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ライスシャワー物語 『疾走の馬、青嶺の魂となり 天に駆けた孤高のステイヤー』  作者: 風花 香
第四章 5歳 復活の兆し 長いトンネル

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41/64

暗転

 天皇賞(春)を目指して関西の栗東トレーニングセンターに移動し調教が積まれたライスシャワーでしたが、ここで悲劇に見舞われます。


 2歳の時に骨折した箇所を再び故障してしまったのです。

 調子も上がってきて期待も膨らんでいたであろう時の骨折です。陣営の落胆も相当大きかったでしょう。


 ライスシャワーは天皇賞(春)を回避せざるを得なくなります。


 因みにこの年の天皇賞(春)は京都競馬場が改修工事で使えなかった為、阪神競馬場で行われました。


 結果は完成された強さを身に付けつつあるビワハヤヒデの圧勝でした。


 余談ですが、そのビワハヤヒデ騎乗の当時の現役最多勝騎手、岡部幸雄(おかべゆきお)さんはレース前「怖いのはライスと豊」と語っていたそうです。


 豊とは武豊騎手のことを指し、ライスはもちろんライスシャワーのことです。


 当時付け入る隙がなくなりつつあったビワハヤヒデを脅かす存在として認められていたライスシャワーでしたが、同じ土俵に立つことは叶いませんでした。


 そしてライスシャワーには長い我慢の時が訪れます。

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