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金色の少女は退屈を持て余す

 眼前で繰り広げられている光景を眺めながら、シャルロット・フェシュネールはそっと溜息を吐き出した。

 端的にその胸中を言葉で表すならば、退屈、というものになるだろう。

 つまりシャルロットは、現在非常に暇を持て余していたのだ。


 それは今が学院の講義が行なわれている真っ最中だとしても変わることはない。

 否……むしろだからこそ、と言うべきだろうか。

 何せ講義は講義でも、今行なわれている内容は、魔法の基礎も基礎のものなのだから。


 別にシャルロットは、基礎をどうでもいいなどと言うつもりはない。

 基礎をこそ重視すべきという姿勢は、どちらかと言えば共感するものでさえあるが……幾らなんでも限度というものがあるだろう。


 ここは学院で、最高学府で、既に入学してから二週間も過ぎているのだ。

 基礎のおさらいをする期間は、とうに終了しているべきであった。


 大体何が悲しくて、今更魔法の覚え方、などというものを教わらなくてはならないのか。

 それが出来ない者は、そもそもここにはいないはずだろう。


 とはいえ、この講義が何の意味もなかったかといえば、そうでもない。

 今更の基礎的な講義ではあるが、それはふるい分けとして用いるには、十分であったからだ。


 基礎を蔑ろにする者は、その程度だということである。

 基礎だからと侮り、最初から耳を貸さなかった者は、将来のコネとして不十分と判断しても構わないだろう。


 まあもっとも――誰もその網目から落下することは、なかったわけだが。


(「今年は優秀な者ばかり、という噂は本当だった、ということですわね」)


 とはいえそんな者達であっても、今ではすっかりだらけ始めてしまっているわけだが、それは仕方のないことだろう。

 幾らなんでも、二週間は長すぎる。

 シャルロットだってそうなのだ。

 未だに真面目に聞く姿勢を保っていられているのは、僅か数名のみであり――


(「……もっとも、彼に関しては、期待はずれだったと言わざるを得ないでしょうけれど」)


 シャルロットは視線をその中の一人、今日も最前列で熱心に話へと耳を傾けている一人の少年へと向けると、溜息を零した。


 正直に言えば、期待していたのだ。

 何せ彼はあの殲滅姫の息子であり……何よりも、あのクリストフ・アングラードの弟子だという話なのである。

 期待しないなど、有り得ない話だろう。


 魔導学院は基本的にコネを作る場であり、魔法の腕を競い磨き上げるために来る者はほぼいないが、それを禁止されているわけではない。

 むしろ学院としては、それを推奨すらしているのだ。


 だが現実にそうなっていないのは、主にその必要性が薄いから、である。

 魔法というものは多岐に渡っている分、優秀になればなるほど専門性が増し、同時に独自性も増す。

 つまりは、競おうとしたところで比べられるものではなく、自分一人で研究を繰り返していった方が早いのだ。

 わざわざ手間がかかる上に遠回りにしからないようなことを、一体誰がやるのか、ということである。


 なのに何故シャルロットがそれを期待したのかと言えば、シャルロットの魔法傾向が万能だからだ。

 どの系統を学んでも、一流以上の成果を出せる。

 それも、同時に。

 それだけの才能を有するが故に、最悪でも彼の得意とする分野であれば競い合えるかとも思ったのだが――


(「基礎の講義をあそこまで楽しげに聞いているということを考えても、期待薄でしょうね……」)


 あまり考えたくはないが、あの人はかなりの親馬鹿だという話も聞いている。

 皆がコネを得ようとしている場所にコネで入るなど、皮肉にしても効き過ぎているものの……まあ、最悪そうだとしても、シャルロットには何の関係もないことだ。

 あの二人へと繋がるコネは正直惜しいものの、ならば自力で掴むまでである。


 それよりも、と、シャルロットは視線を彼から、その後方へと移動させた。

 移動させるまでもなく、その姿は視界に入っていたのだが、敢えてその中心へと移す。


(「やはり本命は、彼女ですわね」)


 その紅髪を眺め、目を細めた。


 彼も彼で有名だが、名を知られているという意味で言えば、彼女の方が上だろう。

 何せ彼はずっと姿を現すことはなかったが、彼女はそうではなかったのだ。

 出来損ないという、不名誉な名と共に、ではあるが。


 だがその名で呼ばれることは最早ない。

 今や彼女は、遅咲きの天才などと呼ばれるほどにまでなったのだ。


 その立役者として、彼女は彼の名を上げているらしいが――


(「まあ、箔付けのため、と考えるのが無難ですわよね」)


