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前途多難なギルド
「あの、リオくん。ひとついいですか?
他のギルドメンバーさんはダンジョン攻略中ですか?
姿が見当たりませんけど…」
私はリオくんに問いかけました。
そう、このギルドハウスには私とネイトさんとリオくんしか居ない。
「ん?メンバーはワシらだけじゃよ。」
「そうですか…………って、えぇっ!?」
今、「ワシらだけ」と仰いました!?
「じゃ、じゃあダンジョン攻略もこの三人だけで行くんですか!?」
「そうじゃが?」
リオくんはさも当たり前のように答えた。
「三人だけじゃ危険すぎますよ!」
ネイトさんの言う通りだ。
ダンジョンには凶暴なモンスターやトラップが存在して、中には命を落とす方も少なくありません。
それを三人だけで挑むなんて、あまりにも無謀すぎる。
「大丈夫じゃ。いざとなったら蘇生魔法くらい使ってやるわ。」
「「死ぬ前提で言わないでください!!」」
やっぱりこのギルド…前途多難です……!!
「……そ、そうだ!」
私は、リオくんにとある提案をするのでした。
続く




