表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

浴びる

作者: 来々
掲載日:2006/08/28



―――どうやら私が嫌われ者だと言う事は、もはや周知の事実らしい――




私の名前は[阿比留]と言います。知ってる人も居るかもしれないですね。私が嫌われ者だと言う事はみんな知ってますから。



あぁ、そうなんですよ。私がみんなに何度浴びせられた事か‥‥‥


なんでみんなは私の事が嫌いなんでしょうね?

私はずっと理解出来ないでいます。何故私だけが浴びせられるのか‥‥‥


そう言えば、こんな事もありました。







その日、私は街に出ていました。私だって女の子ですから、普通に買い物もしたいのです。確かに私には一緒に歩く友達はいません。それでもこの日までは、一人でも生きて行けると信じて精一杯やって来たつもりです。そりゃあ、バカにされたりもしました。私の顔が醜いと、親にもバカにされました。それでも耐えていたのに‥‥‥‥







私が買い物を済ませ店から出ると、いつも私をイジメる不良の人達がいました。


「あれぇ〜?阿比留ぢゃん何してんの?こんなトコで」


もちろん私は、無視して歩いて行こうとします。すると、もう一人の不良が


「おい!!無視してんじゃねーよブス!!」


と言いながら、私に向かって全力で石を投げて来ました。


運動神経の良くない私に、石を避ける事が出来るハズが有りません。そこから私は、気を失っていたみたいです。




‥‥‥

‥‥‥‥‥

気が付くと、目の前は真っ暗でした。しかしどこからか不良の声がします。


「ほらな?こうすれば顔が気になんないべ?」


「おい、お前スゲーじゃん!!これなら全然OKじゃん!!」


「喋ってねーではやく犯んぞ!!」


この後、私の体に激痛が走ります。







この時、私が何をされたか解りますか?

解りますよね?何せ貴方達が私を犯した張本人ですから。

あの時は本当に死のうと思いました。何せ私の顔が気にならないように、アイドルの顔写真を私の顔に付けて犯したんですから‥‥。

なんででしょうか?

なんで私だけがみんなから罵声を浴び、非難を浴び、挙句の果てに犯されなければいけないのでしょうか?



でも、もう良いです。私、ここまで来たらとことん浴びる事にしました。




さあ、浴びせて下さい。



――ザクッ!!

――――プシュー!




みんなの




血を

皆さん、また会いましたね。来々です。気が付くと、特に面白い訳でも無いのに短編小説ばかり書いている自分に、なんだか複雑な気持ちです。そんな駄作しか書けない私ですが、どうかよろしくお願い致します。次回にご期待下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ショッキングな内容でした。阿比留さんっていう名字の方、身近にもけっこういらっしゃいます。こういった、名前と内容のリンクというのもリアルな感じで怖かったです。個人的にはこういった短編作品、好き…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