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遺伝子〜色が変わる世界と変わらない主人公〜

作者: スタート
掲載日:2026/09/20

 「おかしいんだよ」「お前あっちいけよ」といじめを受けるクリスである。この世界は、色が環境によって変化する世界である。変化しないことは、排除され、迫害や差別の標的になる。

 クリスは、まさに変化しないのである。クリスは生まれつき特殊なDNAであるためどの環境でも色が変わることなく差別の標的になる。もう死のうか、と思い悩むほどまで沈んでいた。

 「どうしたの大丈夫」と華やかな香りで来た可愛い女性がこちらに歩いて来た。

 「いじめに遭ったんだよ」と少し絶望した表情で伝えた。

 「私は、あなたと友達になりたいわ、あなたは絶望しても死ぬことを諦めて」

 「お前は普通の生活を送ってるから言えるんだ、役立ったと優越感に浸りたいだけだろ」クリスは、吐き捨てるように彼女に言ってしまった。

  彼女は、少し泣いてしまった。

 どうしようかとクリスは思ったが、人と接するのが苦手なので、そのまま待っていた。

「あなたの気持ちがわかるからだよ」と彼女は言ってくれた。よく聞くと、彼女は、金持ちの娘らしい。名前は、ローズという名で名前と顔が一致していた。実は、ローズも元々は、クリスと同じ特殊なDNAであったが、遺伝子組み換えにより、普通の生活を送れるようになったらしい。

 「これから2人で楽しく暮らさない、村を抜けてどこか2人で暮らそう」とローズが決意した真剣な表情で伝えてくれた。クリスは少し戸惑ったが、この絶望した世界よりは少しはマシになるだろうと、「わかった」と軽く答えた。

 その後、2人は遠い、街に行き、色の概念がない世界に行った。そこでは、迫害や差別もないみんなが平等な世界だ。

 そこでクリスとローズは幸せに暮らし生涯を終えた。

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― 新着の感想 ―
色が変化する世界で差別されていたクリスが、ローズと出会って居場所を見つける流れが印象に残りました。二人が平穏に暮らせたことにほっとしました。
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