■第七話■
「ついたぞっ」
なにが、おきた・・・?
「リーフの能力だよ、これについても後でちゃんと話すよ」
さて、入ろうか、と俺に言い部屋の中に入っていった。
俺は訳がわからないまま、『基地』に入った。
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「あ、イシカおかえりー。・・・で、どちらさん?同業者?」
部屋に入ると、中性的で、パッと見男か女かわからない顔立ちで、中性的な声をした人が出迎え?てくれた。
「ただいま、ネギトロ。同業者っていうかー・・・被害者?」
「へー、そりゃ災難だったね、ドンマ。俺ネギトロ、よろしく」
「ヤマトだ、よろしく」
ネギトロ・・・?本名か?
しかしこいつは俺と仲良くする気がないらしい、イシカが俺のこと被害者って言った時のあいつの俺を見る目がひどかった。
あれは多分一生忘れられないだろう。
「ほう、トマトですか」
「・・・お前と一緒にしないでくれ。」
俺はヤマトであり、トマトじゃない。
俺は人間であり、野菜ではない。
大事なことだ。
「あは、メンゴメンゴ★でも俺が人間じゃないみたいな言い方はひどいw」
俺もこいつとは仲良くなれない気がする。
まぁ悪い奴ではなさそうなんだけどな
「ネギトロも程々にしとけ。」とイシカが仲裁に入り、にらみ合いはとりあえず終わった。
「ごめん、みんなを広間に呼んでくるね」
「すまない、頼んだ。ヤマト、お前はこっち。」
ネギトロと別れ、螺旋階段を下っていく。
4階分くらい降りただろうか。
「ここだよ」
イシカは階段付近にあるドアの前に立って、そう言った。