CCLXVI 市民ルイーズ・レミントン
*少しだけシリアスです。
「お待ち下さい、レディ・ヘイドン。」
モーリス君は、手を握ったまま引っ張り合っている私とマージの仲裁に入った。
「聖女様をご心配なさるお気持ちは僕もよくわかりますし、ウィンスロー男爵達が聖女様に敬意を払っていないどころか、詐欺まがいのことをしていることも伺っております。連れてお帰りになりたいとお考えになるのはごもっともです。」
「モーリス様・・・ご理解いただきありがとうございます・・・それと、すごくきれいな髪をお持ちですね・・・」
モーリス君の澄んだ緑の目でまっすぐ見つめられたマージはうっとりとして、私の手を掴む力が弱くなった。
そういえばマージは髪にすごくこだわりがあるから、モーリス君のベージュ色のサラサラヘアーは気にいると思った。ほんと、どうやって手入れしているのかしら。
「・・・ありがとうございます。しかしながら、手段には疑問があれど、聖女様はご自身のご意思で、崇高な目的のために頑張っておいでです。」
「崇高というと、お子様をつくることでしょうか。」
「滅相もありません!!!」
こういう話題が苦手なモーリス君が、おっとりした顔をして意外と直言型のマージに驚かされて、またほっぺたをピンクにしてぶんぶんと首を振った。このあたりヘンリー王子と共感するところが多いと思うんだけど、二人がもっと仲良くなれたらいいのに。
ちなみにマージの目はモーリス君の揺れる髪を追って左右に動いていた。
「僕は聖女様の奇跡で肩を治癒していただいた身です。このお力をアーサー様にお使いいただければ、アーサー様が早逝されることを見越した権力闘争と継承権争いを断ち切り、この国が内憂外患にさいなまれることを防ぐこともできましょう。」
「ですが、ルイーズはヘンリー王子殿下をリラックスさせて、長期的には女性と触れ合わせるのが役目だと聞きました。」
モーリス君は少し悲しそうな、遠い目をした。
「ヘンリー王子殿下はご存知の通り、健康でいらっしゃいますし、常日頃リラックスされているように思います。帳簿までリラックスしているように感じます。男爵の考えはわかりかねますし、これ以上緩んだからと言って女性が好きになるとは僕には思えません。一方でアーサー様は日々悲しげに儚そうになっていくばかりで、聖女様のお力がアーサー様の病状に対してたとえ一時的にしか効果がなくとも、あるいは気休めであったとしても、試してみる価値はあると考えています。」
聖女の奇跡を信じている割に、モーリス君の期待値は意外と冷静だった。やっぱり、なんだかんだ常識人なのよね。過度なプレッシャーがないみたいで私としてもやりやすい。
「そうですか、でも気休めで今のアンソニー様みたいになられてしまったら、王太子殿下はおかしくなってしまい、国を治めるどころじゃなくなってしまうのではないでしょうか。」
マージは肘掛け椅子で溶けているアンソニーに目をやった。目は閉じてきていたけど、口元はまだだらしないまま。
「・・・いひ・・・」
「・・・アンソニーの様子には僕も驚きましたが、僕の場合はなんともありませんでした。聖女様、お力を加減することは可能でしょうか。・・・僕もこのようになっていたのかと思うと・・・」
モーリス君もさすがにアンソニーを見て少し心配し始めたみたいだった。
「いいえ、モーリス君はマッサージをしても顔が崩れないの。こんなことにはならないわ。それに大丈夫。今回はもしアーサー様のお体が弱っていらしたら、強いマッサージは絶対にしないわ。様子を見ながら調整もできるの。アンソニーは特殊なケースよ。」
「でもモーリス様、ルイーズが聖女に見えるということは、やっぱり少しおかしくなっていらっしゃるんじゃないかしら。」
マージは失礼なことを言った。
