君を癒やす旅
まだ
まだ
遅くはないよ
その手を離してしまえば
辛くないこと
でもあなたの心は
泣き叫んでいること
離さなければいけなかったこと
自分の心も同じこと
泣かないために生きていること
それも立派な生き方だけど
何かのために生きること
それはとっても幸せなこと
誰かに知ってもらえること
誰かがどこかで応援を
それがひどく嬉しかったこと
それがひどく優しかったこと
誰も気づいていなくても
僕はちゃんと知ってるよ
愛されないと泣いた日々
そんな自分が嫌いでも
たしかに誰かを愛してて
誰かもあなたを愛してる
一人がひどく怖くても
どうか僕の声を聞いて
寂しくなったらいつでもね
口ずさんで思い出してよ
泣いたっていい
枯れるまで泣いてしまえ
それが何度でも花を咲かせて
あなたを笑顔にするから
新しい旅が始まって
あなたの傷を思い出にする
それがあなたを癒やす旅
冷たい心を溶かす旅