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深層領域 1

 自分の中で最も自信のあるものは何か、と問われれば、レティシアは迷うことなく人を見る目と答えるだろう。


 或いは迷うことがあるとすれば、それは剣の腕ということになるだろうが、それに関しては明らかにクラリスの方が上だ。

 別に一番でなければ自信が持てないということはないのだが……そのクラリスを見出したのはレティシアなのである。

 それを考えれば、やはりレティシアにとって最も自信が持てるものは、人を見る目以外に有り得なかった。


 ともあれ、そんなレティシアであるが、文字通り一目見ただけで欲しいと思った人物は、今まで生きてきた中で二人しかいない。

 そのうちの一人がクラリスなのではあるが――


「うむ、やはり妾の目は確かだったようだな。……まあ、さすがの妾でも、ここまではとは予想外ではあったが」


 眼前の光景を眺めながら、レティシアは呆れを隠さずに呟く。


 だがそれも仕方のないことだろう。

 何せ先ほどまでは、確かに石造りの部屋に居たのだ。

 それが、めまいのような感覚を覚え……気が付いた時には、周囲を巨大な木々で囲まれているなど、誰が想像できるというのか。


 それでもすぐに何が起きたのかを理解出来たのは、少し前に同じような経験をしていたからである。

 しかし同時に、それが信じられない――否、有り得ないと思ったのは、まさにその経験故だ。


 何故ならば――


「い、今のって……転移、ですよね……?」


 呆然と呟いたクラリスに肩をすくめたのは、呆れたからではない。

 それが当然の反応だからだ。


 転移。

 言葉にすれば単純であり、つまりはここではない何処かへと一瞬で移動することである。

 先ほどギルドの地下から迷宮へと移動した際にも用いられたものでもあり、だがそれに驚くことがなかったのは、そういったものが存在しているということは予め知っていたからだ。


 そもそも転移というだけであれば、レティシアは何度も経験している。

 稀ではあるものの、そういったことを可能とする魔導具は存在しているし、王族の端くれである以上、時折それが必要な場面というものもあるのだ。

 実際緊急避難用ということで今も一つは持っているし、迷宮都市に来た際にも使っている。


 だが。


「相変わらずと言うか何と言うべきか……むしろ、以前よりもさらに規格外になっておらぬか? 幾らなんでも、遺失魔法を使えるようになっているとは、予想出来ないにも程があろう」

「いや、別にそんなことはないと思うけど……って、あれ? 転移って高等魔法とは言われてたけど、遺失魔法じゃなかったはずだよね?」

「妾も伝え聞いた話だから詳しくは知らぬが、使える魔導士が現存しなくなってしまったため、今回から遺失魔法に含まれるようになった、という話だったはずだな」

「……現存、してるわよね」

「してるですねえ。それとも、ここに居るアランは実は死んでたとか、そういう話です?」

「勝手に人を殺さないで欲しいかなぁ」

「そっちのがマシかもしれぬがな」


 何せ遺失魔法というのは、文字通り世界から失われたはずの魔法である。

 それをアランが使えるというのは、実は失われていませんでした、で終わる話ではないのだ。


 魔法というものは、基本的に魔導士が思い描く通りのものを作り出すことが出来るが、例外が一つだけある。

 それは、既に同様の効果を発揮する魔法が存在している時だ。

 その場合それを使うには、覚えている者から教わる以外になく……だからこそ、遺失魔法などという分類が存在しているのである。

 そこに分類されている魔法の効果は、二度と使うことが出来ないということだからだ。


 つまり本来であれば、転移の魔法は二度と誰も使うことが出来ないはずであり……だがアランはそれを使えるという。

 否、実際に自分で体験した以上、間違えなく使えるのだ。


 それが他の誰かであれば、遺失する前に、それを使えていた誰かに教わっていた、という可能性も有り得るだろう。

 だが相手はあのアランだ。

 ほぼ確実に自分で作り出したのだろうし……それは即ち、アランは遺失魔法であろうと、再現が可能だということである。


 それがどれほどの衝撃を受けることであるかは、魔導士以外には分からぬことであろう。

 まあつまりは、レティシアには完全に理解することは出来ない、ということではあるのだが。


 しかしレティシアは、同時に魔導士に関して相応の知識を持っているという自負もある。

 故に、それがどれほどの厄介事を引き寄せるかということも、それなりに理解しているつもりであった。


 端的に結論を言ってしまうのであれば……おそらくは、それを国に知られてしまえば、アランは二度と日の目を見ることは出来なくなるだろう。

 それは両親の力を以ってさえ、である。


 だがそれは、国家の利益を考えれば、むしろ当然のことだ。

 アランという個人と、国家全体。

 その二つは比べられるものではないし、どちらを優先するかなど、考えるまでもない。


 王女ということを考えれば、尚更であった。


「……これは本当に、何と言うべきか、というところですわね。誰かに知られてしまえば厄介なことになるということは分かっていましたけれど、予想外の方向から厄介事がやってきましたわ」

