春化周到。
「次は私だな!」
そう言って、立ちあがる露出狂。
「名乗ったとは思うが、君の心に私の名を刻みこむべくもう一度名乗ろう。私は桃山いろは。」
学校で遭った(誤字ではない)時は、コートの下に素肌を覗かせる典型的な変態ファッションだったこの女性。今は白いTシャツに、ジーパンといった爽やかファッショ
「嫌いな物は警察。好きな物はお○ん○んだ!!」
………爽やかファッションで、果てしなく………
「さぁ兼定君!!君の心に私の名前を、私のやわ肌に消えない疵を残して欲しいな!!!」
………果てしなく、最低だった。
「さぁ、何か質問はないかな?黒子の数から性感帯まで、何でも答えcyくぁわばっつ!!!!」
「………。」
いつの間にか背後から忍び寄っていた大家さんが、際限なく下ネタを垂れ流す口に巾着を突っ込んだ。
「ん゛ん゛っ!!」
「………。」
何故、頬を染める。
何 故 ! !
頬 を 染 め る ! ! !
「兼定君。この子ちょっと行きすぎちゃう事が多いのよ。」
大家さんが困ったような顔で、俺に声を掛ける。
ちょっとなのだろうか………果たしてこれは、本当にちょっとなのだろうか。
「でも、いろはちゃん ド M だから、きつめにお仕置きしても大丈夫だからね?」
「は、はぁ………」
「違うぞ大家さん!!!」
「うわぁ!!!」
先ほどまで、口腔内を熱く滾った大きなモノ(巾着)に蹂躙され、身もだえしていた露出ドМがいきなり大声を上げる。
………もうちょっと静かにしてて欲しかったなぁ。
「私はドМでもあるんだ!!!被虐的なあれこれも、加虐的なニャんニャんもどっちでもイケる!!!むしろエロい事なら何でもイケる!!!私こそが!!!技のデパート改め、性技のデパート!!!桃山るるぶぁぅdg」
卑語スピーカーと化した桃山の口に、二度目の制裁。
その口は、大きな大きなジャガイモで塞がれる事となった。