『リュウの道』
氏の傑作本の感想です。
石ノ森章太郎(敬称略)といえば『仮面ライダー』とか『サイボーグ009』とかが有名ですが、紹介するのは『リュウの道』。
『リュウの道』石ノ森章太郎 著 簡単に紹介
⋆リュウ少年、恒星間輸送ロケットに密航。コールドスリープに処される。その間、たぶんクルーの好意で、膨大な知識をインプットされる。
⋆時を経て地球に帰還。地球はカオス状態になっていた。
⋆人間の地位は著しく下落、弱肉強食の捕食される側になっていた。
⋆サバイバルゲームの始まり
全5巻 1995年刊行
感想
私の言葉より、帯の文がこの作品を的確に表しています。
多様な世界観、深い洞察力、鋭い感性、豊かな情緒、きれいなライン
素晴らしいとしかいいようがない。
底の浅い(私の私見です、お許しください)仮面ライダーとかの作品とは一味違う、
味わい深い傑作です。
5月ごろ那須神社(大田原)境内のシャガです。
拙作(人の行方、那北の春)は、この本に多大な影響を受けました。