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第80話 成功するかラッキーの研究室に忍び込め!

※クイズ今井の日常は問題だらけ



ここは今井家、今井家の妻は朝の6時には朝食を作るために起床する。

今井「ここでクイズです」

妻「はい……」

そしてその前に必ずと言っていいほど夫の今井がクイズを出題するのである。

今井「今日の朝食で、私、クイズ今井が食べたいメニューは何でしょう?

A・トン汁

B・サーモンのムニエル

C・目玉焼き

D・湯豆腐」

妻「Dの湯豆腐で」

ちなみにクイズの正解率はDが100%である。

今井「ファイナルアンサー?」

妻「ファイナルアンサー」

今井「…………」←歯を震わせる

妻「…………」←無表情

今井「…………」←唇を震わせる

妻「…………」←無表情

今井「…………」←足を震わせる

妻「ふぁ~」←欠伸

毎朝やっているやり取りなので妻の反応は適当である。

今井「正解!と言うわけで今日の朝食は湯豆腐で宜しく~」

こんな感じで今井家の朝食はクイズによって決まるのである。





今井も一家の大黒柱で立派な社会人である、勤め先に向かうために毎朝通勤ラッシュのバスに乗っている。

アナウンス「停留所に到着します、バスから降りたいお客様はボタンを押してください」

車内アナウンスをが流れる、目的地が間近だった今井はそこでボタンを押す。

運転手「はい、820円になります。お支払方法は?」

このバスでの料金の支払い方法は主に三つある一つ目は従来通りの現金払い、二つ目はクレジットカード、三つめは携帯を使っての電子マネーでの支払い、四つ目はバスの乗車券を使うかである。

今井「はい、クイズです!」

運転手「はぁ……」

なので今井はこれに関してもクイズを出題する。

今井「私がバスの乗車料金の支払い方法として選ぶのはどの支払方法でしょう?A・クレジットカード

  B・現金払い

  C・電子マネー

  D・バスの乗車券」

運転手「Dの乗車券で」

この運転手も毎日のようにこのクイズ今井に絡まれている為か、完全に慣れた様子だった。

今井「ファイナルアンサー?」

運転手「後がつっかえてるからサッサとしてくれよ!」

しかし、今井の遊びに付き合ったことは皆無なのである。朝の通勤ラッシュでバカなクイズで時間を潰されるのは乗客にとっても運転手にとっても良い迷惑だった。

そして今井は会社の到着するのだが……

上司「今井!何を30分も遅刻しておるのだぁ!」

会社に遅刻して上司から雷を落とされていた。

今井「すいません」

上司「これで何度目だ!今日と言う今日は遅刻の理由を聞かせてもらうぞ!」

以前にも何度か会社を遅刻している今井は上司に何度も叱られており、それに関して、いよいよ事情説明を迫られていた。

今井「ここでクイズです」

しかし、それは今井にとってクイズを出題する大チャンスでもある。

上司「…………」

無論、上司のボルテージはさらにアップするのだが。

今井「私、クイズ今井が会社を遅刻した理由は何でしょう?A・バスに乗り遅れた

                           B・家を出るのが遅かった

                           C・寝坊

                           D・降りる場所を間違えた~。さぁ、正解はどれ!?」

上司「き、貴様……ふざけるのもいい加減にせんか……!」

今井「さぁ、正解をどうぞ?」

今までにも何度も同じことをやっているので上司の堪忍袋の緒も限界に達していた。

上司「正解などどうでも良いわぁ――――――――!!」

今井「大正解!この中から選ぶだけがクイズじゃない、正解はヒントも何もなく、自力でコツコツと導かないと分からないとw太氏は伝えたかったのです!」

上司「貴様は首だぁ――――――――!!」

こうしてクイズ今田は明日から職探しに奔騰することになるのだった。



~宮永源三の温泉大作戦!~



源三はラッキーの研究所から温泉を掘り当てるドリルを盗み出して、一儲けしようと企んでいた。

薮井「そ、そんな物があるとは……!それがあれば私は再び成り上がれるのか!!」

鳥飼「マジか……あのガキの根城はやばいだろ……」

源三はその悪だくみに鳥飼と薮井を巻き込もうと声を掛けたが、なにせ源三と鳥飼は以前にもラッキーの研究所に忍び込んで大変な思いをしているのであった。

源三「ヤバいとはなんじゃ?ガキ一人くらいワシらの敵ではないじゃろう?」

鳥飼「オメェ、失敗を忘れるから何も学ばねぇって事だな……」

が、源三はその時の経験を既に忘れており、鳥飼を呆れさせていた。

鳥飼「とにかく俺はやらねぇぞ!どうなっても知らねぇからな!」

鳥飼は付き合いきれず、さっさとその場から去ってしまった。

源三「全く臆病者め!一度や二度の失敗で怖気づきおって!成り上がるチャンスを勿体ないわい!」

薮井「しかし源三、あの小娘の天才的な頭脳は本物だ、どうやってあの家の中に入ってバレないように奪うのだ?そもそもそんなドリルはどこにある?温泉を掘ることが出来るドリルなら相当な大きさのはずだぞ、それらしき物は見当たらんが……」

源三「きっと隠してあるんじゃ!奴の研究所には確か地下室があったのを覚えておる!きっとその地下にあるんじゃ!」

全て、源三の憶測であった。実際にラッキーが開発した温泉を掘るドリルもどこにあるかは全く検討など付かないのである。

源三「というわけでワシは早速奴の研究所に忍び込む!」

薮井「う~む、色々と不安ではあるが私がホームレスから這い上がるチャンスであるのなら逃すわけにはいかんな」

こうして源三と薮井は身の危険も顧みずにラッキーの研究所に入り込み


………


……



ラッキー「悪い人たち確保ぉ~」

あっさりと捕まったのであった(^◇^)

