ブスな奴ほど理想は高い〜感じが悪いと平仮名は言う〜
新しく始まる部活動に1目です
「あぁ…」
今日はやる気が出ない。
「兄様。今日は元気がありませんね。」
「まぁな…」
「何があったか知りませんが、早く食べないと冷めちゃいますよ?」
「うん…」
昨日の萌やしさん…何か落ち込んでるようだったなぁ。まぁ中学の時あんだけ避けてたんだ。そりゃ気まづいけど、一言謝っておけばよかったな…
「兄様。こちらを差し上げます!」
「キーホルダー?」
「はい!兄様の為に人形用キーホルダーです!」
「ありがとう!!まさか、マンジュウヒトデとは。りんも良いとこつくな!」
「兄様のことは何でも知ってますから!!コレをお守りだと思って今日も学校頑張って下さいね。」
良い妹をもったな。
キンコンカーンコーン
…
ここの学校には朝読書という時間がある。15分間自分の心を落ち着かせる為にあるものらしい。皆流行りの本を手に読みふけっている。
「ふっ…ミーハーめ。(小さい声)」
僕はブックカバーをし、ヒトデ図鑑を読んでいる。たまにラノベを読んだりするが、自分の心を落ち着かせるには図鑑が1番だ。あぁ沖縄に行って海入りたい。
「おい皆顔をあげなさい。」
…
「少し早いが席替えを行う。理由はもうすぐテストがある。その前に楽しい事をして、やる気を高めようじゃないか。」
あの。僕端側の席なんで真ん中行ったら気分落ちます。
「それでは出席番号順にくじを引きたまへ」
…
「引き終わったな。それでは移動してくれ。」
どうやら僕には海の加護がついてるらしい。図鑑ありがとう。
端側だったが、まさか左斜めの超端とは恐れいった。
「…」
いや、加護なかったわ。顔色が海のように真っ青になったわ。図鑑はもうすかん。デュフ。
「隣になりましたね。」
「そうだね萌やしさん。」
今朝貰ったお守り、厄除けついてねぇのかよ。まぁついてないのは僕なんだけど。
キンコンカーンコーン
やっと昼休みか。長かった。スタバのコーヒーを貰う待ち時間より長く感じた気がする。まぁ行ったことないから知らないけど。そんなことはさておき今日の弁当だ。今回は…当たりでお願いします!
「…」
早く食べよう。キャラ弁、キャラ弁ときて次は日の丸かよ。お兄ちゃん悲しい。
「ねぇ海野さん。」
「なんでしょう。」
「海野さん最近噂になってるポスターについて知ってますか?」
「知らないかな…」
「1階にある1枚のポスターが何かおかしくらしくって、今1年生の間で少し噂になってるそうです。」
「そうなんだ」
「今からちょっと見てみませんか?」
…昼休みは僕にとって海遊できるいい時間なんだが。まぁ罪滅ぼしだと思って行ってみるか。
「分かった」
「コレです」
「何だ…これ」
【茶道部募集】
雨ふる夜、痛い記憶呼ぶ頃。
悲し涙放つ。君に幸福こい。
「…なんでしょうか。」
「…」
「コレ誰が書いたの?」
「先生が書いたらしいけど…どうしたの?海野さん」
先生ただのバカなだげじゃねぇのか。先生になれたの最早奇跡だな。
「これを見て恐らくウチに来る奴が何人か来ると思う」
「どういうことですか?」
「うちの部室は汚いからな。」
「?」
キンコンカーンコーン
「放課後ミーティングは終わりだ。それでは部活に励たまへ。」
「よいしょっと」
はぁ…今日もまた何か平和が崩されるような気がする。早めに部室に行って背景になろう。
ガラガラ…
やっぱり1番か。早く本を取り出し集中しよう。
「失礼します。あの…」
「…」
「人が話しかけています。少しは聞く耳をたててはくれませんか?」
「あ…ごめん。」
さようなら。背景の僕。
「初めまして、めろんと申します。」
「初めまして…」
僕の物語主人公おおくね?陰キャに名前覚えるの無理なんだから、ちょっとは配慮しろよ。
「ポスターを見て来たんですけど…」
「アーメン…」
「何ですか?急に(小声:きも…)」
おい。コレはキリスト様に対しての悪口だぞ。
だが…なんだろう。
今はそんなことより僕へのダメージが4倍弱点より効いてる気がする。やっぱり水地面はダメだな。やっぱ水エスパーだよな。
「あれ?この子だれ?」
「初めまして、めろんと言います。」
「私なすって、いうの。よろしくね。」
「…萌やしです。」
「皆さんは茶道部の人達なんですか?」
「…」
「…」
「…」
「一応?(皆の声がハモる)」
「えっ…」
ガラガラ
「おぉ!釣れたか?」
「釣れた?なんの事ですか先生。」
「いや、君には関係ない話だ。早速だが、そこの君。このプリントにサインを頼む。」
そこら辺のヤクザよりタチ悪いよなこの先生。海で例えるとウツボだな。先生よく、ギャルっぽいとか言って欲しそうな口調してくるけど、本性ギャルじゃなくて海のギャングなんだよな。ギャング先生。
「え?先生…私ここに入るんですか?」
「あぁそうだとも。うちの校訓は知っているだろ?それなら教師として見過ごす訳にはいかんな。」
先生僕、多分その人校訓よりコナンくん好きだと思うな。
「…わかりました」
ここの部活に入ってる人皆落ち込んだ表情で入ってるんですけど…
しかも視線が痛い。なんで女子3男1なんだという冷たい視線が苦しい。帰りたい…
「あぁそういえば海野。」
「はい。」
「今日からお前が鍵を開けてきなさい。」
「…何故ですか。」
「君が一番早くて意欲がありそうだからな。」
この先生何言ってるんだ。それは話す相手がいないからスムーズにここへ来れるからなだけです。
「それじゃ、これからは海野に鍵を預けておく。私は事務やら何やらで忙しいからな。あまり羽目を外すなよ。それじゃお茶が湧いたら呼んでくれ。」
ガラガラ…
「えっと…。。」
分かりますよ。こんな状況都会に行ってもなかなか起きないよね。おっと、それは上京でした。デュフ。
「えっと、とりあえずお茶入れましょっか」
「萌やしさん場所お茶の道具知らない?」
「…はい。ここにあります。」
「おぉ、あるじゃん」
おい待て。それ消費期限大丈夫か?
「私入れるよ!」
「ありがとう!」
「ジュル…」
なんでこんな事してんだろ。お茶の間の皆さんってよく言うけど、こんなにお茶の間って大変なんだな。アレ?なんか美味しぃな。
「…皆様。お話があります。」
「…萌やしさん?」
「私は人殺しを探しにここへ来ました」
「!?」
驚きに揺れるは人だけでなかった。
萌やしの茶柱も揺れていた。
落書き