 それは二重の意味で、だ。

 クリストフ・アングラードの名は、知る人ぞ知るものではあるが、逆に言えば一部の人しか知らないのである。

 彼とどちらが広告としての意味を成すかと考えれば、それは言うまでもないことだろう。

 例え事実がどうであれ、だ。


 もっともシャルロットは、彼にまったく実力がないと思っているわけでもない。

 あの状況を説明するための情報が不足しているからこそ最悪の事態も想定してはいるものの、そこまで悲観しているというわけでもないのだ。

 ただし、噂で言われているほどのものかと疑問を抱いているのも事実ではあるが。


 魔法式を弄り失敗するのは、割と誰でもやることである。

 特にある程度魔法を使えるようになってからが多いと言われており、これはその時期特有のある種の万能感を抱き、結果魔法式が雑に見えてしまうためだ。

 もっと改良できるのではないかと思い、手を出してしまい、当たり前用のように失敗するのである。

 そして、これが最善の形だと理解するのだ。

 禁忌となっている理由と共に。


 少なくとも、魔法式とは凡人が弄れるものではないのである。

 だからこそ、クリストフ・アングラードは未だに学院始まって以来の天才だと名高いのであり、同時に彼にそこまでの才能があるのかというのが、疑問なのだ。


 では何故彼女の才能に関しての疑問がないのかと言えば、当然あった、というのが正解である。

 噂を聞いていた時点では当たり前のようにシャルロットはそれを疑い、しかしそれは正しかったのだと認めたのだ。

 入学試験のあった、あの日に。


 そもそも、入学試験において、攻撃魔法は不利だと言われている。

 これは家庭教師から聞いた話であるし、ある程度周知の事実だとも聞いた話だ。

 ある程度情報に通じている者ならば、当然のように知っていることであると。

 何でもそれは十年以上前の試験が原因であるらしいが……まあ、それはどうでもいいだろう。


 重要なのはその事実であり……では、彼女はそれを知らなかったのか? ということだ。

 そしてそれは有り得ないと、誰だって分かることである。

 何せ彼女はシャルロットと同じく、四大公爵家の血を継ぐ一人だ。

 その程度のことを知らないなどは有り得ない。


 ということは、結論として言えることは一つである。

 彼女は知った上で、それを選び、見事勝ち抜いたのだ。


 そこに実力以外の何もなかったということは、他でもないシャルロットが知っている。

 あの日、彼女が試験を行なうために別の会場へと向かったことを、次が自身の番であったシャルロットは知っており、そこで放たれた膨大な魔力を感じ取ってもいたのだ。


 当然別の会場にも、魔力を遮断するための結界は存在していたはずである。

 だが彼女の魔法は、それを容易く突き破ったのだ。

 それで彼女に才がないなど、誰が信じるというのか。


 ともあれ、そういった理由により、シャルロットは彼女には十分な才能があるということを理解しているのであり――


(「……ですが、あなたの才は確認出来ていませんもの。そして確認出来ないということは、ないも同然ですわ」)


 一瞬だけ彼に向けられた視線に、ほんの少しだけ不純な色が混じった。


 それは言葉にするのであれば、嫉妬、だ。

 シャルロットの家庭教師はあの人達の同期であり、あの二人がどれだけ凄かったのかを、日常のように聞いて過ごしたのである。

 その片方の息子であり、さらにもう片方に師事しているとなれば、羨ましいと思うのは当然のことであった。


 まあそんなせいもあって、シャルロットの彼に対する評価は、個人的感情によって若干歪んでいるのだが……実際のところ、現時点ではそこまで乖離があるわけでもない。

 彼の周囲からの評価は、ただの一人を除けば、大体似たようなものなのである。


 もっともこれは、今のところどの講義でも基本的な座学しか行なわれていないため、仕方のないことでもあるのだが――


「さて、それではそろそろ講義も終わりの時間だが……こうまで基礎的な話が続くと、皆も暇で仕方がないだろう。そのため、今日はこれから、皆に一ついいものをお見せしようと思う」


