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ライスシャワー物語 『疾走の馬、青嶺の魂となり 天に駆けた孤高のステイヤー』  作者: 風花 香
最終章 6歳 生涯最高のかけがえのないゴール そして……

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後門の狼

 ライスシャワーがレースを引っ張りペースをつり上げたことで、スローペースで流れていた第111回天皇賞はステイヤー同士によるスタミナの消耗戦となりました。


 エアダブリン、インターライナー、ハギノリアルキングら有力馬がライスシャワーを追走する中、ステージチャンプ鞍上の蛯名正義(えびなまさよし)騎手は虎視眈眈と勝機を伺っていました。


 雨による重馬場、早めからのロングスパート。この展開に先行勢の脚は直線で必ず止まると踏んでいたのかもしれません。


 終始折り合いがついており、出たり入ったりを繰り返した挙句に早めからのスパート合戦になった先行勢を尻目に、末脚自慢の後門の狼は獲物を捉えるその瞬間を狙い澄ましていました。

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