第6話 ヤンデレ二人によるお茶会
〜近所のカフェにて〜
「あ!奈緒ちゃんこっちこっち」
「ごめんなさい遅れました」
奈緒がカフェに到着すると既に風香は席を取っていた。
「大丈夫だよ!それにしても見て見てここのケーキすごく美味しそうじゃない!私これ頼もう。奈緒ちゃんは何頼む?」
先ほど電話で話した時とは声のトーンが違い普通にメニュー見て楽しんでいるみたいだ。ここに来た目的を忘れたのかと思い少しイラッとくる。
だがカフェのメニューが魅力的なのも確か
「、、、ハニーホイップパンケーキで」
「お〜朝からガッツリいくね〜飲み物は?」
「カフェラテで」
「オッケ〜私はオレンジにしよっと」
風香は店員を呼び注文した。
「それで?ここに待ち合わせしたのは何もカフェでのんびりお茶するためじゃないですよね」
「もちろんだよ〜ねぇ奈緒ちゃん、奈緒ちゃんは私に感謝した方がいいんじゃないかな?」
感謝?全く身に覚えがなくて思考が止まる
「なんのことでしょう、私が風香さんに感謝することなどないと思いますが」
「ん〜本当にそうかな?だって奈緒ちゃん隆と学年違うから隆のクラスでの様子とかよくわかってないんじゃない?」
それを言われた瞬間奈緒は瞬時に理解した
「隆って学力とか運動能力は平均ぐらいだけどクラスの行事には積極的に活動するし先生の手伝いとか率先してよくやってたり中学での女子人気はそこそこ高かったんだよ」
「・・・・」
「実際隆のクラスでも隆のこと好きだった小娘はいたしね。どこかで聞いたのか私と隆が幼馴染だと知って間を取り持ってほしいって〜笑っちゃうよね」
「・・・確かに危ない状況というか油断してました。兄さんが普通にモテるということを、、、、それで近寄った女の人はもちろん"絶望の底"に突き落としたんですよね?」
この幼馴染は強敵だから慎重に行動するとして、よくわからない同じクラスの女に兄さんが奪われたら何をするかわからない
「あはは、奈緒ちゃんじゃないんだからそんな酷いことはしてないよ〜」
「そうなのですか少し意外でした」
「うん!ただ隆の"良いところ"二時間くらいかな?お互いにいい合うゲームをしただけだよ!隆への愛がどれくらいか知りたかったしね!」
「安心しました。私と同じで十分兄さんへの愛が溢れすぎて壊れています、、、それでその人はどうなりましたか?」
風香はやはり自分と同じだと奈緒はほんの少しだけ安堵した




