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1話

何もしなくていい暇な日曜日です。

この時間が好きで、いつまでも続いてほしいと思っていました。

それが今日は...いや、今日からは現実になったのでした。

目覚ましの音で目が覚めます。なにかと憂鬱な月曜日です。

この日に電車に飛び込む人が増えるのも納得できるような気がします。

まあ、私は自転車通勤なんですけどね。


「行くぞ、マスター」


言い忘れてましたが私はタルパ持ちです。精神は病んでない。...つもりです。設定もわりとガバガバですけど、それでもマスター呼び名のは性癖でしょうかね。


朝の準備を終わらせてふたりで家を出ます。珍しく人がいません。

住宅街なので、そんなに気にならなかったんですが信号のある交差点で気づきました。


車がいない、人がいない、信号も消えてますね。流れ的にわかりますが念の為スマホ開いてみます。案の定圏外ですよね。


普通の人なら慌てちゃいますよね。私も少しパニックです。


世界が止まった?壊れた?そんなのは些細なことです。だって


「会社いかなくていいんだ」


そう思ってしまったんですから。やっぱり病んでたのかもしれないですね。


「ねぇ、ミクさん」

タルパの名前です。

「どした、マスター」

「これからずっと(?)日曜日だぞ」

「そうなのか?じゃあどっか行こうぜマスター」


そんなやり取りを心の中でしながらも一応会社に向かってみます。

定時になっても誰も来なかったらもう勝ちです。


壊れた世界で、私とミクさんの二人旅の始まりです。




日曜日のこの時間が1番憂鬱ですね。

晩酌しながら書きました。ほんとにこんな世界になったらいいですね。


ご閲覧ありがとうございます。

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