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赤の断章ゴグマゴグ  作者: 五部 臨
1.廃都の彷徨い人
7/21

次回予告:『照準無き戦い』/なぜなにメカニカル、ファイル1.ノーマッド




流れた血こそ戦士の報酬

死を糧に生きるのは獣の掟

嗚呼、狼となり果てた女よ、銃声のまま吠えるがいい

たとえ瞳が硝煙でかすむとて、涙を流す資格はない


次回、『照準無き戦い』


共食いに潤う喉が静かに震える








なぜなにメカニカル

ファイル1.ノーマッド


ノーマッド

形式番号 WV-08F

分類 歩行車両

所属 都市国家同盟

設計 アヅマ・メカニカル

製造 アルクスト社

乗員人数 1名

固定武装 脚部対人機銃×2、左腕部20mm機関砲、腰部消火装置※

※いわゆる消火器だが、暴徒や歩兵に当てたり、煙幕として使用することも多い


 都市国家同盟が主力として使う機動兵器、それがWV-08Fノーマッドだ。スケイル・フレームを導入しており、うろこ状の骨組みが筋肉に近い働きを持つ。フレームに仕込まれたマイクロ・マシンに電力さえ通れば、動き続ける他にない特徴を持つ。

 地上での踏破性、拡張性に特化した傑作機である。


それぞれの評価

イネ「頑丈なのはいいですよねぇ、マシントラブルも少ないので助かります」

天十郎「カスタム前提ってとこだな。現場の使い勝手としちゃあ、悪くない」

トレヴァー「それにしても純正頭部とか偵察用の装備が高すぎ」

タナゴ「フレーム以外は単純な構造。正直、これ一本でいってくれた方が整備が楽」

正統政府軍少尉「ゾンビみたいな奴。中々、倒しきれないので、正直戦いたくないなあ」


ギルサーン社常務「つーか、これ前にうちとコンペ負けたモジュールのフレームじゃねか」

地球政府高官「ほんとだ。この構造、オルクス社のやつだよね。どうなってんの?」

オルクス社専務「宇宙鉱山を始めとした極地作業のため、提供した技術です。このように使われているとは誠に遺憾であり、嘆かわしいことです」


アヅマ・メカニカル開発室長「不正はなかった! これ、うちが作ったから!」

アルクスト社工場長「フル稼働しても手が足らん。もっと大事に使えよ!」

都市国家同盟代表「宇宙の放浪者たる我々が定住するための楔だ。グリーンネスト独立戦争の象徴であり、我々の牙である。」





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