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運命の出会い

 迎えた三冠レースの第一冠目のレース皐月賞(さつきしょう)当日。


 このレースからライスシャワーの鞍上(あんじょう)には終生のパートナーとなる【的場均(まとばひとし)】騎手がいました。


 的場騎手はこのとき確か35~36歳。毎年安定した成績を残し続けており、ベテランに差しかかるこの時期には既にGⅠレースも勝利していて、名実ともに一流ジョッキーの仲間入りを果たした頃です。


 他の馬や騎手に記録が掛かったレースでめっぽう強く、狙った獲物は逃さない『ヒットマン』や『マーク屋』の異名で競馬ファンの間では知られていました。


 物騒な異名ではありますが、的場騎手の騎乗はフェアプレーそのもので、この時既に4回くらいフェアプレー賞を受賞しています。その騎乗スタイルこそが、勝利数以上に的場騎手の騎手としての誇りを表したものではないかなと私は思います。


 また彼は馬をとても大切にしていて、レースがあった次の日には前日に騎乗した全ての馬の様子を見に行っていたようです。その他にも的場騎手の人柄の良さや、馬を大切にしているエピソードは幾つもあります。


 さてそんな終生のパートナーと出会ったライスシャワーですが、的場騎手のライスシャワーに抱いた最初の印象は「あぁ、乗り易い馬だな」というありきたりなもので、やはりGⅠを勝つような馬とは認識されませんでした。


 そしていざ発走した皐月賞で、ライスシャワーは全くの見せ場なく8着と破れます。

 勝ったのはやはり『栗毛の超特急』ことミホノブルボンで、同世代のスーパーエースはスタートからゴールまで一度も先頭を譲ることのない、圧巻の走りで三冠レースの第一冠を手にしました。


 この時のミホノブルボンはライスシャワーから見れば雲の上の存在だったことでしょう。

 

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