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老後生活からの異世界転移は即死スタート!?  作者: マグロちゃん
第五章 モンベルの漁村

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65 商店の名前

 ガンジとダルクが家に帰ってきて話始める。


「衣類、雑貨、後は薬が多かったですね」


 衣類と雑貨は簡単に用意出来るし、量も相当積めるし買える。


 薬は高価だ、これを用意するのは今の状況では難しいし村人だってまだ買えないだろう。


「用意出来ない物は置いといて、まずは衣類と雑貨の二種類をご用意しましょう」


 ガンジはじゃけぇと顎を触りながら頷く。


 棚や机はトーマスさんから木を購入して此方に持って来てから作ればいいか、と工具が欲しいと街で製作依頼を出した息子を当てにした。


「あとそうですね1周遅れにはなりますが、塩や魚を売った売り上げの一時的な保管と分配もお願いしないとだめですね」


 売り上げを自動で入金出来るシステムなど無い、手渡ししかないから、次にモンベルの街へ着く1週間後にしか物と売り上げを送れないのだ。


 実際は出来るがそれをしない為の魔導具台車便だ、それをしては意味が無い。


 今回始発は新しい台車のあるブラウゼアからになるので、明日の朝またブラウゼアの街へ行き衣服と雑貨を購入し、台車に積んでから午後には空を飛ぶ魔導具のお披露目となる。


 かなり忙しいな、あぁそうだ両替商にも行って金貨を銀貨と銅貨にしなければならないか。


 お金の無いガンジにお釣りの用意をしなければならなかった。


 こりゃまた家族総出で街に行かないとな。


 毎回商店で購入するのは利率が悪いから生産者達と顔合わせて直接購入とかも考えなければならないし…。


 あれ?俺も狩人引退か!?完全に思考が商人になっている事に気付いたダルクだった。


 実際狩りへ行く回数はここの所かなり減った、ニアが焼いた魚を美味しそうに食べている()()になった僕を見てフッと笑う。


 明日の夕方にはこの家に台車に積んだ荷物が入って来るのだ、玄関から一番近い部屋に行くと、本当に何も置いてない、この間来たままの部屋だ。


 取り敢えず今回は大きな布を用意して布の上に売り物を置く事にするか。


 皆のいる所に戻るとダルクは焼き魚を食べているニアに、明日の朝向こうの部屋を掃除しておいてくれと頼んだ。


「後は屋号だな。」


 明日からここはガンジの家ではあるが、商店ともなる。


「ガンジ商店でいいけ」

「ダメー!ニア商店がいい!」


 どっちでもいいが、折角だ何かパンチの効いた名前はないかと決め兼ねる。


人魚(マーメイド)商店とかは?」


「それだ!」「それじゃけ!」「それいい!」


 3人が同時に人魚(マーメイド)を気に入ったので商店の名前が決まった。


 食後のミカンを食べながらニアがいつも頭の上に置いているヒトデの事が気になった。


 ニアがガンジの家に来てからもう3週間近くになっている、それなのにカラカラに乾燥してる訳でもなくヒトデの形態を保っている。


「そのヒトデ何なの?」


 色々な意味で聞いてみた。


「んー?ヒトデン?ヒトデンは魔物でお父さんに貰ったから持ってる!意外と可愛いし」


 魔物、初めて見たスライムを思い出しながら二度目の魔物だと言われたヒトデンを見る。


 ロック鳥もそうなのか?それなら3度目にはなるな。


 可愛いかぁ〜。女の子の可愛いは本当によく分からないなと合計100歳に近いジュリオでも未だに良く分からない謎に苦笑する。


「それにしても人魚商店かぁ〜楽しみだね」


「ウンウン〜頑張ってね看板娘」


 実際厳ついガンジの顔を見慣れていると思われる村人も、ニアの方が買い物しやすいだろう。


 感激する程海の綺麗なこの村が少しでも裕福になると良いなと、ジュリオは明日も早いからと早めに寝床に着く、ニアの布団の中だ。


「このヒトデナシ!」


 後から気付かれて追い出された。

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