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第4話 中欧のズメイ

この「ズメイ」と言う名称は怪獣マニアの方が詳しいのかもしれない。ロシアの三つ首の竜ズメイ退治の話を基にした映画が我が国にも伝わりこれが「キングギドラ」となりました。なので悪竜ズメイの方が我が国では有名です。今でもロシアのズメイ像は時間になると炎を吐く像があって有名です。今ではロシアの有名な観光地の一つです。


 ズメイは東欧の人にとっては遊牧民族の象徴にして侵略者の象徴です。そもそも非キリスト教圏から来る侵略者にして東方遊牧民にとって竜は守護神ですから当たり前ですけど。


 ところがロシアを出てブルガリア、クロアチア、スロベニアあたりまで行くとズメイは守護神となります。守護竜となるんですね。かつての日本の地理学に置いてブルガリアやクロアチアは東欧ですがそれは東側共産陣営に属していたからであり、2025年の今彼らに「東欧諸国」なんて言おうものなら最悪喧嘩になります。なので「中欧」という表現になっています。そもそも通貨はユーロでNATO加盟国ですからね。


 これはスロベニアの首都リュブリャナに行けば竜の橋という場所でもランドマークになってますし町の紋章になってます(城の上に緑のズメイが居る紋章となっています)。ちなみにメスズメイに恋い焦がれてしまうと大変で人間の男はぼーっとしてしまうのです。治し方は薬草を食べさせるのだとか。


 ということは?


 そう、人間とズメイの恋の成就もありえるというわけですね。人間と竜の子は悪竜を倒す力を手にするとされます。ドラコニと言うのだそうです。みかけは人間と変わりませんが。まさに竜の血を引く勇者です。

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