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異次元
3 異次元
何分経ったのだろう、智恵はほんの数秒前の出来事から、今我に返った。
智恵「はっ!!今のは何?あの小さな侍は?私やっぱり夢を見ていたのかなぁ?」
智恵は、数秒前の出来事を、思い返していた。あの出来事は夢なのかでも、あの時確かに足に痛みが走った。
智恵「足痛かったよね。じゃあ夢ではなく現実?」
いくら考えても、智恵の頭では理解出来なかった。智恵は、無理矢理夢を見たのだと、思う事にした。
智恵「あっ!今日は、トライラル(スーパー)の特売日だった。早く行かないと売り切れてしまう。」
急いで買い物の準備をして、家を出ようと扉を開けたその時、智恵は目を疑った。
そこには、黄金に輝くお城と、空には果てしなく長いオーロラが、智恵の目に写っていた。
智恵「え?私トライラルに行くのよね。今玄関の扉を開けてトライラル…………工エエェ~!!ここは何処、何処なのよ~もう、嫌だ~誰か助けて~。」
智恵は叫んだが、誰も来なかった。私の身に何が起きているのどろう。ここは一体何処なのだろう。智恵は途方に暮れる事しか出来なかった。