薮井「ええい!ドリルのドの字も見つけられずにこのありさまではないか!」

源三「う~ん、うっかり入った瞬間にオナラをしたのが悪かったのかのぉ~?」

ラッキー「あはは~、正面から入ったところで、カメラにバッチリと映っちゃうんだから見え見えだよぉ~、防犯センサーに反応してランプとサイレンでバレバレじゃんか~♪」

と、このような感じであっさりと見つかってしまった源三と薮井は檻の中に入れられてしまっていたのだった。

ラッキー「ところでお爺さん達、ラッキーの温泉を掘るドリルを探しに来たんだよね?」

源三「そうじゃ!ワシらも温泉を掘り当てて一攫千金を目指してるんじゃ!」

薮井「た、頼む……君の天才的な頭脳の恩恵を私にも分けてくれ……私が成り上がるために!」

ラッキー「ドリルならあるよ」

二人「「ほえ?」」

源三と鳥飼はラッキーの言ったことがどういうことなのか到底理解できなかった。

源三「ど、ドリルがどこにあるじゃと?」

ラッキー「だから、ここがドリルの中なんだよ~、正確にはドリルのコクピットだね^^」

源三「ど、ドリルのこ、コクピット……?」

ラッキー「そうそう、ラッキーが開発した巨大ドリルはね、穴を掘ってる最中にも常にすぐに色々と調整したり、時には手動操作が出来るようにコクピットを備えてて、ここがそのコクピットの中ってことなの~」

薮井「な、なに!?と、という事はこの我々が今いる場所がドリルのコクピットだという事は!!」

ラッキー「実は今も着々と穴を掘り進めてるんだよね。今度は地下に部屋を作りたいからそのための穴掘り作業をね~」

源三と薮井は捕まっている状態だというのに、何とかしてこのコクピットを乗っ取って、このドリルを自分たちの物に出来ないかと考え始めていた。

源三「わ、ワシらを、ど、どうするんじゃ~?」

ラッキー「薬漬けにして、ここで見た事の記憶を全部消しちゃおうかと思うの(^◇^)」

薮井「く、薬づけぇ―――――――――!!」

聞き捨てのならないラッキーの台詞を聞いてしまった薮井は恐怖の雄たけびをあげていた。

源三「ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!ハックション!」

薮井「やかましいぞ源三!この状況下でくしゃみを何十連発もしてるのだ!」

源三「あ~、花粉症がキツイのじゃ~……え?なんじゃって?」

薮井「この幼女が私たちを薬漬けにしようとしているのだぞ!」

源三「薬漬け?じゃったら花粉症に効く薬を頼むのじゃ、花粉症がきつくてのぉ~」

ラッキー「そんな薬はいりません!これからお爺さん達の記憶を発症するために薬漬けにするんだから!」

源三「ななな……なんじゃってぇ―――――――!!」

薮井「驚くタイミングが遅すぎるわぁ―――――――――――!!」

ラッキー「もう説明しないからね……」

今頃驚いた源三であったが、既に聞いている薮井と、既に説明済みのラッキーにとっては鬱陶しさが勝っていた。

ラッキー「はい、問答無用で薬漬けにします!記憶を消します!今までに送ってきた人生の記憶が全て消えるかもしれないから覚悟してね~」

源三「恐ろしい事を言うな――――――!!」


びー!びー!びー!


そこで、急にサイレンの音が鳴り響いていた。

ラッキー「また侵入者?ラッキーのお家に不法侵入する人が多くて困るなぁ~」

モニターに監視カメラの映像を映すと。

鳥飼「くくく、今頃あの馬鹿どもが捕まってる頃だろうな。今のうちに俺がドリルを手に入れてやるぜ」

忍び込んでいたのは鳥飼であった。

ラッキー「あらら、もう一人のお仲間さんがいないと思ったら、そういう事だったんだね~」

源三「あのクズめ!私たちを囮に使って自分だけ得をしようと企んでおったんじゃな!」

薮井「だがバカは奴だ!ドリルは我々がいるここなのだから手に入れられるわけがない!」

モニターに映っている鳥飼は源三達をバカにしながら、堂々とラッキーの家の敷地内を物色していた。

鳥飼「確か、この家のクローゼットが地下の研究室につながるエレベーターだったのだな」

以前ラッキーの研究室の事を覚えていた鳥飼は早速ラッキーの研究室に繋がるクローゼットを開ける。

鳥飼「燃えるぅ―――――――――――!!」

が、開けた瞬間にクローゼットの中に入っていた火炎放射器が源三目掛けて火を噴いたのであった!

源三&薮井「…………」

ラッキー「ふふふ、既にクローゼットは改造済みなのでした~。赤の他人に知られたからには何時までもあのままにしておくわけがないじゃん!」

火炎放射器で焼かれた鳥飼はその場で倒れ、宙に浮いているドローンのような機械が鳥飼を捕まえたのであった。





鳥飼「ここはどこだぁ!?」

源三「敢えて言うなら地獄じゃクズ!」

薮井「あのまま焼死してしまえば良かったのだ!」

あの後、鳥飼もここに連れてこられたのだったが、目を覚まして早々に源三と薮井の罵倒にさらされる鳥飼であった。

ラッキー「全くもぉ~、どうして良い歳してるお爺さん達が揃いも揃ってラッキーの研究室に不法侵入しちゃうんだか……」

相変わらずニコニコした笑顔のラッキーであったが、額には皺がにじみ出ており、静かな怒りを感じさせていた。

ラッキー「悪いお爺さん達はいっその事こうしてやるぅ――――――――!!」

はたして源三達の運命はいかに!?

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