 と、そろそろ講義の終わりの時間が迫り、皆の意識がさらにそぞろになり始めた頃。

 聞くとはなしに聞いていた話にそんな言葉が混じり、シャルロットの視線は自然と教壇の方へと向けられた。


 そこに居るのは、当然のように今まで講義を行なっていた講師である。

 見た目的にはシャルロット達とそれほど変わらぬように見えるが、歳は確か三十近かったはずだ。

 まあそれでも、学院の講師の中ではシャルロット達に近い方ではあるのだが……ともあれ。


 皆の注目を一斉に集めたその男は、しかし怯むことなく懐から一つのものを取り出した。

 それはそのまま、皆に見せるように教卓の上へと置かれ――


「あの、すみません……えっと、それって石……ですよね?」

「ああ、そうだな。これは何の変哲もない、ただの石だ」


 生徒の一人からの質問に、講師が何気なく頷いたのを確認した瞬間、シャルロットは自身の眉を僅かに潜めた。

 端的に言って、意味が分からなかったからだ。


 勿論その石が見せたかったものであったと、最初から思っていたわけではない。

 ここがどういうところなのかを考えれば、それが魔法であるのは当たり前だからだ。


 だがだからこそ、意味ありげに見せたその石が、その魔法に関係のあるものだと考えるのも当然のことであろう。

 なのにそれがただの石だとはどういうことだと、そういうことである。


 しかし。


「まあ、皆が疑問に思うのも分かる。だがまずはこれを見てくれ。皆ならばそれだけで、俺が何を言いたいのかは理解してくれるだろう」


 そう言うや否や、講師は魔法の詠唱を始めた。

 しかもそれは、短く――


「――錬金」


 瞬間、瞬く間に講師の眼前にあった石に変化が訪れた。

 もっともそれは、特に驚くようなことではなく――


「……っ!?」


 それでもシャルロットが目を見開いたのは、石の大きさがそのままに、その色が赤銅色へと変わったからだ。

 勿論それは色だけではなく、性質等も変わったのだろうが……それは、今使われた魔法が錬金なのであれば、有り得ないことである。

 錬金という魔法は、何を基準にしているのかは不明だが、等価で変換がなされていると言われているのだ。

 体積がそのままであるなど、有り得ない話であった。


 そしてそれに気付いたのは、当然シャルロットだけではない。

 ここに来るような者であれば、それは気付いて当たり前であり……皆が驚きの表情を浮かべている中、講師の男が得意気に笑みを浮かべた。


「どうだ? これが皆が退屈そうにしてた、基礎の果てにあるものだ。勿論皆も基礎が無駄だなんて思っちゃいないだろうが、それを改めて学ぶことで、こんなことも出来るようになるってわけだ。……ま、俺がこれを出来るようになったのは、偶然の産物なんだがな」


 偶然だろうが、それが凄いことに変わりはない。

 何せ錬金という魔法の常識を覆すようなことなのだ。


 とはいえ気になったのは、それにも関わらず、今までそんな話は聞いたことがなかったということである。

 これほどのことが学院だけに留めておけるはずがないし、その意味もない。

 その恩恵を受けることの出来る物がどれほどあるか分からない上、上手くいけば他の魔法にも――


「まあただ、そうは言ってもこれはまだ未完成だ。これにしか変換できないしな。それでも……皆が知ってるかは分からないが、これはあのクリストフに、俺が唯一面白いって言わしめた魔法だ。基礎をさらに学べはこんなことも出来るってのは、違いないってことだな」


