十八時限目 どうします?さあ、さあ!
一通りの破砕音は収まった。たまに思い出したみたいに瓦礫が落ちてきたり彼方此方で崩れたりしてるみたいだが、正直ドーデモイイ。
あれだけ派手に落ちたのに、体には殆ど被害が出ていなかった。首を傾げようとすると、腰に掛けてあった人形が崩れ落ちるのが見える。なるほど、身代わり人形……ね、確かに役に立つ。おそらくは今の状態は即死の一撃だとカウントされたのだろう、しかも打ち身や打撲は、さっき飲んだ定期回復ポーションのおかげかどんどん薄くなって行っている様だ。
思わぬ行幸と言った所だが、今は脇に置いて置くとしよう。何しろ今はもう死ねないと言うのに、若干ならずピンチだ。
「なあ? アンタらもそう思うだろ?」
崩落時の土煙がはれ、目の前に巨人が現れた。
俺様の最初の目測道理に、三メートルと少しある二人の巨人は、どちらも緑色の体色をしており、腹が出ているのも共通している。違うのは、背負っている物が袋か太鼓かと言う事ぐらいだろう。え? 他にも在るだろうって? 無駄は省略だ。
直感的に体を捻ると、目の前を青い光が、後ろを衝撃波が通過していく。
「おいおい、そんなツレない事すんなって。もっとゆったりと構えないと、人生損するz」
ドドドドドドド
その後、青い光と衝撃波がひっきりなしに襲って来たので、逃げるのに精いっぱいで、無駄な事は考えられなかった。
「ふひ~、終わりかい? だったら嬉しいな。俺もうクタクt」
ドドン
「ですよね~」
取りあえず再び逃げる。ただ、奴らの動きが少しずつ分かってきたためか、今度は少し考える時間が出来た。
相手の姿は、まあ、簡単に言えばアレだ。色つきで見た事は無いが、某門の両側を守ってるとか言う像に似ていた。迫力は十倍増し位だが。
攻撃方法は今の所、雷神サマが太鼓から雷を、風神サマが袋から風の塊(恐らく)をばら撒くだけで、他は目立った攻撃はしてこない。
近づいたら知らんが、今はそんな勇気無いからパスだ。マジで死ぬ。
今は取りあえず、隠密スキルの壁乗りで壁を走り回る事で回避しているが、奴ら攻撃は単調で欠伸が出る位の馬鹿丸出しだ。ばーか。
鉄則としては真っ直ぐ走らない事、殆ど全力疾走する事、たまに走る方向を反転する事が上げられるが、こいつ等一昔前の単純なゲームAI並みに頭の悪い攻撃しかしてこない。フェイントとかすればすぐに沈むと言うのに……本当に馬鹿だ。ばーか。
……とは言った物の、どうした物か? 避けれてはいるが、このまま逃げるのは癪だし。かと言って今は避けるのに精いっぱいで反撃も出来ネーし……ん?
それは、俺が崩れなかった橋の残骸の上を通って、ついでに方向転換しようとステップを踏んだ時の事だった。ほんの一瞬その場で立ち止まった瞬間、馬鹿みたいに同じところを狙っていた二体が、俺を挟んで両側を同時に打ち抜いたのだ。
「ぶおっほ!? あぶな! 何すんだこのバーか!!」
ドドドドドドドド
「ぎゃー!」
立ち止まったのが悪かったようで、俺は再び馬車馬のように走り出す。
やっぱさっきのは偶然じゃないよな~
あの後、同じような事を五回ほど試したが、内三回が同じ結果になった。
アイツらは、おそらく狙ってこちらを挟み撃つとかって言う上等な脳みそは持ってねぇ。つまり、俺が視覚から消えた時は適当に出てきそうな所を撃ってきているだけだ。
……と、言う事は。
俺は目の前に開いている穴を見る。上から伸びる階段の途中に開いたであろうそれは、人一人何とか通れるような穴だが、今はそれで十分だ。俺は、迷うことなくそこへ潜り込み、下へ向けて階段を下って行く。
思った通り、奴らは俺の潜ったあたりの周りを徹底的に攻撃しているようで、大部屋を回るように下りて行く俺には当たるわけが無い。ウケケケ、馬~鹿め!!
