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何だよこのオ○フィー状態は・・・

 僕は思いっきり寝坊した。しかし特に悪いとも思わず、僕はゲームをしながら学校に向かった。




 そして学校に着いた。僕はいつもの通りに教室へ向かったのだが・・・


 「・・・何で動物がいるんだ?」


 明らかに異常事態と見れる光景が広がって居た。机には犬や猫や豚や馬が座っており、皆何事も無い様に授業を受けている。


 「あれ、南はいつも通りだ・・・」


 だが、南はいつもの通りの姿だった。でもやっぱり周りの異常事態には気付いていない。僕はまた何か起こったのだと思い、真妃に電話をしてみた。


 「ガウ、ガウガウガ、ガウガウガウ?」


 「この電話は現在使われておりません。」


 真妃まで動物になっている様だった。僕は次に、キースに電話をかけた。


 「こちらキースだが、どうした可憐?」


 良かった、キースはいつも通りだった。


 「実はかくかくしかじかかくでひしゃとりゃもうけものと言う訳なんだよ。」


 「は!?どういう事だ・・・?」


 「多分六道輪廻だと思うんだけど・・・天の仕業かな?」


 「いや、天はそんな事は出来ないぞ。動物からするに、畜生と言う線が強いんじゃないかな?」


 「畜生ってもう捕まえたんじゃないのか?」


 「畜生と言っても現在の畜生じゃなくて昔の畜生だ。昔の畜生は現在と比べて強かったらしいからそれ位朝飯前だろう。ちなみに現在の畜生は僕が保管している。」


 「そうか・・・問題は誰に取り付いているかだけど・・・」


 「誰か、動物に見えない奴はいないか?」


 「動物に見えない奴?南しかいないけど・・・」


 「じゃあ南に取り付いているんだろうけど・・・面倒だな。」


 「何が?簡単だろ。」


 「確かに僕には畜生と餓鬼を使役出来る能力はあるが・・・昔の奴となると使役出来るかどうか・・・」


 「そう言う意味じゃ無くて、南ならあの手を使えば簡単だろ。」


 「あの手・・・?」


 「南の大好きな物を使うんだよ。」


 「あ、そうか!」




 そして南の大好きな物を用意して南をここに呼び出したが・・・


 「南をここに呼び出して簡単に終わらそうたってそうは行かないからな。」


 今、ここにいるのは南の体を借りた昔の畜生だった。


 「封印石は対象に直接当てなければ使えない、俺の目的の為にさっさと諦め・・・」


 ここで僕は、南の大好きな奴の生写真を見せた。


 「何の真似だ?そんなアイドルのしゃ・・・しゃ、しゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃ・・・」


 南が体をブルンブルン震わせた。そして、


 「しゃし―――ん!!」


 生写真を僕から奪い取った。キースが畜生を取り出し、僕が封印石を当てるとあっさり畜生は封印された。


 「エーフィの生写真にここまで効果があるとはな~」


 「な?簡単だったろ?」


 南が写真に興奮している中、僕は教室へ向かった。

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