「そんなはずは・・・僕はおかしいのでしょうか、聖女様。」
「そんなことないわ。モーリス君はマッサージの目的を理解している数少ない常識人よ。本当にいつも助かっているの。できれば婚約からも護ってほしかったけど。」
「すみません、僕が不甲斐ないばかりに・・・」
私はちょっとからかったつもりだったけど、モーリス君は真に受けてシュンとしてしまった。絵になる。
「美少年をいじめちゃいけません!!バカチキン!!」
「冗談よ、モーリス君。ごめんね。婚約破棄はできると思うからあのことは気にしていないし、モーリス君には日々癒やされているわ。それと、いい加減チキンから離れたらどうなの、マージ?」
鶏とトマスは三歩歩いたら忘れるっていうけど、マージは割と記憶力がいいのよね。
「癒やしていただいているのは僕の方ですが、そのように言っていただけるだけでも光栄です、聖女様。話を戻しますと、男爵を擁護する気はありませんが、聖女様のお力が魔女裁判によって良くも悪くも流布されてしまった今、利用しようとする者たちの中で彼らが幾分か『まし』なことは否定できません。ノリッジではたえず誘拐犯の心配が必要になるでしょうし、言い掛かりのような軽犯罪で逮捕されかねません。」
モーリス君は色々と具体的な心配をしてくれていた。そういえばアンソニーたちが星室庁に乗り込んできたときの私の罪状って、たしか裁判の手続きに関するすごく細かい規定に違反したことだった気がする。
「そうよ、マージ。私もね、男爵が私のことを一番に考えていないのはよくわかっているわ。でも世間ってそういうものじゃない?私だってヘンリー王子のために尽くそうと思って契約したわけじゃないの。お互い違ったゴールがあって、私のマッサージが役に立てることがあって、その対価として、それなりに安全で快適な環境、ノリッジではできなさそうな暮らしをさせてもらえる、そういう交換なのよ。」
ちょっと美化しすぎているかもしれないけど、さらっとまとめてみた。マージは納得がいっていないように首を横にふる。
「・・・モーリス様、少しルイーズと二人だけで話してもよろしいですか。」
「いいですよ。僕は廊下にでています。女中も席を外していますし、僕の力ではアンソニーは運べませんが。」
「アンソニー様はそのままで結構です。」
モーリス君は紳士だから、会釈してすぐに廊下に出た。バタンとドアが閉まった途端、マージがマシンガントークを再開する。
「ねえルイーズ、あなたノリッジで生活に不自由したことないでしょう!?それにあなたの設計したレミントン家の水回りの方がしっかりしているし、家具だってあなた好みの明るいやつでしょう!?どう考えてもこっちのほうが不便でしょう!?ハンサムな男に目がくらんでいるだけだっていい加減認めたらどうなの!?」
「私の目はくらんでなんかいないわ。ねえマージ、私は思うんだけど、やっぱりこの世界はエンターテイメントのバリエーションが足りないというか、日々の暮らしがルーティンになりがちだと思うの。そもそも私、そんなに勉強熱心な性格じゃないのに法律に詳しくなったの、夜になったら他にすることがなかったからよ?」
私は友達にも家族にも恵まれたし、楽器やスポーツもするけど、前世を経験してしまうと余暇のバリエーションが少ないのはどうしようもなかった。
前世と違ってインターネットも映画もテレビもゲームもない。本もバリエーションが少ないし、小説はプロットが甘かったりトンデモ展開だったりして面白くないことが多い。お祭りはみんなお酒を飲んでいるだけで、夜会の話題はオチのない噂話ばかり。店はカウンターで注文するスタイルだからウィンドウショッピングはできないし、おしゃれなカフェもない。前世テニス部だった私にはリアルテニスで相手になる人も少なかったし、気軽にシャワーが浴びられないから頻繁にスポーツしたくもなかった。
