ハーピスト様の場合
さてさて、七不思議、七大罪、ラッキーセブン、七人の侍。
そんな7人目はハーピスト様です!
書かれている作品のジャンルはヒューマンドラマや異世界恋愛。
恋愛とは言っても、ヒューマンなドラマな側面がありありと描かれていて読後感がヤバいです。
描写が丁寧に書かれているので物語に入っていきやすいというのもあるかもしれません。
「転生したら、泣きながら罵倒されました」
「聖女追放!………とは直接関係なかった子爵様」
「入婿さんは、帰宅したらボコられた」
「この度、「勇者よ、死んでしまうとは情けない」と告げる係に任命されました。」
個人的に好きな作品はこのあたりでしょうか。
「この度、「勇者よ、死んでしまうとは情けない」と告げる係に任命されました。」
に関してはレビューも書いてます。
聖女追放や悪役令嬢の婚約破棄モノも書かれてますが、そういった類いのものもただのテンプレとはひと味違う読み応えのある作品に仕上がっております。
そして何よりも登場人物の感情の吐露が上手い!
たとえば、
「私は悲しい」
それだけじゃ、読んでる方も「ふーん」なわけですよ。
いかにして読者に感情移入させるか。
そこは作者の力量が出る部分だと思いますが、ハーピスト様の作品を読むと、キャラクターがどんな心情でいるのかがよく伝わってきます。
読後に満足感があるのはそういった部分があるからかもしれません。
短編やシリーズで書かれているのも読みやすくて助かります。
お忙しい方でも、ちょっと心のリフレッシュに1作いかがでしょうか?
1作で留まれるかは保証しませんが笑