査定 TOGETHER
英語詩の和訳っぽく描きました。
気まぐれや好みに左右されない
たしかな ものさしが必要なんだ
それが だれかのこれからを
変えちゃうことだってあるからね
ぜんぶの責任はとれないけど
まるで無責任ってわけにもいかないや
思ったことを率直にくちに出すのは感想で
いいほうと わるいほう ふたつの皿にのっけて
天秤の傾きを
顔をななめにして睨むのが批評と批判だし
わるいところを しらみつぶしにあげて
たたきおとして こきおろすのが非難だとしたら
どの態度でのぞむべきなのかなんてのは
迷うまでもないだろう?
だけどぼくひとりきりじゃ
それを正しくやれる自信はないし
それをまちがえずにやれる確証もない
鏡になって 背中あわせになって
そっぽを向きあって 左右の翼になって
いっしょにやりとげる相棒が必要なんだ
査定 TOGETHER
きみとだったら できるはず
査定 TOGETHER
ゆがんだ偏見や うっかりした思い込みの落とし穴に
はまったりせずに
だれかのこれからを いたずらに変えてしまって
その運命を狂わせる悪魔にならないですむはず
きみといっしょなら だからどうか
査定 TOGETHER
個人の感想も、適切な範囲で述べる場所とことばをまちがえなければ、悪いものではありませんが。