「……本当に、さすがよね」

「いや、これに関しては僕に責任ないよね?」

「責任はありませんが……誰が原因かと言われてしまうの、その……」

「クラリス、はっきり言ってやるのも優しさですよ? アランが悪いと言ってやるといいです」


 しかし。

 レティシアが目の前の光景に目を細めたのは、単にそれを見て懐かしいと、そう思ったからだ。

 学院……魔導学院に通っていた頃には、よく見ていた光景であった。


 あれからたったの二ヶ月だ。

 それだけしか経っていないにも関わらず、懐かしいなどと思うことに、逆に不思議さすら覚える。

 それはそれだけ、冒険者としての生活が充実していた、ということではあるのだろうが……同時に、もう騎士学院に通っていたという言い訳が出来ないということも自覚せざるを得ない。


 例えば、ただの学院生であれば、何を見て何を知ったとしても、それを報告しないという手を使うことも出来たのだが――


「……む? いや……そんなこともないか?」

「うん? どうかした?」

「いや、なに……そういえば、妾は今レティという名のただの冒険者だったということを、ふと思い出しただけだ」


 そう、クラリス達に色々と言われ、渋々ながらレティシアはそういうことになっている。

 で、あるならば――


「妾が何を見聞きした、と言ったところで、それは一冒険者によるただの戯言。うむ、ならばそのような戯言を誰かに聞かせるべきではないな。聞かせても邪魔になるだけならば、妾は大人しく黙っているべきだろう」


 うむうむと、素晴らしい考えだとでもいうように頷けば、そんなレティシアに向けられたのは苦笑――ではなく、ただの笑みであった。

 クラリスだけは、僅かに驚いた後で、仕方ないとでも言いたげな表情ではあったものの、その他の者達の顔に、驚きや呆れはない。

 まるで、そう言うと知っていた……否、信じていたとでもいうが如きものであり……何となく気恥ずかしくなり、つい視線を逸らした。


「な、何なのだ、その顔は? 妾は、ただ当たり前のことを口にしただけだぞ?」

「うん、そうだね……当たり前のことだね」

「ですが、同時にさすがだとも思いますわ。ええ、王族というものは、そうでなくてはなりませんわ」

「だから妾は王族ではなく一冒険者だというに……ええい! この話は止めだ止め! それよりも、ここは結局何処なのだ? 転移したということは、別の場所なのだろうが……妾はこのような場所見たことがないぞ?」

