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玉石混淆  作者: モグラ
8/9

【たからもの】

数えきれない昨日の上に

人は日々新しい顔を晒す。


毎日のほんの小さな一瞬が

少しずつ 少しずつ 今の姿を

明日へと変えていく。


染み付いた一瞬はいつの間にか私

曲がるはずの無い志は歪な曲線を描く。


変わらないと信じられた背中は

いつの間にか丸まって 小さく 暗く。


褪せるはずの無いディジタル写真

あの日の輝きを見て取れないのは我が目。


日々という流れを止めるは叶わず

移ろいゆくは定めと泣く。



私の慕った師よ。

過ぎた日々に、生きていた志よ。


今も胸の内に

どうか変わらずにあるように

大切にまもろう。大切にまもろう。

2016年12月13日


時の流れは怖いものだ。

そんな風に感じた日に浮かんだ詩でした。

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