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ぐうぜんとぐうたら  作者: 赦す内燃機関
多分一章でおわる。
4/9

これくらいで

なんとなく今、さっきのあれ(・・)は失敗だったと思う。

たったそれだけの夜。

明日からのすべてのことがうまくいかないような気持ちがする。

自分がどこまでもつまらない人間であるような錯覚と

自分がどこまでも価値のない人間であるという妄想が止まらない。

そんな絶望がずっと続くような気がする。

どんな道も失敗に終わるような気がする。

あらゆる光が遮られ、

自分の未来は暗闇の中にあるという予感だけが頭を埋める。

陳腐な夜。身動きの取れない夜。無能な夜。無気力な夜。

ふっと死に憧れる夜。

なんて事のない些細な夜。

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