そのまま俺は下の入り口へ回り下り、丁度後ろを向いている(計算道理だ!!)奴らを鑑定してみる。
雷神(虚像)
lv 150
HP 167783
MP 43444
風神(虚像)
lv 150
HP 160011
MP 48551
いや、イヤイヤイヤイヤ、ちょ、え? なにこのムリゲー? 何だか色々な方々に騙されちゃってハメられちゃってる気が……ああ、何だか急にヒヨコの飯が懐かしく……
ハッ! だめだ、ここであきらめればもう一生あの卵焼きは食えな…くもないのか? 確か死に戻り可能……
じゃなくって! 考えろ俺の脳細胞!! 糖分の分はきちんと仕事しやがれ!! どうする!?
考えても一向に結果が浮かんでこなかったため、思い切ってアイテムボックスを漁ってみる。一度ポーチも入れて、今の持ち品をすべて比べて見てみる。今回の為に持った物は沢山あるが、あいつらを確実に葬り去れるハメ方とかは!!
……最初からハメの仕方を模索している辺りでダメなのだが、ここまで明確な力の差を見せつけられれば、何とか安全にと思うのは仕方のない事である……と、信じる!!
約三時間経過した、奴らは相変わらず意味のない弾幕を張っているが、いかせんそこに俺は居ないため、奴らはずっと手当たり次第に打ちまくっているだけだった。馬鹿だ。
んでもってその間俺がしていたことは、ただひたすらに投擲魔槍に魔力を注入している事だった。
しかし、この投擲魔槍、先ほど使った安物とは訳が違う一品だった。その名も、投擲魔槍(泥王)だ!!
……いや、ふざけている訳でも冗談言ってる訳でも無く、本当にそういう名前の槍なのだよ。
太さは直径六十センチと言った所か、長さは三メートル強ほどある長大な物で、中腹程に掴む柄が付いている。
アリアハムの話では、使い方によっては攻城兵器に十分なりえる代物で、とある鍛冶師が趣味で作っている物を頂戴してきたらしい。
その鍛冶師は気難しくて、余り人に自分の作品を譲ったりはしないのだが、アリアハムには特別に卸しているらしい。
……美女の魔力は頑固親父を懐柔するようだ。
まあ、今はそんな事どーでもいい。これが一本五十万するのも、使い捨てなのも今は置いておこう。問題は、こいつの燃費の悪さだった。
「くそ、こんな魔力喰うもんなんで作ったんだよ!?」
勿論ウィスパーボイスでの愚痴を呟きながら、最早本日何本目なのか分からなくなっているマナポーションを流し込みながら呟く。嫌な甘ったるさが難点だが、クソ不味いレーションに比べれば美味い物だ。
もうそろそろ、MPで言えば二十万くらいは軽く注いだはずだが、まだまだ入りそうな気がする。ちなみにさっき使った投擲魔槍(粘土)は三十くらいだった。
これだけ注げば十分な気もするし、そろそろ行ってみますか?