「いえ。別に場所そのものは移動してないわよ?」

「ああ……確かに、同じ場所といえば、同じ場所ですね」

「? どういうことですか……?」

「簡単なことだよ。ここはやっぱり、さっきまで居た禁忌の迷宮内だってこと。まあただ、第二十階層の、だけど」







「ふむ……つまり、ギルドの忠告を無視した、ということか」

「まあそういうことになるんだけど……でも、こうも言うでしょ? 言わなきゃバレない」

「なるほど、確かにその通りだな」

「ひ……レティさん、それは頷いたら駄目なやつです」

「む……? だが、それは妾もよく言葉だぞ? つまり、妾も駄目ということになるが……というか、アラン達も駄目ということになるが、それは良いのか?」

「そ、それは……」


 口ごもったクラリスに、レティシアは苦笑を浮かべる。

 そこは別に頷いても構わないところだと思うのだが、相変わらずそういった融通はいまいち利かないらしい。


「はいはい、そこはクラリスをいじめない」

「いじめてなどいないぞ? もっとクラリスが柔軟性を身につけられるようにと思って言っているだけだ」

「いじめっ子がよく言うことよね、それ?」

「いじめっ子ってのは、どこでも変わらねえもんなんですねえ……」

「い、いえ……私に柔軟性がないのは事実ですから。ひ……レティさんも、本当に私のことを考えて言ってくれているんだと思います」

「むしろそういうところこそが、柔軟性がないと言われるゆえんだと思うのですけれどね……」


 完全に同意だったので、苦笑しつつも頷いた。


 だが実のところ、これでも大分柔らかくなった方なのだ。

 初めて会った頃からすると比べられないほどであり……特にその傾向が増えてきたのは、アラン達と出会ってからだろうか。


 人によってはそれを、悪影響を受けた、とでも言うのかもしれないが……まあ、レティシアなどは最初からこうなのだ。

 ならば、何の問題もないだろう。


 さらにそれは、冒険者になってからより顕著となった。

 やはり様々な人物と接し、今までであれば想像もしなかったようなことを経験できるのがいいのだろう。


「……うむ。そう考えると、やはり冒険者になってよかったというものだな」


 もっともそれは、レティシアの成果というよりは、アランの成果と言うべきなのだろうが。


「うん? 何か言った?」

「いやなに、こんな経験が出来るなど、やはり冒険者になってよかったと、そう言っただけだ」

「まあ確かに、こんな経験は冒険者にでもならねえと出来ねえですよね。……普通は冒険者になっても出来ねえ気がするですが」

「うむ。さすがはアランというところだな」

「いやいや、これに関しては僕本気で無関係だと思うけど?」


 まあ確かに、ここがこうなっていることに、アランは関係がないだろう。

 だが、アランがここに来なければ……冒険者にならなければ、レティシア達もここに来る事がなかっただろうことを考えれば、それは間違いでもないのだ。


 そもそもの話、レティシアが王族だからといって、普通冒険者になるなど有り得るわけがない。

 否、むしろ王族だからこそか。


 名前を偽ったところで意味がない。

 あれは所詮建前であり、本来はその程度のことでなれるようなことではないのだ。


 それは、仮にレティシアが命じたところで同じである。

 何故ならば、そのさらに上……国王が許可する事がないからだ。


 まあ、当然である。

 国の管理下に置こうとも、敢えて中立という立場を守らせてきたのだ。

 そこに王族の一人を所属させるなど、今までの苦労が水の泡となる可能性すらある。


 だから、その可能性を受け入れてすらレティシアが冒険者になることを許可したのは、相応の理由があってのことなのだ。

 そして、それが何であるのかは……今更言うまでもないだろう。


 どうやら、何だかんだ言って、まだアランを取り込むことを諦めてはいないらしい。


「……ま、それこそ妾には関係のないことではあるがな」


 そんなことよりと、その場で周囲を見回す。

 本当に、そこは興味深い場所であった。


「うーむ……下に行くごとに構造が変わる、広くなる、罠が増える、などということはよく聞くが……さすがに環境そのものが変わるという話は初耳だな」


 試しにぺたぺたと周囲の木々を触ってみるも、特におかしなところは感じない。

 幻覚などでそう見えてるというわけではなく、実際にそこにそれらは存在しているのだ。


 しかも確かになるほど、それは同時に迷宮の一部でもあるらしい。

 適当に傷をつけてみれば瞬時にそれが治ってしまうのだから、疑う余地はなかった。


「色々と驚くことだらけですが……それでも、落ち着いて眺めてみれば、確かにここは迷宮なんですね。今私達が歩いているここが通路だというのも、納得できますし」

「確かにな」


 地面には土、左右には木々と、状況だけを見ればそれは森の中とでも言うようなものではあるが、そこは確かに迷宮で、通路なのだ。


 特にそれを分かりやすく示しているのは、左右に並ぶ木々だろう。

 それらは一本一本が直径数メートルを超える巨木であり、そんなものが隙間なく、且つ等間隔で並んでいるのだ。

 それは間違いなく自然で出来た、不自然な通路であった。


 さらには上も――


「むぅ……あの先がどうなっているのかは非常に興味があるのだが、さすがに無理……いや、木を登っていけば或いは……?」

「いや、無理かな。ここって飛行系の魔物も出るしね」

「なるほど……だからですか。私も登っていけば、通路を辿ることなく移動が出来るのではないかと思ったのですが……」


 木々は太いものの、上に行くに従い自然とその幹は細くなる。

 故に、木に登っていけば……まあ、それでも軽く十メートル以上は登る必要はあるが、それで隣に移動できるのではないかとはレティシアも少し思ったのだが、やはりそう甘くはないらしい。

