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老後生活からの異世界転移は即死スタート!?  作者: マグロちゃん
第六章 弟子?いや弟弟子

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77 そっ閉じ

 誰も薬草を採ってないから薬草はかなり増えている、今日はここ迄にしようと来た道を帰る、警戒していたが特に何も起こらなかった。


 そのまま冒険者ギルドに薬草を持っていき、ギルドに貼ってあるままだった紙を剥がして納品を済ませた。


 順序が普通と逆みたいだけどあぶれていた依頼をクリアしたので喜ばれた、特にあのおじさんは喜んでいた。


「ダルクのとこの坊主助かったぜ!」


 僕は黙って後ろを向いて右手を上げた、が二人が着いて来ないのでまた振り返った。


 しまった~ちょっと恥ずかしい。


 二人はそのまま紙が貼られている依頼を見ている、このギルドには元々そんなに依頼が無いのか?既に受けられているのかは分からないが、貼ってあるのは2枚しかなかった。


 さっきまでは3枚あったけど僕等がクリアしたからね!


 字は読めるけど背が足りない、フライを使えば見えるけど、隠し通してるソレをするのはダメだろう。


 椅子を持ってきて靴を脱いで残ってる2枚を見た。


 1枚は山の麓に出たという奇妙な鳴き声の獣か魔物かも分からない者を調べて欲しいというクエストだった。


 依頼主はトーマスさんになっている。コレはあの時のかと察した、一生クリア出来ないタイプのクエストだ。閉じれる本の様な形をしていれば、そっと閉じただろう、俗に言う()()()()だ。


 僕は二人を見て首を横に振った。


 もう1枚は所謂(いわゆる)お使いクエストってやつだった、えっ〜とモンベルに住んでいるカイ・モンベルに荷物を渡して欲しい?コレは手紙と一緒に台車に載せたら即クリアだな。報酬は銀貨5枚だった。


 本来であれば大人の足で片道2日かかるから往復で4日だ、何も無かったモンベルは行き先としても冒険者に人気が無いのだろう。


 依頼主に一度会う必要があるタイプのやつだった、ギルドのおじさんに声を掛ける。


「おじさんこれお父さんにやらせるので受けていい?」


 もう一人いる受付の女性は暇そうに爪をイジっていたのを見て、今度はこのお姉さんに話てやろうと思った。


 おじさんが頷いたのを見て紙を剥がして持って行く。


 依頼主の家に着く、クリスとアニーも一緒だ、依頼主のお婆さんが僕を見て訝し(いぶかし)がった、そりゃそうだろうね、僕はダルクの名前を出した、いつも使われるのだから僕も使って良いだろう。


 婆さんはおや、まぁとダルクの名前を聞いて喜んだ、早速荷物はこれだと渡され相手の名前も控えた、カイという名前の漁師だった。


 あの空飛ぶ魔導具に載せるから出発は月曜日だけど当日に着くよと伝えたら、また大層驚いていた。


 後ろで話を聞いていたクリスとアニーも驚いていた、あの事業にダルク一家が一枚噛んでいると知らなかったのだ、一枚どころかほぼ全部だけど。


 そこはバレても問題ないだろう。荷物積んだり選んだりしてるし。


 家路を戻ると二人はまだ付いてくる、まだテント暮らしをするつもりか?


 流石にそれが続くのは忍びない、リーネも言っていたが、外は結構寒くなってきてるのだ。


 これは確認が必要だと。


「ねぇクリスさん達はテント生活をいつ迄続けるの?」


 ストレートに聞いた。


「ウーン、自分が納得するまで?」


 意味が分からなかった、一番アバウトな答え其の一じゃないか!


「納得って何に?」


 もう一度しっかり聞かなければダメな話だと詳しく聞き出す事にした。


「ウーン自分が成長して一人前になる迄?」


 だから何で疑問形で終わるんだよぉぉ!質問してるのは僕なんだけど!


 クリスの横でアニーも頷いてるし、駄目だこりゃ、次に行けないよ!


 そうして家に着いたので。


「アースウォール」


「テントを張るならこの中にして、寒いから」


 後ろを向き右手を上げてドアを開けた。


 ガシッと肩を掴まれて戻された。チクショウ


「ちょちょっと、何ですかこれ?魔法?」


「今日は疲れたから説明は明日ね」


 恥ずかしいままなので手を払って家の中に入った、本日二度目だよ?きっと耳迄真っ赤だろう。

若い冒険者達が張り紙を見る。


何故か風が邪魔をし張り紙がはためく


紙を押さえて読もうとするその中の一人


ピリッと痺れた気がする


[やめなさいよ]ジュリオが呟く。


フウタとライの悪戯だ。



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