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ライスシャワー物語 『疾走の馬、青嶺の魂となり 天に駆けた孤高のステイヤー』  作者: 風花 香
第二章 打倒 メジロマックイーン

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立ちはだかる者

 天皇賞(春)は京都競馬場で行われる3200メートルの過酷な長距離戦です。

 JRAのレース体系で3000メートルを超えるGⅠレースは、3歳クラシックの最終戦である菊花賞と、この春の天皇賞の2つしかありません。


 菊花賞は3歳馬限定戦ですから、古馬となったライスシャワーが出走できる長距離戦GⅠレースはこの天皇賞(春)を除いてありませんでした。


 ライスシャワーにとって得意な長距離戦。更に近走は2着、1着と順調なステップを踏んできていることからも、このレースは望むところでした。


 しかし、ライスシャワー陣営はまだまだ実力が足りない。もっともっと強くならなければ勝てないと焦りを隠せずにいました。


 3000メートルの菊花賞ではあの無敗の二冠馬ミホノブルボンをも破ってみせたというのにです。

 

 それもそのはず、ここにはある一頭の馬がライスシャワーの前に立ちはだかります。

 あまりにも強大なその存在は、おそらく当時の現役最強馬候補の最右翼に位置しており、ミホノブルボン以上の強敵になることが予想されました。


 その馬とは芦毛伝説の現継承者にして、春の天皇賞を2連覇中の王者メジロマックイーンです。

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