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ホールボイス

おっあんた起きたね

それはモブラだったモグラ

ただ声からすると女なのかも知れない

ああ

痛む頭を押さえながら呻く

声が割れて眩暈がする

ハハハあんたやられたんだってねボスに

ボス、、あのモグラ男のことだろうか

まっあんたが敵かどうかこれから調べるから

そう言って女はペンチのようなものを取り出した

まっまさか

ちっ違います

何がだい 笑いながら言う 顔をゆがめながら

ギャー―-

俺は叫んだ

急に体が軽くなり

目を覚ました

夢だった

しかし僕の家ではない

それはひどく暗くどよんだ空気

さらには鉄の檻に入れられ壁は土のようだった

こっ ここは

僕は檻の外にいる者に聞く

そいつは血走った眼をうすぼんやり通路に向けていた

おっおい

もう一度言ってみたが男はこちらを見ない

おっい!

大声で叫ぶと

うっせんだよ

それはそのヒョロヒョロの兵士とは思えない声

よく見るとそいつはモグラではない

普通の人の顔だ

だいたい口はぎりっと噛んだままで

何か喋ったとは思えない

暗い廊下のおくで影が揺れるのが見えた

そのずんぐりの姿

まさしくあのモグラ男だった

おっお前どういうつもりだ

叫ぶ 怒鳴る

しかしハハハ

と軽く笑って

お前何しに来た っと

普通に言った

何の感情もなくそってなく普通に

それはお前はよそ者と言っているような冷たさ

おっ俺は豆族の

そこで言葉が途切れた

嫌とざす

自分が豆族などと言っていい分けが無い

俺たちは動物だ

道に落ちてる宝だ

俺らは取られても仕方がない生き物

物のような存在

そんなものがそんなことを言えば

そこでもう一つ遅すぎることにきずく

そういえばこいつらの大きさは

山のような巨大な人間と言う人種ではない

今までこいつみたいな大きさのものと生活していたせいで違和感がなかったが

こいつらの大きさは明らかに俺と同じだ

こいつらも豆族なのか

俺はそう言おうとして口をつぐむ

出ろ

初めて門番らしい痩せ男が言った

モグラに指示されたのだ

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