【おまけの最後】善悪を超えし宇宙竜ウロボロス
最後はドラゴン騎士団の旗にもなったウロボロスでしめくくろう。実はウロボロス、世界地図を囲むように尾を咥えたりする竜です。世界蛇とか言いますね。北欧のヨルムンガルドの影響を受けたとも東洋の竜の影響を受けたともいいます。日本だって日ノ本の地図を加えた龍が居るのです。
ウロボロスの意味は単純に無限大というだけでなく永劫という意味や円環運動という意味にもなり「不老不死」にもなり錬金術師の記号にもなりました。数学では有理数の無限大という意味にもなり実数で無限大です。「∞」ですね。虚数ではないのです。
ユングは人間精神の元型としました。
それどころか全知全能という意味にもなります。ほら、なんでヤーヴェが竜だったのかがここでも接点が出ました。死と再生、破壊と創造という意味にもなりまさに役割がヤーヴェ神そのものです。
元々は古代エジプトでは太陽神ラーを取り囲んでいる宇宙竜です。竜は太陽神と対立するって? それ、嘘です。航海の邪魔をする竜魔王アペプから守る竜なんですからね、ウロボロス。
けど、実は悪のウロボロスがいる。自分で自分を食い物にするので世俗主義、あるいは自滅、あるいはデフレの象徴にもなったのです。
つまりね、神のもとで善のスパイラルにするか、負のスパイラルにするかは人間次第なんだよ。
無限大って正の数の無限大もあれば負の数の無限大だってあるんだ。ヤーヴェとは本来そういう神であって本当は自分次第だったのかもしれない。そう、遺伝子もほぼ∞の形をしている。だからと言って運命は決められいない。運命は自分で作り責任を持つ。それが神ある国の近代社会なのだ。ヤーヴェの姿は実は光竜にして無限大なのだろう。
善のドラゴンの探求 終




