ファーストファミリー
うるさいほどの声援に見おるられるのが嫌で明日になる前に町を出た
この村の人間は良いやつばかりだ
誰かの子供が少しでも傷つけばわが子のように心配するし
悪いことをすれば誰であろうと本気で起こる
そして何より歴史がそうさせた自分たちの今を平和に保てずどうやって団結できようと
いつ来るかも分からない敵
だからこそ
キングはそれが嫌だった
弱いものは、、、
キングはふと睨んでいた目から涙が出るのを感じ急いで振り払う
まったく嫌な日だ
キングはそういいながら暗い道を歩く
そうはいってもほとんど道などないに等しい
その背丈を覆う草の中を中を何かに見つからないように歩く
ホーホー
カエルミミズクの鳴き声
厄介だな どこかで見つかったんだろうかそれとも
そう思いながら
ダダルというバカ硬く短くそしてよく切れる短剣を握る
傍から見れば無いにひとしいそれを豆人族は巧みに扱い敵を殺す
不意に地面が途切れた
ここからは崖を下らなくてはいけない
すなわちここを降りない限り行くことはできない
それほどまでに隔離された町がそこにあり他者の侵入を今まで防いでいた
理由もあった
キングはわざとと草の生えていない場所に立つと
剣を構えた
その瞬間後ろから音もなく風が動いた
来たな
ギリギリまで待つといきなり体の三倍ほどジャンプすると飛んできたそれに乗ったっして黒い刃物を急所にさす
鈍い動きがして
又その体から飛ぶと地面に降りた
彼らは幼いころから師の拳法を習う
それは体の動きを止めるツボであり
場所によっては押されるだけで死ぬ事もある
そして今彼は枯葉と言う羽の付け根にあるツボを短剣で刺す
これで三時間をほど激痛で動けないだろう
一人のた打ち回るフクロウをけ飛ばして気絶させてから下に降りる
もしかすると狐かなんかに襲われるかもしれないが襲ったのだから仕方ないだろう
数百メートル落ちるように降りていたころようやく朝日が昇り岩肌を照らす
まずいなーバレバレだと下にいる仲間たちを見て言った




