衝撃
風呂場で腰を抜かして経たりこんでるのは
碧さんではなくお義兄さんッ!!
訳がわからなかったがとりあえず悲鳴の原因
Gを退治した。
そしてお義兄さんを湯船から抱き上げて落ち着かせた。
「えっと…とりあえずどういうことですか?」
「ちょっと待って」(トゥルルル)
お義兄さんは急に誰かに電話しはじめた。
すると5分もたたないうちにドアが開く音がした。
(ガチャンッ)「何やってんだ色シキっ!?」
「えっ?!?」
そこにはもう一人の縁さんがいた。
体格は多少違うが顔は瓜二つ、二人が双子だと気づくのに暫く思考が止まってしまった。
「とりあえず色はちゃんと服を来てこい…」
そういってリビングには縁さんと私だけになってしまった。
(バンッ)「すまないっ!
君のことなんだかんだ言っといてこちらも同じことをしていたんだっ!」
「身代り…ですか?」
土下座していた縁さんは顔をあげ説明をした。
妹の婚約者がどんなやつか見極めるために碧さん本人に内緒で半年早くから同棲して、双子の弟、色さんに身代りをさせていたのだと…
「ホントに申し訳ないっ!」
「別にいいですょお互い様って感じだし…」
私が笑顔で言うと縁さんは嬉しさのあまり抱きついてきた…!
「ありがとっ!優しいなっ君は…」
「ちょっ、え、縁さん?!」
(ガチャン)「ああっ!」
着替えを終えた色さんが戻ってきた。
2人が抱き合ってるのを無理矢理剥がした…
「縁っ!抜け駆けはなしだよ?!僕だって今まで我慢してたのにっ」
「色さん?」
二人の空気が何やらおかしな方へ向かっているのは気のせいか?
「紺ちゃん、縁はシスコンだが僕は違うからね?!
この計画だって役者の訓練のためにやったんだ…」
「はぁ?」
超絶どうでもいい、それよりいつまでに引っ付いているつもりだろ?
「シスコンとこれは別だっ!
俺は真剣に…(バッ!!)」
チュッ…クチュヂュッ、
「プハッ、なっなっなに「だから抜け駆けはなしだってば!(グイッ)」
クチュチュッ、レロチュル…
「ハッハァ、だっだから…
何を「お前が俺は本気じゃないとか言うからだ!!」
「最初に抜け駆けしたのは縁だろっ!」
まったく話を聞かない二人に私はついにキレた…
『お前が悪「二人ともどっちもどっちじゃぁ!!私の話もきけぇ!!」
『はっ、はい』
怒鳴った私を見ながらハモって返事を2人は返した…




