ゴーストーリー
結局もみくちゃに祝られながら後にする
ほんと困った連中だ
誰かに見つかったらどうするつもりだろう
無理やる暴言味りに追い返しながらがっぽするキング
まったく
その時ケ――ンと何かが鳴く
まずい狐か
大人なら大丈夫だろうが小さい子供もいる
急いで短剣を抜きあたりを見渡す
ここ地上だ何があるか分からない
小さい頃からそう言われつづけていた
ふいに現れた黒い狐
皆いっせいに腰元の剣を抜くと
飛び掛かる
一緒にとびかかろうとする子供たちを長がひっ捕まえて
あたふたしていた
ここいらのキツネじゃない
普通なら俺らを見たら飛び掛かって来るなどしない
こちらの方が小さくても強いことを知っている
無駄な戦いなどしない
これが外の世界の違いか
めんどくさいなとか思っているうちに倒れるキツネ
早くも縛り上げ持ち帰ろうとする村人を
目立つからやめておけと村長が言う
ハハハ
俺はこのすきに立ち去ろうといて捕まる
子供達だ
めんどくさい
おい行くから服をつかむな
そう言って睨むと
涙を浮かべて首を振る
は~~~-―あ
俺はそいつの肩をたたいて
必ず帰って来ると言う
ウソだけど
すると目をこすり笑うから罪がない
俺は後ろでに 手を振って歩き出す
見渡す限り荒涼としたとした大地
わずかに草が生えているがほとんどが白っぽい大地
いってらっしゃーい
と近所にお使いに行くような感じで子供たちが言う
ああと振り返らずにもう一度手を振った




