。

光津「歩くの大変だけど、少し頑張ろう」

光津は外出をする。と言ってもほとんど歩けないので外出は例外なく車での移動となるが。

光津「到着~」

光津が辿り着いた場所は朝から営業している牛丼屋だった。

光津「店員さん、何時ものお願い」

店員「はい、光津さんの何時ものね」

この時間帯に決まってシフトに入っている店員と顔見知りの光津が何時ものと注文すれば店員はすぐにメニューを出す。

光津「これこれ、朝はこれくらい食べないと元気でないからね~」

チーズ入り牛丼の特盛+キムチ豚丼の特盛+温玉入り焼き鳥丼の特盛。これぞ光津がこの牛丼屋のこの時間帯にに来る度に『いつもの』と言えば出てくる牛豚鳥三種の肉丼特盛セットである。

光津「紅ショウガも忘れないとね」

店員「あんまり使い過ぎないでよ。アンタ一人で瓶一つ空になるとか洒落になんないからさ~」

光津「ああそれとさ、もうすぐ捨てる予定のご飯あったら言ってよね!それに汁沢山かけて食べたいから!」

店員「勘弁してよ~、あんまりお客さんに捨てる予定のご飯とか出したくないんだからさ~」

こんな感じで店のメニュー以外にも廃棄予定の食品にまで集る光津である。が、彼の食欲はこの程度で納まる事はない。この僅か1時間後の事だった。

光津「さて、小腹がすいたから軽く食うか」

牛丼屋で牛豚鳥の特盛セットに加えて汁だくご飯まで食べた光津だったが、その一時間後には小腹が空いたなどと言って、スーパーの総菜屋の一個20円程度のコロッケを10個まとめて買い食いしていた。

光津「昼飯は何食おうかな~?」

そして豪快な完食をしながら早くも昼飯の事を考える光津である。



~死んだら入れ替わっちゃった!~



源三「お~い、鳥飼よ~」

鳥飼「んだよ源三?」

源三はニコやかな笑顔を浮かべた状態で源三に駆け寄ってきていた。そんな妙に機嫌のよさげな源三の方を見てみると。

源三「時限爆弾見つけちゃった~(^^♪」

鳥飼「こっちに来るんじゃねぇ――――――――――!!」

タイマーが0になる寸前の時限爆弾を持ってきたのであった(笑)


ジュッド―――――――ン


二人「「ぎょわぁ―――――――――!!」」

こうして、二人はお亡くなりになり、亡骸となった肉体からは背中に羽が生えて、頭に輪っかが出現した霊体となり、天に召されるのだったが……

鳥飼「くそ爺が!なに、この俺を巻き込んで死んでやがるんだ!死ぬならテメェだけで死ね!」

源三「なんじゃと!?せっかく時限爆弾を見つけたのに誰にも見せずに終わるわけにはいかんじゃろうが!ていうかなんで貴様は時限爆弾を止めんかったんじゃ――――――――!!」

鳥飼「それ以前にそんなもん拾ってんじゃね―――――!!」

霊体となりながらも源三と鳥飼は醜く争うのであった。

鳥飼(クソが、このままあの世に行っちまうなんて納得がいかねぇ!どうすれば……)

と、考えていた鳥飼は倒れたままの自分と源三の亡骸を発見する。遺体の損傷は大したことがなく、旗から見ると単に気絶しているだけにも見える程度だった。

鳥飼(あそこの身体に入れば生き返られるかもしれねぇ!いや、まてよ……)

鳥飼はそこで、源三に対する盛大な仕返しを思いついたのだった。

鳥飼「うおらぁ――――――!!」

源三「き、貴様、ワシの身体に!?」

鳥飼は一気に地上に向かって移動し、源三の身体に入り込んだのであった!

鳥飼「どうだ!源三の身体を乗っ取ってやったぜ!」

源三「ななな、なにぃ――――――――――!!」

身体は源三であるが、中身は鳥飼の状態と化したのである!

鳥飼「見てやがれよ源三!テメェの身体で馬鹿なことやりまくって大恥かかせてやる!」

源三「な、なんじゃと!?貴様なんつーことをやろうとしておるんじゃ!」

動揺する源三を他所に源三の身体を乗っ取った鳥飼は軽い足取りで移動し始める。

鳥飼「おっ!」

源三「え、絵梨!」

鳥飼が見つけたのは源三の孫娘の絵梨であった。

鳥飼「絵梨ぃ~」

絵梨「あ、お父さん」

未だに霊体の状態の源三が不安げに見つめる中、源三の身体を乗っ取った鳥飼は……

鳥飼「股間が冷たいのぉ~^v^」

お○っこをしながらにこやかに絵梨に近づくのだった。

絵梨「お、お父さん!変態やりながら近づかないで!」

鳥飼「まぁまぁ、そういうなって。仲良く親子でお散歩タッションなんてどうだ~?」

絵梨「い、いやぁ!もう絶縁させてよ!身内でいるのが嫌だから!」

源三「ち、違う!わしはそんなアホなことはせん!そいつは鳥飼なのじゃ!」

絵梨は源三の中に鳥飼がいるなどとは全く思っておらず、源三を徹底的に変態扱いして拒絶するのであった。その様子を見て鳥飼は更に次の行動を起こす、空を見上げた鳥飼は大きく息を吸って大きな声を出すのである。

