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■第三話■



「絶対、逃がさない」

ソラはそういい、俺との距離をジリジリと詰めてくる。

俺の人生つまんなかったなぁ、ホント。

もっと楽しむべきだったかな。

・・・・死にたくないなぁ。




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「なんであの男の子を殺そーとしてるの?」

「気分」

「えぇぇえ!?気分で人殺しはよくないよ!?」

「お前には関係ない。・・・てか、あんた何」

クロトが乱入トンファー少女に問いかける

「え?あぁ!私?ミラっていうの♪」

トンファー少女はミラというらしい。

「別に名前とか聞いてないんだけど。なんで乱入してきたんだよ、って聞いてるの」

「人殺ししようとしてるところをみすみす見逃せないでしょー。

ま、私も名乗ったんだし、名前くらい教えてくれたっていいんじゃない?」


「・・・僕はクロトだよ」

「あっちの子は?」

「・・・ソラ」

結構いやいやだが、ちゃんと答えるクロト。

「ふーん、いい名前だね!ところで見たところ2人とも能力者っぽいねー・・・

どこ所属かな?」

「お前に言う義理なんてない、消えて」

その刹那、クロトがミラに鎌をふり下ろそうとした。

が、ミラは落ち着いた声で「イシカ」と呟いた。

「ー・・・いっ!?・・・ッチ・・・仲間がいたか」

クロトの背中には弓矢と思われし棒が刺さっていた。

はぁ、とため息をつき、クロトは

「ソラちゃん、その男、一旦壁に貼り付けてこの矢、抜いてくんない?」

「りょー。ちょいまち」

ソラは、クロトに指示された通り、ヤマトをナイフで壁に貼り付け

クロトに近づき

「いくよー、っえい!」

と弓矢を背中から抜いた。




「ありがとう、ソラちゃん。ー・・・で、あんた、誰?」



クロトは痛みに顔を少ししかめながら弓矢が飛んできたと思われる草むらを振り返りながらそう言った。




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