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老後生活からの異世界転移は即死スタート!?  作者: マグロちゃん
第五章 モンベルの漁村

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55 予期せぬ提案

 夕方になって起きた僕をリーネが目ざとく見付けると


「ジュリオやっと起きたのねー」


 そう言って手を引き立たせるとニアの元へ連れてかれた。


「ニアさんがお礼を言いたいんだって」


 ニアは連れてこられたジュリオを見ると照れているのか顔を赤くして


「本当に助かったわ、ありがとう」


 ペコリと腰を曲げてそう言った。


 そう、この残念人魚はどんくさいだけで悪い印象は受けなかった、寧ろ面白いとさえ思えた。


 下手に高飛車だったり、偉そうにしてたらジュリオは簡単に置き去っただろう。


 ガンジの元へと連れてきたのも、リーネに優しく接するガンジを見てイケるかも?と思えたからだった。


 付いてこなければそれはそれで済ませたが、ニアは付いてきた、結果イケるかも?は正解だったというだけだ。


「それでこれからどうするの?」


 流石にただ飯食らいとして置いてもらえる訳じゃないだろう、何か言ってた気もするが魚で頭いっぱいだったのでしっかり聞いてない。


「ガン爺の漁を手伝うわ!」


 既にガンジの名前を略しながら無い胸を張ってこう言った。


 そんな話をしているとダルクがジュリオ起きたのか?と部屋に入って来た。


「ちょっと来てくれ、お義父さんが呼んでいる」


 ダルクに呼ばれてガンジとセリーヌが居る部屋に入った、後からリーネとニアも付いてくる。


 全員が一室に集まった、やはり殺風景で本当に何も無い。


 両親とリーネ、ガンジは僕が外に探索したり寝てる間に色々と話をしたようで、ジュリオが四体の精霊と親和性を持ってることや、様々な魔法を使える事も話していた。


 流石にロック鳥ソロ討伐の事は伏せたみたいだけど。


 本当は飛べる事も伏せてあったようだが、持ってきたミカンでバレたらしい。


 ミカンが崖の上にあるのは知られていたようだが、ミカンを採りに行くのはモンベルを迂回して谷を越えた先でやっと採れるといったものだった。


 ものの1〜2時間時間で採ってこれるものじゃない。


 そもそも僕とリーネを連れてモンベルに着くのも簡単ではない。


 モンベルに行商人が来るのは一ヶ月に一度しかなかった、それも3日後に来るはずだからどうやって来た?という話だ。


 ガンジは身内だしとセリーヌが洗いざらい吐いていた、ロック鳥の羽根を纏ってブラウゼアの街を越えた山の麓から()()()()()と。


 飛べるリーネが目の前でふわふわ浮いて実演したのを見てガンジも信じるしかなかった。


 ざっと()()()話してあるとセリーヌから聞いた僕は何が何だか分からない、気持ち的にはふーんそれで?という感想しかなかった。


 ガンジがまだ幼い孫の僕をマジマジと見ている。


 元々が厳つい顔のガンジにそんな風に見られると何だか困惑してしまい居心地が悪い。


 ガンジにジュリオが起きたら連れて来てくれとしか言われてなかった両親も、ここから先はガンジが何を考えているか分からなかった。


 ガンジは黙って僕を長い間見ていたが


「ふーーーーーー」


 と長い息を吐きながらこう言った。


「ジュリオ、モンベルを救ってくれんけ?」


 5歳児の僕に深々と頭を下げてガンジが言った。


「はいー?」

章分け出来る機能を知ったので分けました!

手探りで申しわけありませんが、この先も宜しくお願いします。m(_ _)m

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