お父様の裁判を手伝うのが面白かったのは、目の前で繰り広げられているドラマがリアルだからだったかもしれない。法律知識がストーリーを変えるのもまた面白いと思う。あとは、お父様と兄さんと共通の話題が増えるのは、毎晩の食卓に活気が出て楽しかった。今考えればお母様は少し寂しかったかもしれないけど。
「ルイーズ、『この世界』って壮大ね・・・でもあなた、ヴァージナルも弾くしリアルテニスもするしチェスもするし、私の知る限り一番の趣味人よ?ちょっとエキセントリックなことをしてもご家族もご理解があったし、少なくとも魔女裁判の前はすごく幸せそうに見えたわ。」
「そうかもしれないわね。実際、私は十分幸せだったし、1年経ったらこの躍動感が冷めて、ホームシックになっているのかもしれないわ。今だって早くドミニクの作ったパンナコッタが食べたいもの。でも今ね、私けっこうワクワクしているのよ。それに火事の被害を最小限にできたときの充実感はすごかったわ。スタンリー卿にも同じ話をしたんだけど、男爵の顔がいいのはあくまで一つの要素でしかないの。」
そう、推薦状をもらって王都で仕事を探そうと思っていたけど、もしノリッジに帰るにしても、今の宮廷ぐらしは留学みたいなものかもしれないと思っている。こんな体験二度とできないし、ノリッジに戻ってしまったらお見合いが始まるだろうから。人生二度目だし、ちょっとした冒険譚があってもいいよね。
マッサージ師がだめでも、なにか人の役に立つ仕事がしたいって気持ちは、完全には諦めていないけど。
「やっぱり言い訳に聞こえるわ、ルイーズ。少し考えればあなたの好みど真ん中の男がいきなり現れるなんて、そんな都合のいいことあるわけなかったじゃない。幻の『ワクワク』に騙されているという自覚はなかったの?」
「だから、たとえマージが言うように男爵が顔で選ばれて私を釣りに来たとして、釣られた私は別に不幸せではないの。むしろ後見人が醜い人じゃなくてよかったとさえ思うわ。ウィンウィンよ。」
男爵の顔が悪かったら、他になにか美点があったかしら。きっと私は絶望したと思う。
「でもルイーズ、その人がハンサムじゃなかったら、あなたはひょこひょことついていかなかったでしょう?ここにはあなたの力が欲しい人しかいないし、ずっと命がけの取引をするばかりでしょう?ノリッジだったらみんなが無条件であなたの味方なのよ?」
「ノリッジの裁判は結果が見えていたし、移転は決定事項だったの。みんなは裁判からシャットアウトされていたんだから、ハンサムだろうとそうじゃなかろうと、護送されるしかない状況だったのよ?聴衆にちょっと騙された部分はあるけど。」
男爵の登場で少しスムーズになったかもしれないし、聴衆が同情的だったらもう少し粘ったかもしれないけど、結局私は王都に行く羽目になったと思っている。
「いいえ、現に最悪の判決が出た場合も、ウィンダムさんちの船でルイーズが密かに亡命する手はずになっていたの。それなのに魔女裁判の旗色が悪かったからって、私達を置いて味方のいない王都にすごすごと護送されちゃうんだもの、びっくりしたわよ。」
マージの言うように私を最後まで護ってくれようとする人たちは、確かにノリッジにいたと思う。溺れる人を助けて自分も溺れちゃうんじゃないかと心配したけど。
「でも私の亡命でみんなに迷惑はかけたくないわ。それにウィンダムさんがサフォーク公爵の亡命を手伝ったの、宮殿にバレていたの。これ以上睨まれたら投獄されかねないし、魔女を逃走させたらレミントン家もクレア家もシェルトン家もパストン家もバーグ家も、一網打尽にされるかもしれなかったわ。」
私が孤児だったら逃げたかもしれない。でも私は恵まれた家の、コネの多い娘だった。魔女の判決がくだってから逃亡すると、私に味方してくれる人はみんな魔女の一味になる。それは絶対に嫌だった。