 飛行系の魔物とは、文字通り空を飛んでいる魔物であるため、暢気に木登りなぞをしていたらいい的でしかないだろう。


「いや……だが運がよけば行けたりするのではないか?」

「止めておいた方がいいわよ? 実際無理だったもの」

「実際無理だったって……え、試したんですか?」

「そこに登ってる最中に襲われても逃げられるやつがいるですからね」


 そう言われて思い当たる人物は一人だけだ。

 視線を向けてみれば、案の定アランは苦笑を浮かべていた。


「比較的安全に試せる手段があるんだったら、試さない手はないでしょ?」

「ふむ……確かにその通りだな」

「同意しないでいただきたいのですけれどね。見ているこちらは冷や冷やものでしたもの」

「……確かに、大丈夫だろうと思ってはいても、あまり心臓によろしくなさそうですね。よく分かります」


 何故だかクラリスがこちらを見ながら言っていたが、気付かない振りをしておく。


「うーむ……しかし、多少上に近づけたのではあろう? ならば、何か見えたりはしなかったのか?」

「それが全然。隙間一つ見つからなかったよ」


 レティシア達が言っているのは、当然通路の隣とか、そういう話ではない。

 それは上方……天井とでも言うべきそこの話だ。


 そう、ここにもやはり、天井というものは存在していたのである。

 木の枝と葉とでも隙間なく覆われた、それが。


「……あの先ってどうなっているんでしょうね?」

「分からねえですが、案外空でも広がってるのかもしれねえですね」

「有り得ない、と言えないあたり、本当にここは不可解ですわね」

「ふむ……階層間の移動は、普通に階段だったという話だったか?」

「だね。まあ、何故か木の中にあったのと、木製だったけど」

「出てきたのも木の中からだったけれど……だからこそ、それがどうなっているのかはよく分からないのよね。普通に下に下りてきた可能性もあれば、中で空間が歪んでいた可能性もあるわ」


 まあそこら辺は普通の迷宮でもそうではあるが……つまり、あの先には空があるのかもしれないし、土があるのかもしれないし……或いは、別の何かがある可能性もあるのだ。


「うーむ……知れば知るほどに興味深い場所だな、ここは」


 正直に言ってしまえば、ここが封印されてしまうのは惜しい。

 残しておけば、色々な意味で有用な場所となることだろう。


 だが同時に、あまりにもここは異質が過ぎた。

 未知という意味では他の迷宮も同様だが、さすがにここを放っておくのは不可能である。

 放っておいたらどうなるかという予測が、立てられなすぎるのだ。


 極端な話ではあるが、例えば、人類の誰にも勝てないような化け物が現れ、それが迷宮の外に出てしまう、というようなことですら、有り得ないとは言い切れないのである。


「……そんなこと、あやつらも分かりきっているであろうに」


 それは、この迷宮が未だ封印されていない元凶とも呼ぶべき者達のことだ。

 主に一部の伯爵などを中心としたそれらは、この迷宮から得られる利益に目を付けたのだろう。


 まあ確かに、魔導具や魔導書などが出てくる場所を簡単に封印してしまうなど、勿体無いという話ではない。

 それは事実だ。

 例えその者達が考えているのが、自分の利益だとしても、である。


 厄介なのは、それは国益にも適っていることと、その意見を無視出来ない程度には彼らにも力があるということだ。

 意思決定をするのは国王であるが、だからといって他の全てを無視していては国は成り立たないのである。


 それでも最近は増長っぷりが目に余るようになってきたし、出来れば一掃してしまいたいぐらいではあるのだが……所詮は小娘の戯言だ。

 仮にレティシアが王位を継ぐようなことがあれば実行に移すのもやぶさかではないが、それが叶うことはないだろう。


 王位は上の兄が継ぐだろうし、仮に何かあったとしても下の兄が継ぐことになる。

 レティシアの出番などは、最初からないのだ。

 閑話休題。


「ま……妾が今日ここに来れたことを考えれば、あの老人共も役に立ったと言えるか」

「ひ……レティさん、また何かろくでもないことを考えていませんか?」

「む、失礼な。妾はいつだってこの国のことを考えておるぞ?」


 そう言った途端、クラリスどころか周囲全ての者から胡散臭げなものを見るような目で見られたが、本当に失礼なことである。

 少なくともレティシアは、嘘などは言ってはいないというのに。

 ただ、割と頻繁に個人の楽しみが勝るだけで。


 だが勝りはしても、やはり国のことを考えていることに違いはないのだ。

 今回のことだってそうだ。

 今のままいけば、ここが封印されるのは早くて半年、遅ければどれだけになるか分からないだろう。


 しかし王族が直接目にして判断したとなれば、彼らも無視は出来まい。

 王族が彼らの意見を無視出来ないように、彼らもまた王族の意見は無視出来ないのだ。

 まあ、レティシアが今回のことを楽しんでいるということに関しては、やはり否定出来ないことではあるのだが。

 ともあれ。


「さて、まだまだここには妾が見ていないものが幾らでもあるのだろう? 楽しみだ」


 そう言ってレティシアは、心底楽しそうな笑みを浮かべながら、軽やかに足を前に進めるのであった。

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