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老後生活からの異世界転移は即死スタート!?  作者: マグロちゃん
第五章 モンベルの漁村

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64 ガンジへ提案

 家に着くとダルクが話を始めた。


「実はな、エリンさんにモンベルとの交易をやってくれないか?と頼まれたんだ」


 どういう事?と聞くと


「そもそもモンベルはバリンの所為で貧しい村だったろ?それが今回の価格見直しで多少稼げる様にはなるが、今度は稼いだ金を使う所がない訳だ。」


 あー!と一同気付く。


「で、仲介をするのであれば(から)の荷物を運ぶより需要のある物を持って行って、モンベルでも売れば尚良いだろう?まぁこれはエリンさんの受け入りだが。」


「まだ前回の1回分しか稼いでないから皆が皆とはいかないだろうけどな」


 成る程全くその通りの話だった。


「それに、ロック鳥を売った金がまだ残ってるからそれを資本にすればいいからな、って事でジュリオ今日飛ぶから付き合え」


「はいー?魚食べられるし、まぁいいよ」


 魔導具台車のお披露目はまだ先なのでロック鳥の羽根を羽織ってダルクと夜明け前に飛んだ、ダルクは何か荷物を持っていた。


 最初に来た時と違い崖上のミカンをこの間買った袋に詰めてから崖を降りて海方面から村へ歩いて行く、ロック鳥の羽織は脱いである。


 ガンジの家に着いてドアを開けるとガンジはもう起きていたがビックリしていた。


「お義父さんおはようございます」

「お爺ちゃんおはようございます」


 二人の間にはもう信頼関係が出来ているので邪険に扱われることもなかった。


「なんじゃけリーネはおらんのけ?」


 この程度だった。


 ジュリオはニアの部屋へ行きヒトデをニアに何度かぶつけて起こした。


「ファッ?このヒトデがナーイ!?」


 そりゃニアのヒトデ投げてるもんね。


 ダルクが話を始める。


「〜と言うことで、欲しい物を此方で用意する事になりそうなんですが、お義父さんに折り行ってお話があります」


 ガンジはなんじゃけ?と首を傾げる。


「お義父さん漁師辞めてモンベルで商店やりませんか?」


「…………なんじゃけぇ!?」


 続けてこう言った。


「お義父さんは村を助けて欲しいと私達に言ってエリン商店との取引は上手く行きましたが、買うものが何も無いじゃモンベルは不便な村のままですよ、物を持って来ても売る場所が無いんです。」


 漁をやりたくないニアが、ガン爺やろうやろうと後押しする。


 暫く考えた後ガンジはどうすればいいのけ?と覚悟を決めた。


「丁度お義父さんの家は他の家より大きいし、殺風景と言っていた部屋には何も有りません、棚や机を置いてレイアウトすれば直に商店になりますよこの先は多少改築も必要かも知れませんが。」


「それに私の家の隣には木こりが住んでるので木材も手に入りますし、後は村の皆が何を欲しがってるかお義父さんが把握してくれればそれに合わせて品物を持ってこさせます。」


「なんじゃけ!割と簡単そうじゃけ!」


「後はニアがお金を管理すれば何の問題もないですね」


「ひぃ~ヒトデあっあった!」


 投げようとして止めていた。取らないよ?


 この後ガンジとダルクはモンベルの村人一軒一軒を訪ねて最初に欲しい物を聞きに行った。


 僕はニアの読み書きと計算能力を見ている、紙が高価なので砂浜に行って棒で砂に書いている。


 思ったよりニアは頭が良かった、掛け算まではまだいかないが足し算引き算位は普通に出来る。


 えっと銅貨が100枚で銀貨1枚になって銀貨が10枚で金貨1枚で合ってる?


 ウンウンと頷く。


「じゃあ金貨1枚を払って銀貨4枚と銅貨48枚分の物を買いました、お釣りは?」


「えっと〜、えっと〜」


 両手の指を使って一生懸命考えていた。


「こういう時は銀貨と銅貨を一度切り離して〜別々に考えてから後で合わせたらいいよ〜」


「お釣りに銀貨6枚渡したら銅貨の分が多くなっちゃうね?なら次の数の5枚なら銅貨分が足りないね?じゃあ100枚から48枚引いたら52枚になるね?」


「あ~そっか〜そしたら銀貨5枚と銅貨52枚のお釣りね!」



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