「ルイーズ、あなた余計なわがままは多いのに、肝心な場面でわがままが言えないの、なんとかならないのかしら。」
「マージ、私のわがままで他人の運命が狂ったことはないと思うの。たとえみんなに心配がかかっても、そこまでの悪あがきはしたくない、っていうわがままは聞いてほしいわ。」
しばらく黙っていたマージは、諦めたようにハアとため息をついた。
「もう・・・ルイーズがそこまで侯爵令嬢と結婚して新大陸を開拓して王子の赤ちゃんを産みたいっていうなら、私は止めないわ。」
「どれも絶対にしないわ。ちゃんと一年経ったらノリッジに一旦帰って、宮殿の人がどんなにセクハラに疎いかあなたに愚痴を言うから。お土産話はきっと大漁よ?その頃にはあなたとパーシーも少し進展していることを期待しているわ。パーシーがいいって言えば、マージのことは私の義妹としてかわいがってあげる。」
私は陽気に話を変えようとしたけど、マージの表情は逆に暗くなった。
「それは・・・残念だけど、今日をもってそういう展開はなくなったと思うわ。」
「どうしたの?他に好きな人ができたの?モーリス君や男爵に会ってタイプが変わっちゃったかしら。夏にはパーシーが帰ってくると思うけど。」
レミントン家やヘイドン家は地方の有力者と結婚しては来たけど、別にスタンリー卿みたいな政略結婚じゃなくて、ノーフォークの社交界で知り合った人と結婚する感じになる。同じような家柄の結婚が多いけど、それは単に共学の学校なんてないから、家族の知り合いかビジネスパートナーの家じゃないと異性と知り合う機会がないのよね。
「ルイーズ、私ね・・・」
「ルイス、約束通り、君の弟子候補を連れてきたよ。」
私の苦労を知らない男爵の声が廊下からした。
「マージ、何か言いかけていたけど、まだ二人で話す?」
「・・・なんでもないの。大丈夫よ、みなさんに入ってもらって。」
さっきの会話のせいもあってか、あまり表情の良くないマージが心配になって、私はその弟子志望の少年がマージ好みの美少年であることを祈った。
*** ルイーズの証言について一貫性がとれていない部分があったので、内容に変更を加えました。また評判の悪かった露出狂に関する女子トークを削除しました。
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レミントン家の主要人物:
本編にルイーズの親類縁者がまだ一人も登場していないことに気づきましたが、かなり言及はされているので、CCLXVI 時点での情報を以下にまとめさせてください。
ノリッジと宮殿の間が2日の距離なので、かなり遅れていますが、何人かはこの後登場します。
サー・ニコラス・レミントン
ルイーズの父でノリッジの開業弁護士。ノーフォーク州の名家の大半の顧問弁護士をしている。平民出身の徴税吏の息子で、地元の名士の娘であるオードリーとの結婚は飛躍のきっかけになった。任期途中で死去したサー・ジョン・パストンに代わって王都で庶民院議員をしていたが、一期で退くとロバート・バーグを支援して自らは弁護士に戻った。
ルイーズには弁護士の補助員・秘書のような役割をさせていた。水道工事やハーブ農園がルイーズ主導で行われたことから、マッサージも含めてかなりの自由を娘に与えている模様。ある事件でスタンリー卿の顧問弁護士をしたことがきっかけで、彼の法律の師となり、マッサージを勧めたことがルイーズとの事件のきっかけを作った。
魔女裁判では疲れ切っていたようで、ルイーズに心配されている。職業柄かつらを被ることが多く、髪の毛が寂しいのはそのせいだとルイーズは思っている。
オードリー・クレア・レミントン
