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嫉妬心(ネイト視点)

「ふぃー、メアリちゃんは頭を撫でる天才じゃのう!心地良いわい。」


「そ、そうですか?」


「………」


こんにちは、ネイト=オブシディアンです。


無事に新たなギルドに加入が決まった僕とメアリさん。


決まった、まではいいんですけど……


「メアリちゃん!抱っこしてくれ!」


「はいはい。」


ギルドリーダーのリオさん、ちょっとメアリさんとのスキンシップが多くないですか!?!?!?


今はメアリさんに抱っこをされている。


う、羨ましい……………!!!!!


僕だってメアリさんをエスコートしたり、時にはその、だ、抱きしめたりしたい…!!


「(まだ告白すら出来てない、けど……)」


ズン、と一人勝手に落ち込む僕を見ていたのかメアリさんがリオさんから離れて、僕の隣にやってきた。


「ネイトさん?

どうしましたか?」


赤い宝石のような瞳をこちらを見ている。


「あ、いえ……なんでもないです…」


あぁ…僕の意気地なしめ…!


なんて頭を悩ませていると、メアリさんの小さな手が優しく僕の頭を撫でた。


「め、めめめメアリさん!?」


僕は激しく動揺する。


「大丈夫ですか?」


「は、はい!寧ろ元気になりました!!」


「そうですか?」


「はい……!!」


視線を感じて、その方向を向くとリオさんがニヤニヤと笑っていた。


「まだまだ未熟よのう、ネイト。」


「~~~~!からかわないでください、リオさん!!」


「わわっ!喧嘩は駄目ですよ!?」


僕の嫉妬心は、リオさんには見透かされていたのでした……。


続く

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