表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
玉石混淆  作者: モグラ
1/9

【ありがとう】

普通の人は、「忘れられない思い出」が

あると言います。

大切で 輝いていて いつまでも

色褪せぬ記憶があるといいます。


僕には、ないのです。


あまりに輝いていた瞬間も

今 ここで生きている奇跡も

1日たって 1週間たって 1ヶ月たって

何年もせぬ内に 忘れてしまうのです。


それは大切でないからではないのです。

それに薄情だからでもないのです。


僕はそういう人間なのです。


しかし、僕は

輝く瞬間に感謝し、

かけがえのない一瞬に涙し、

楽しいひと時を惜しむのです


そんな人間なのです。


僕が、名も言えぬあなたへ

あなたがいなければ、きっと

僕が今、頑張っている理由もないのです。


僕が、顔も知らぬあなたへ

あなたがいなければ、きっと

ついさっき、僕が感じたトキメキも

ありはしないのです。


共に 同じ未来を見られたこと、

すぐに忘れてしまうだろう

「一瞬」を共に過ごせたことに

感謝します。


嘘も 偽りも 見栄も 世辞もなく


「ありがとう」


僕が、名も言えぬあなたへ

僕が、顔も知らぬあなたへ


普通の人は、「忘れられない思い出」が

あると言います。

大切で 輝いていて いつまでも

色褪せぬ記憶があるといいます。


僕には、ないのです。


あまりに輝いていた瞬間も

今 ここで生きている奇跡も

1日たって 1週間たって 1ヶ月たって

何年もせぬ内に 忘れてしまうのです。


それは大切でないからではないのです。

それに薄情だからでもないのです。


僕はそういう人間なのです。


しかし、僕は

輝く瞬間に感謝し、

かけがえのない一瞬に涙し、

楽しいひと時を惜しむのです


そんな人間なのです。


僕が、名も言えぬあなたへ

あなたがいなければ、きっと

僕が今、頑張っている理由もないのです。


僕が、顔も知らぬあなたへ

あなたがいなければ、きっと

ついさっき、僕が感じたトキメキも

ありはしないのです。


共に 同じ未来を見られたこと、

すぐに忘れてしまうだろう

「一瞬」を共に過ごせたことに

感謝します。


嘘も 偽りも 見栄も 世辞もなく


「ありがとう」


僕が、名も言えぬあなたへ

僕が、顔も知らぬあなたへ

2016年9月3日


の作品となります。

なんだか自分でも懐かしいです。

(この通り、完全に自己満ですので、ご容赦ください)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