ルイーズの母で、古い地主のクレア家の出身。夫と比べると保守的で、自身はマッサージを好んだものの、ルイーズが他の女性にマッサージをすることを勧めなかった。また、ルイーズの使用人であるエグバートやアメリアがマッサージの練習をすることをよく思っていなかった節がある。
ルイーズは回想で母を「おっとりしている」と表現している。お嬢様然とした女性とみられる。
ライオネル・レミントン
ルイーズの兄で、王都で弁護士見習いをしている。リンカン法曹院に所属し、サー・トマス・モアの弁護士事務所で修行中。スタンリー卿とは一緒に法律を勉強した仲である。ルイーズからは様々なマッサージを受けているようで、弟のパーシー同様、特製の『ボクサーパンツ』を縫ってもらっている。ルイーズが兄とのチェスを回想するシーンがあったほか、いざとなったら王都の兄のところに逃げ込む計画をたてることもあり、兄妹仲は良好と見られる。
パーシヴァル・レミントン
ルイーズの弟で、寄宿学校に通っており、夏の間だけノリッジにいる。男装したルイーズとよく似ているらしく、その可愛さからマージョリー・ヘイドンに狙われている。雷の夜に姉のところで一緒に過ごした回想シーンがある。
サー・ロバート・クレア
ルイーズの母方の祖父で、元ノーフォーク州知事の大地主。オームズビーに館を抱えるノーフォークの有力者で、60歳を超えても精力的に活動している模様。内戦後、旧ノーフォーク公爵領の分割で領地を大幅に広げた。羽振りがよく、ルイーズのおねだりはだいたい聞いてくれる。ノリッジ・マッサージ協会会長。
ジョン・クラーク
ルイーズの父方の大叔父で、ノリッジ市長。もともと織物商で、現在も商売と市長の仕事を両立しており多忙。ルイーズに多くの珍しい生地を融通してかわいい服を仕立てた。彼の呉服店はルイーズお気に入りの買い物スポットだったらしく、スザンナの再就職先として彼の店を考えていた。
サー・ジョン・シェルトン
サー・ロバート・クレアの甥で、ルイーズの従伯父に当たる。サー・ロバートの後任としてノーフォーク州知事になった地主。サー・ニコラスが議員をしてノリッジを不在にしている間、レミントン家の世話を焼いたらしい。頭のマッサージが好きだという。サー・ロバートに代わってルイーズの名誉回復運動を指揮している模様。
ブリジット・レミントン
ルイーズの父方のはとこで、女性では数少ないマッサージ経験者。最初は怖がっていたがやみつきになってしまい、ノリッジ・マッサージ協会の隠れメンバーになった。
アメリア・バーロウ
ルイーズ付きの女中。ルイーズの細かい化粧の注文に対応していたほか、マッサージをするときもよく付き添っており、本人もマッサージを練習していい線を行っていた。また、ルイーズが王都の裁判所で着るはずの服を用意したのも彼女であり、おしゃべり仲間として信頼関係があることからルイーズは彼女を宮殿に呼ぶようウィンスロー男爵に要請している。ただし入浴の手伝いやヘアセットについてはスザンナのほうが優秀な模様。
エグバート・ロング
ルイーズ付きの従者。ルイーズは従者の仕事をするにあたって日頃の彼を参考にしているらしい。また、ルイーズのリアルテニスの相手だった。ただし、アメリアやドミニクと違って、ルイーズは彼を宮殿に招こうとは思わなかった模様。なおマッサージの才能はなかった。
ドミニク・ゴーティエ
レミントン家の主席料理人。腕は一流で、料理人にしては珍しく主人と頻繁に交流するほか、ルイーズの勧める謎の料理に果敢にチャレンジしていた模様。得意の菓子は『パンナコッタ風冷静ババロア、三種の木苺のコンフィチュール添え』(ルイーズが命名)。その他、パンプディングやレモンカートなどが回想シーンに登場している。ルイーズはノリスを懐柔するため、ドミニクを宮廷に招聘するリクエストを出している。




