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ブルーナイトメア 第1部  作者: 小倉 めい
4/5

4話 「溺れる」

ひとこと

めいです!

4話から、かなり謎が解けていくと思います。

よろしくお願いします

「俺、ホンモノだと思う? 」

「ホンモノ? 」

ああ、そうか。

柊も俺と同じ体質なんだ。ホンモノかニセモノ

かなんて、分からなかった。


少し先を歩いていた柊が振り向いて、

何かを持った右手を上げ、"それ"を振りかざしてくる。よく見れば、それは

ナイフだということに気がついた。

シュッと鋭い音がした後、おれは真っ暗な

場所にいた。


「…え?おれ、死んだのか?

ああ、入れ替わっただけか…

でもなんで、俺は柊に殺されそうになったんだ? 」

ツキと入れ替わることが出来るのだと思い出し、胸を撫で下ろして、考える。

俺はクローゼットを開けて、クローゼットの外へ出た。


「うわっ! 何が起きてんの!? 」

ツキが入れ替わって、

ギリギリでナイフをかわしたが、

ナイフを持った柊が、こちらを鬼の形相で

睨んでいた。


ツキは顎に手を当てて考えた。

「なるほど。君は柊のニセモノ、

なんだね? 」

「なんでそれが分かる!? 」

柊のニセモノは、驚きで目を見張る。

「だって、柊が庵にナイフを刺そうとする訳

無いじゃん、庵の事知らないのに。

なんで君は刺そうとしたのかな〜? 」

ツキは焦りで固まった柊にゆっくり

近づいて、柊のナイフを撫でるように手から取ってみせた。


「う、うぁ、うわああああああ! 」

「え、逃げた。」

ツキは逃げたニセモノの柊を追いかけた。






「んー、ここかな〜? 」

追いかけていると森の中に入ってしまう。

真っ暗な夜で、当たりが全く見えない。

ツキは庵のカバンの中からスマホを取りだして、スマホ懐中電灯で当たりを照らす。

「え、ここって…」

目の前には大きな白い建物が立ちはだかっていた。

ツキはその建物にゾッとする。






「だ、誰か助けて!!! 」

女の子の枯れた声が響いて、目が覚める。

「な、なんだ?」

目が覚めると、俺とツキは入れ替わっていて、家とは別の場所にいる。

森のような場所だ。

なんでこんな場所にいるんだ…?

体を起こして、スマホを見ると、

まだ夜の3時だ。

スマホの懐中電灯を使って、周りを照らすと、大きな建物があった。

「離して!お願い!! 」

この建物の中から声が聞こえる。

俺はその建物に入ることにした。


「離して!! 」

「夢見ちゃん。大人しくしたらいいだけなのよ。」

建物の中に入ると、入口のすぐ前に階段があり、その上からさっき聞こえた女の人の声と、また別の女の人の声がして、

暴れて布が擦れ合う音がする。

どうなってるんだ?

俺は急いで階段を上った。


スマホで足元を照らしながら上ると、

さっきよりも近くで女の子の声が聞こえた。


2階は広い。歩き回ると、

日向神社で会った巫女を、スーツの女性が

取り押さえている姿がそこにはあった。

口と手を押さつけえられて、涙目で

こちらを見つめる瞳は、とても辛そうだった。

なんであの巫女がここに居るんだ?

俺が目を丸くして茫然としていると、

「助けて! 」

こちらに向かって叫んできて、目が覚める。

続く

あとがき

こんにちは、めいです!

巫女と、スーツの女性は、

どういう関係なんでしょうね…?

いいね、感想、ファンアートなどくれたら

とても喜びます♡

次回もよろしくお願いします

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