 知った名にシャルロットはピクリと眉を動かすも、すぐに納得する。

 そういえば、講師の中に一人、同期が居るという話をされたのを思い出したからだ。

 つまりあの講師もまた、あの人達と共に学び合った一人だということなのだろう。


 正直羨ましくは思うものの、今は他に考えることがある。

 確かにそれは未完成なのかもしれないが、使い道があることに変わりはないのだ。

 同じ魔導士として、未完系のものを世に出したくはない、という気持ちは理解出来るが、魔導士であれば、国にとって有用となる魔法を眠らせておくのは罪も同然である。


 さてどう言ったものか、と考えていると……ふと、視界の端にその腕が映った。


「ん? どうした、何か質問か?」

「はい。少し聞きたいことがあるんですけど……いいでしょうか?」


 それは、彼であった。

 まさか彼がそんなことをするとは思わず、シャルロットは驚きに目を瞬く。


 だが考えてみれば、彼も魔導士であるのだから、同じ疑問に行き着いても不思議はない。

 或いは、今の魔法に関して、何か気付いたことでもあるのかもしれないが……。


「ああ、別に構わないが、何だ?」

「その……錬金で変換したそれ、割ってみたことってありますか?」

「割ってみたこと……? 随分と不思議なことを聞くな?」

「まあ別に割るのではなくとも、普通に何かに使ってみたとかでもいいんですけど……」

「いや、どっちもないな。あくまでこれは未完成で、ある意味では失敗した結果だからな。何回も変換してはいるが、すぐに元に戻してる」

「えっと、じゃあ……今ここで割ってもらってもいいですか?」

「ん? まあ、別にいいが……」


 首を傾げながらも、講師は彼の言葉に従うようだ。

 詠唱を唱えながら、右手を突き出し……それをシャルロットは、眉を潜めながら眺めていた。


 はっきり言って、彼が何をしたいのかが、まるで分からない。

 あれを割ったところで、そこにあるのは当然のように――


「――光刃」


 光が通り過ぎた瞬間、それは真っ二つに割れ、そのまま左右に倒れていく。

 それを眺めながら、講師の口が開き――だが、そこから言葉が発されることはなかった。


「……嘘、ですわよね?」


 それは無意識の呟きであったが、シャルロットはそれにも気付かず、食い入るようにそれを眺める。

 それ――左右に分かれたその中は、空洞であったのだ。


 しかもそれは、何もなかったと言ってしまっても過言ではないほどに、見事な空洞であった。

 外観だけを似せただけのものと、そう言われても反論は出来ないほどに、だ。


 石の時点からそうだった、ということはないだろう。

 幾らなんでも、それであれば気付くはずだ。

 そして講師の反応からして、そうではなかった可能性が高い。


 で、あるとすれば、先の魔法で起こったこととは――


「その……言いづらいんですけど、さっきの錬金で起こったのは、体積をそのままに変換したわけじゃなくて、体積は普通の錬金と同じように変化し、でも形と大きさだけを元の物を再現した、ということなんじゃないかと」

「馬鹿な……いや、実際こうなってる以上そういうことなんだろうが……だが、あのクリストフが言ったんだぞ? これを見て、面白いって……」

「それに関しても……これは私見なんですけど、多分そのままの意味で、面白いって言ったんじゃないかと。本質的には意味がないからこそ、その意味のないことをわざわざすることを、面白いって言った可能性が……」

「……馬鹿な、って言いたいが、あいつが言いそうなことだな、それは……」

「あ、でもあれですよ? 正直、発想は悪くなかったと思うんです。ほら、こうすれば――」

「慰めは――」


 よしてくれと、そう続けるつもりだったのだろう。

 実際シャルロットから見ても、それは慰めにしか思えなかった。


 だからそうではないのだということに気付いたのは、その次の瞬間のことだ。

 講師が言葉を続けるのよりも、彼が言葉を作る方が一瞬早く――


「――修復。――錬金。もう一度――錬金。あとは――光刃。と、こうなるわけです」

「――」


 おそらくその瞬間、その場に居る者達の思ったことは一つになっただろう。

 即ち、こうなるわけです、ではない、と。


 大体今の工程の中だけで、少なくとも三つは突っ込みところがあった。

 一つは、今使った魔法の全てが無詠唱であったこと。

 一つは、講師が変換した石を、彼が錬金で元に戻してみせたこと。

 一つは、再度彼が変換したそれは、中がきちんと詰まっており……尚且つ、普通の錬金に比べ、変換後の大きさが、本来のそれの倍近いものであったことだ。


 無詠唱なのは、まあまだいい。

 多少疑問には思うものの、まだ許容範囲内だ。


 だが何故彼が、石を元に戻せるのか。

 確かに錬金は一度変換したものを元に戻すことは可能だが、それにはまったく同一の魔法式が必要である。

 となると……彼はあの一瞬しか見えなかったそれを瞬時に記憶し、しかも完璧に再現したということだ。

 それがどれほど有り得ないことであるかは、改めて言うまでもないことだろう。


 そして極めつけが、最後だ。

 本来十分の一程度の体積になっていなければならないそれが、何故五分の一程度になっているのか。

 そのまま変換できるのかと思った先ほどに比べれば、受けた衝撃は少ないとも言えるが……そもそも本来の大きさと違う時点で、十分過ぎるほどにアレなのだ。

 何よりやはり無理なのだと思った直後のことであったことを考えれば、結局のところ衝撃の強さは変わらなかった。


 まあともあれ、結論を言ってしまえば――


「あ、ちなみに分かりづらかったかもしれませんけど、さっき使った錬金は先生の使った魔法式をかなりの部分流用してますよ? あと、同じのにしか変換できないのは、魔法式の一部が間違ってるからで、そこもさっきのは修正済みです」

「何……!? あれをどうしたら……いや、それよりも、間違ってるって一体何処が――」

「ああ、それはですね――」


 なるほど、どうやら自分の目が節穴なだけだったようだと、認識を改めながら、シャルロットは講師と何やら話を始めた彼に向ける目を細め、その口元を僅かに緩めたのであった。

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