鳥飼「女子中学生のおっぱい吸いてぇ――――――――――――!!」

絵梨「さ、最低……」

源三「や、止めんか―――――――!!わ、ワシはそんなド変態ではない!女子中学生のおっぱいを吸いたいなど……思ってるだけじゃ―――――――――!!」

まさに他人の身体になることによって普段では恥ずかしさや世間体などによってできないことでも出来てしまうのが人間の恐ろしい一面であった。

源三「ま、まてよ、鳥飼の身体はまだ倒れたままじゃったな」

が、源三も思いついていた。自分も鳥飼の身体に入って、身体を乗っ取れるのではないかと。





鳥飼「おお!そこの貧乳のJK!おっぱい吸っていいか?良いってか!?」

有紗「変態が近づくんじゃねぇ!触っても吸っても、見ても半殺しだぞコラァ!!」

鳥飼は更に調子に乗ってその辺で偶然通りすがっただけの有紗にまでセクハラ行為を働いていた。

絵梨「こ、殺さなくっちゃ……コイツは殺さなくっちゃ!!」

その余りにも恥知らずな行動を

源三「待たんか鳥飼ぃ――――――――――!!」

鳥飼の身体に乗り移った源三が止めに入ったのであった!

鳥飼「て、テメェ!」

源三「今の今までよくも絵梨の前で恥をかかせてくれやがったな!今度はわしの番じゃ―――――!!」

源三は鳥飼の身体に乗り移った状態で床に這いつくばる。

源三「おお―――!!女子のスカートの中が見える見える!お主は赤!お主は白!お主はピンク!見える見える見えるぞぉ――――――――!!」

堂々とスカートの中を覗きまくるのであった!

有紗「うわぁ!アンタまでなにしてやがんだよ!」

絵梨「どっちから殺そうかな……?どっちもクズだしな~……」

鳥飼「この野郎、俺の身体でふざけやがって!だったらこっちはケツだけ星人だ!ぶりぶりぃ―――――!!」

源三「ウンコダンスじゃ!ウンコに乗って~、ウンコのステップじゃ――!!」

鳥飼「フルちんの歌!フルちん!フルちん!フルちん!」

源三「どうだ!絵梨!コイツの恥ずかしさを見たか―――――――――――!!」

鳥飼「いや!コイツの方が圧倒的に恥ずかしかっただろ――――――――――!!」

絵梨「二人とも自殺して、そうすれば誰も罪の問われずに済むからさ」

絵梨は考えた末に自分では手を汚さずに源三と鳥飼に自殺を進めるのであった!

源三「…………」

鳥飼「…………」

有紗「うん、この人たちを始末するのに誰かが逮捕されてたら馬鹿らしいからね、なるべく早いうちに自殺した方が良いと思うよ」

有紗からも死を望まれる二人であった!

絵梨「あ~あ、帰って変な人たちのことを忘れられるアニメみたいな~」

有紗「変態を殺すゲームなかったかな~」

そして有紗と絵梨は源三と鳥飼を無視して去っていったのだった。

源三「元に戻るか?」

鳥飼「ああ、戻った方が良いな」

こうして鳥飼と源三は再び元に戻ることを決意したのだった。





源三「で、どうやって元に戻るんじゃ?」

鳥飼「とにかくよ、俺たちは死んで霊体になった状態でお互いに別々の身体に乗り移ってこうなったわけだな」

源三「そうか、もう一度死んで、霊体になった状態で元の身体に戻ればいいんじゃな」

こうして、源三と鳥飼は元に戻る為に、まずはいったん死ぬことを決めるのだった。

源三「ワシと貴様、二人とも死んでなければならんな」

鳥飼「一発で確実に死ななくちゃならねぇ、さっきの時限爆弾の時見たいにな」

源三「そうじゃな、一撃で死ぬ方法……」

源三と鳥飼は一発で確実に死ぬ方法を考え続けた、その結果……

ラッキー「本当にこれで入れ替われるつもりだと思ってんの~?」

源三「おう!頼むのじゃ!」

鳥飼「さくっとやってくれ!」

源三と鳥飼はラッキーに事情を説明した結果、ラッキーはすんなりと二人の言うことを理解してくれたのだった。天才的なラッキーの頭脳に感心しつつ、ラッキーに元に戻りたい故を説明するとラッキーはとある機械を持ってきてくれたのだった。

ラッキー「高出力ブラスターキャノン砲で~す♪」

二人「「おお~」」

それはガトリング法の様な砲台が付いた、車体であった!

ラッキー「これを浴びれば肉体は殆ど損傷することなく即死できます。綺麗な遺体が欲しい時に重宝するんだよ~」

源三「流石じゃ!これで死ねば元に戻れるのじゃな!」

鳥飼「ったく、本当にほっとするぜ」

ラッキーはさっそくブラスターキャノン砲の出力をアップさせ、発射準備を整える。

ラッキー「まもなく発射しま~す。放射線状に立ったままにしてね~」

源三&鳥飼「「おお~」」

ラッキー「はい、はっしゃ~♪」

巨大なブラスター砲が源三と鳥飼のそれぞれ入れ替わった肉体に浴びせられるのだった!

源三「おお、意識が遠のいていく……」

鳥飼「これで、元に戻れるな……」

源三と鳥飼は安らかに死を迎えるのであった……

ラッキー「うん、確かに死んだね……あら?」

ラッキーは霊体が見えるゴーグルを見て気が付いてしまった、霊体と化した源三と鳥飼が吹き飛ばされていく姿を。

源三「のわぁ――――――――――!!」

鳥飼「どうなってんだこりゃ――――――――――!!」

ラッキー「ブラスター砲は霊体に対しても有効なんだね、新しい結果が分かっちゃった♪」

こうして、化学は進歩するのであった!


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