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シリアス短編

権力でざまあした結果

作者: 玉白美琴

俺はしがない商人のエチゴだ。


最近、とある国が隣国に復讐として近隣諸国と協力した連合軍に滅ぼされたらしい。


しかもだ、とある国でも王家の血を引く一族が反旗を翻したからフルボッコまったなしが真相だ。


いや、兵器や戦力を送ったのは、一族の姫を殺された大帝国だからトリプルボッコだな。



最初のきっかけは、隣国の王子が素性明かせない令嬢と共に、婚約者である公爵令嬢を断罪破棄した所から始まる。



夜会だから衆目の目があるし、それも素性明かせない令嬢の事を婚約者が虐めたらしくて隣国の王子は怒ったらしい。


所が、婚約者が令嬢を虐めていたのは事実で、しかもしかもその令嬢の正体は大帝国の皇女殿下だからもうやばい。



王子と皇女に詰め寄られ、婚約者は愛人だったとある国の国王に助けを求めた。


幸い、この国はホストである国王の国。


卑怯な権力使って王子と皇女を殺し、関係者も口封じして闇に葬った。


だが、王家の血を引く令嬢が瀕死の状態で助かり、国王と婚約者の罪が暴かれた。


王子を殺された隣国は直ぐに諸国と連合軍を組み、皇女を殺された大帝国は裏で兵器や戦力を送った。



って訳で、結果は御存じの通り。


権力でざまあしても、自分に跳ね返って来るんだよ。


例え逆に自分が被害者であって、王子を断罪し処刑したとする。


果たして、そんな令嬢についてくるお婿さんや、領民居るのかね?


まぁ、御伽話みたいに幸せになったふりをして、逆らう貴族や領民を血に沈めでもしてなけりゃ、幸せ維持なんか出来ないだろうな?


おっと、妻が呼んでるから俺はこれで失礼するよ?


ん?なんでそんなに詳しいか?


お客さん、それを聞くのは野暮ってもんだよ?

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