表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒の竜騎士  作者: 西谷東
15/15

エピローグ

「竜の血、不味い……」


竜装(りゅそう)を解いてから、気を失ったリノスが目を覚ましたのは二日後。


契約の儀式で、アートルムの血を飲ませることになった。


「例えるなら、泥水」


「起きた直後にそれか……誰が、サービスで腹の傷を塞いだと思ってるんだ」


不機嫌な顔のアートルムに言われ、リノスは腹の傷を確認。


「塞がってる」


傷跡も残ってない。


ミシュナとカエルレウムは、報告のため王都に帰った。

村には医者を残し、リノスの血液調査を依頼。


「結果、でましたよ」


医者の調査結果に


「で、どうなんだ?」


「典型的な竜騎士と同パターンに変化したようですが、一部ウロボロス族のものによく似ています。これ以上詳しいことを調べるとなると、王都の専門施設でしょうね」


「そうか……」


「お、おい、オレどっか悪いのか?」


真剣な顔のアートルムを見て、リノスが顔を青くする。


「お前は、人よりちょっとだけ傷の治りが早い人間になりました、以上」


「なんだか、いい加減だな……」


リノスはベッドから、ゆっくりと上半身を起こす。


「確か、王都には竜騎士を目指す学校があるって聞いた」


「もう、決めてるのか? 」


アートルムに聞かれ


「お前とは、契約したけど……オレってまだまだダメだろうし。それに、知らなきゃいけないことも沢山ある。今のままじゃ、いけない」



「少しは、分かってるな。せいぜい黒の竜騎士見習いになれるよう、がんばれ」


リノスは眉を寄せると


「普通、相棒って協力してくれるもんだろ?」


「じゃあ、寝ながら応援してやる。はぁ……俺の平穏で安定した生活は、夢と消えた」


そう言って、アートルムは人の姿から黒竜へと変わる。


「さっさと準備して、村長に挨拶してこい」


「え……」


蝙蝠のような巨大な翼を広げて


「王都まで、ひとっ飛びしてやる」


「行こう、王都に」























ここまで、読んでくださりありがとうございます


暇つぶしにでも読んでくだされば幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