第5話 お兄ちゃんは一人でのんびりしたいよ、、
「だから~奈緒ちゃん。今日は隆を私に譲って♪」
「兄さんに変なこと吹き込みそうなので譲りません。」
俺の意見を聞かずに話を進めないでほしい。一人で漫画でも読みながらゴロゴロしたいという第3の選択肢を作ってくれ~~。
「却下です。兄さん」
小悪魔のように軽く笑いながら奈緒が応える。心を読まれたし、、、そんな分かりやすいかな?俺。
「家で一人でのんびりしたいと顔に書いてあります。結構わかりやすいですよ」
また読まれた。今度ポーカーフェイスの練習でもしといた方がよさそうだな
「というわけで兄さんは家でのんびり"私"と過ごしたいと言っております」
おい捏造するな。俺は"一人"でのんびりしたいと言った、、、、言ってはないか
「奈緒ちゃん嘘はよくないと思うな~電話越しから隆と奈緒ちゃんのやり取り聞こえてたよ!! 」
「兄さんと私は"一心同体"ですから私と二人で一人ということです。
そもそも家で兄さんと同棲してる私と、家が離れてこうして電話くらいしかコミュニケーションが取れない風香さん。さらに兄さんは今日家で過ごしたいと言ってるのですから風香さんより私と一緒にいたいと言ってるようなもんじゃないですか」
兄妹で同棲という表現は少し間違ってると思うぞ、、、、
あと家でのんびりしたいというのは単純に本日外がものすごく寒いからです。
「めんどくさいな~奈緒ちゃん!電話じゃ埒が明かないから今から直接話そ!!その方がお互いやりやすいでしょ」
「そうですね。納得させないと家の前に数時間待ち伏せとかされてもいやですし」
「チッ、、、じゃあ数分後に近所の○○カフェの前で待ち合わせしよ!」
「、、、、はい分かりました」
ピッ
「えっと~」
「兄さんごめんなさい。せっかくの二人の時間ですが邪魔者、、、、風香さんを説得しに行ってきますね」
笑顔で答えてるが何も隠せてはいない。
わかってはいたが俺の意見を汲んでくれる気はないようだ
「ああ、気をつけてな~」
そんな笑みを浮かべながら靴を履いている妹の背中を眺めるしかなかった、、、、
________あとがき___________
ここまで読んで下さりありがとうございます!!
この小説のタイトルを「義理と判明した妹はヤンデレだった~学園で普通にラブコメしたいのに関わる人がみんなヤンデレだとわかり逃げられませんでした~」に変更することを報告します
これからもよろしくお願いします!!




