旦那様とおみかん。
皆様ごきげんよう。温州みかんの美味しい季節になりました。こたつで食べる温州みかんが最高、手軽に食べれる温州みかん。昭和の世代の学校給食で出ていた、冷凍ミカン。凄いですよね!丸ごと冷凍してたのがでていたのですよ。
確か赤いネットの中で、ミカンが凍っていた記憶がゆるーくあるのです。それも低学年位で終わったような?六年生の頃には、見たことが無かったよーな……。
お江戸の時代には、温州みかんで、一山当てたお方がいらっしゃるおみかん。このお方は遊郭で、小判播いて遊んだそうです。
そういや風刺画で、1円札に火をともして、履物探さすお金持ちってなのを、教科書で見たことがありますよー。お金の使い道が困るとこうなるのですかね?
むかーし読んだ書籍に、なぜ種無し蜜柑になったのか?とのお話があり、遊郭の花魁の悲恋話でしたよ。それが唐突に蜜柑が出てくる、嘘だろとここで蜜柑かよ。て、いうような展開で、
(゜゜)……、後世に残る話は簡潔!ツッコミどころ満載が良いのかしらーと、お勉強になったのです。
さて……、旦那様は温州みかんがそれはもう、大好きなのでございます。その昔食べすぎて、手が黄色くなったのです。それ程迄に好きなのです。
このお方、柑橘系なら何でもこーい!なのですね。文旦もザボンも八朔ネーブル、オレンジ、ポンカン、デコポン、柚子も酢橘もカボス、檸檬も食べるのですよ。
夢は沖縄に行って、シークヮーサーを採って(盗ってではない)食べたいそうです
ええ?何か違うのもある様な気がしますが、気のせいです。みんな揃って皮を剥いてお召し上がりです。根性出してますねー。
果汁ぶしゃー!となれと、嫁は念じております。
昼間食べるのは幾らでも良いのですけどね……。夜大量に食べるのはどうかと思うのですよ。皆様言われたことがありません?
『蜜柑夜に食べ過ぎたら、お漏らししまっせぇ!へへへ』
そうです。おトイレが近くなるのですよねー。我が子供にも夜は1個にしとけと大きくしましたよー。朝起きたら地図は可哀想ですからねー。
で!旦那様です。
「最近、夜中にトイレばっかり行くんや、何処か体が、悪いんやろか……なんでやろ」
何故か捨てられた子犬如く話してくるのです。私は土日祝祭日も仕事の時があるので、忙しい朝に聞かれたら……。
「病院に行け」
と簡潔にお返事します。
「蜜柑食べ始めてから近いんや。食べ過ぎなんやろかな」
「わかっているなら数を減らしましょう」
はぁ……、毎年恒例、繰り返しになるるのですよ。
果物かごから温州みかんを一つ握り、えいや!と、頭に投げつけてやろうかと思うのですよ。
我が家は台所に果物かごを置いてます。冬場は極寒ですよー。隙間ヒュー。
こたつの上に置いて置くと、自分では無くなったら入れない、おい、みかん←イラ……。
皮をそのままにする。←イライラマックス
なので嫁は台所にかごを置いてるのです。その近くにはゴミ箱設置。すると旦那様は。
こたつ、立ち上がって、蜜柑、皮をゴミ箱。こたつに戻る。立ち上がって、蜜柑、皮をゴミ箱。こたつに戻る。立ち上がって蜜柑、皮をゴミ箱。こたつに戻る。立ち上がって蜜柑、皮をゴミ箱。こたつ……以下略。
一体何回繰り返すのですか!ゴミ箱を果物かご近くに設置したため、自分で捨てるようにはなりましたよ。←パチパチパチパチ(拍手)
「それは蜜柑の食べすぎです」
「そやかて美味しんや」
「3つ迄に留めたらいいのです」
「何でトイレばっかり行かなあかんのや」
「だから蜜柑の食べすぎなのです」
「美味しいんや、何個でもイケる、トイレに行かんようにでけへんかな……」
「数を減らしたら行かなくなります」
エンドレスリピートになるのですよ。夜中にトイレが寒いのです。我が家は、これからの季節、廊下は冷蔵庫と変わらない室温ですから。
そうそう、蜜柑の皮は陳皮です、漢方薬になります。なので。
どうせ食べるのなら皮ごと食え、冷え性予防になると嫁は思うのです。
おわり。