傘(200文字小説)
掲載日:2017/06/29
雨の日は嫌い。
気持ちが落ち込む…。
たまたま乗り合わせた電車の中。
あの人は私の隣で居眠りをしていた。
『次は○○』
目を覚ましたあの人が窓の外をキョロキョロと見渡す。
そして、慌てて立上がると、急いで電車を降りた。
「あっ」
あの人が座っていた席に傘の忘れ物。
私はどうしようか迷ったのだけれど、次の駅で降りて一駅戻った。
「あっ」
遺失物預り所の入り口であの人と鉢合わせ。
「その傘…」
「この傘…」
雨の日も悪くない…。
雨の日は嫌い。
気持ちが落ち込む…。
たまたま乗り合わせた電車の中。
あの人は私の隣で居眠りをしていた。
『次は○○』
目を覚ましたあの人が窓の外をキョロキョロと見渡す。
そして、慌てて立上がると、急いで電車を降りた。
「あっ」
あの人が座っていた席に傘の忘れ物。
私はどうしようか迷ったのだけれど、次の駅で降りて一駅戻った。
「あっ」
遺失物預り所の入り口であの人と鉢合わせ。
「その傘…」
「この傘…」
雨の日も悪くない…。