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ぐうぜんとぐうたら  作者: 赦す内燃機関
多分一章でおわる。
9/9

賢者タイム

下賤です。


同じことの繰り返しだ


肌色、肌色、肌色。

桃色、桃色、桃色。

丸、丸、丸

揺れる、揺れる、揺れる。

擦れる、擦れる、擦れる。

白、白、白。

肌色と桃色と丸は揺れて擦れる。

そして白。

何をしてるのか皆目わからない。



グルグル、グルグル、グルグル、

目が回って、それで終わり。

電流が画面を伝って、体を巡って、

そして今、それが何処かへ消えた。


後には何もない。


何もないのにまたそこへ向かう。

空腹が訪れてまたそこへ向かう。

噛み砕いた物を失って、虚しさを得る。

一人の部屋に一人が居り一人が回る。


朽ちていく。


彼も彼らも彼女らも、満たされるものは穴の空いたずたぶくろ。

空腹、空腹、空腹。


時間もお金も電流もタンパク質もみんな何処かからきて、何処かへいくのに私だけがどこへもいけない。


そしてまた空腹がー。

その先に行きたい。

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