作戦はこうだ。
この泥王は一本しかない(と言うか一本しか準備できない)ので、あの二体には一気に当てる必要がある。
だから、この作戦はまず奴らをかなり近い位置で拘束しなければならない。
できれば、奴らが一直線に並ぶのが好ましい。
しかし、手持ちの罠で奴らをそう何秒も捕まえていられるとも思えない。
そのため、今回は、地の利を生かす事にした。
さっき俺が通った通路……おそらくは風神サマの間に続く通路は、そこそこ広めで、おそらくあいつらが楽に通れるだけの広さは在ったが、デブいあいつらが並んで歩ける広さは無かったはずだ。
ならば、やることは決まって来る。あいつらがどれだけの速度で移動できるかは知らないが、予めあのだだっ広い大部屋まで移動し、そこまでの通路にありったけの進路妨害用の罠を仕掛ける。
そして投擲物でおびき寄せ、二体とも通路に入った所で、この大槍でズドンだ。
「ククク、完璧だ。待ってろよ屑ども、今からおにーさんがビックマグナムで思いっきり突いてヤルカラナ」
ククククク、笑いが止まりませんな。
そうと決まれば即実践。まずは気付かれないようにそっと移動。
とか思った所でいきなりエラー。
……風神の間がアイツらの正面方向なのだ。
……
「オウシィーーーッット!? ピザブタバクハツシローーー!!」
はち切れんばかりの絶叫を、ウィスパーボイスで抑えられた俺に万雷の拍手を。そして察しろ、俺様は練りこんだ計画を邪魔されるのが十七番目位に大っ嫌いなのだ。罪の重さで言うと軽く私刑(リ○チ)三十回に死刑(キ○テ○)七回分くらいだな、カクゴシロ。
……しかし、弱ったな。こうなると作戦成功率が一割ほど下がるが、内容を変更しなければならない……
詰まる所、作戦実行場所を風神の間から雷神の間に変更しなければならないのだ。
そこならば、ここから二つ隣の出口で、馬鹿どもに見つからないように移動も出来るだろう。
しかしまだ未確認だ。
丁度部屋的には対面になるような配置になっているし、恐らくは同じ作りになっているであろうが、確信では無い。
……
まぁ……他に方法もねぇし、慎重なのも時と場合だな。失敗したらそん時だ。
俺は、多少の不安を覚えながらも移動を開始した。
作戦は無事に第二段階に移行する事が出来た。
内装は全く同じ作りになっていて、通路の長さは三百メートルほど在った。これなら、幾ら早くても移動に二十秒以上は必要だろう。もしそれ以内に着いたら色々と俺の中のジョウシキとかが崩壊するからくんな。
奥の大広間も確認してから作業に入る。
とは言え、やることはさして多くない。なんたって罠を仕掛けるだけなら、俺には猫の手ならぬ神の眼が付いている。
手持ちの素材から、足止めに使えそうな物を選択して組み上げる。落とし穴系は除いて、鉄杭・鎖、石壁・ガス(目くらまし)それから効果があるかは解らないが短距離転送陣を多数設置。それこそ足の踏み場もないくらいに敷き詰めてやる。
さて、後は普通の投擲魔槍(粘土)でも投げてこっちを向かせりゃあ良いんだが……ここは最悪の場合を想定しておくべきだろう。念には念を、急いては事を仕損じる、後悔は先に立たず……はまだ早いか。
約一時間の準備が終わり、MPを満タンにする。俺の周りには投擲魔槍が乱雑に刺されており、その中の一本は無論泥王だ。
全て魔力は充填済み。後は投げるための合図として少量の魔力を込めるだけだ。後は最後の準備として、勲章の取り換えをする。
さっきまでつい忘れていたが、俺は今の今までステータスが十分の一になる勲章を付けていたのだ。詰まる所、そのせいで平均二千強もあるステータスは、二百強になっていたのだから笑える。まあ、取っていてもガチで立ち向かえていたかと言えば勿論ノーだが。
その重荷を取り外し、代わりに今の状況を打開できる最高の(泥王を除いて)装備を取り出す。
マキシマム・セロ
消費MP二倍 スキル攻撃力二十倍
ハッキリ言ってチート級でも最上級と言える装備だ。これで何とかならなかったらもう白旗振って降参でもした方が良いかもな。
消費MPはもう気にしなくても良いから、存分に威力を期待しよう。
……ああ、ちなみに魔力込めにミニマム・セロは使わなかった。それで威力が半減したら笑うに笑えないからな。
……さて殺るか。
罠は、中央直線に三十センチほどの空間が空く様に設置した。そこの間から、丁度雷神サマが見えるようになっているのだ。風神サマは雷神サマの右の方に居るが、雷神サマがこちらに気付けば流石に気付くだろう。一応、投げる投擲魔槍は接触と同時に爆ぜさせる(一応、槍に直接書いてある魔導式のオプションとして選択可能。威力は落ちるが、複数の敵や見た目重視の時に効果がある)のと、もう二つほど手が在るので大丈夫かと……多分。
ええい! 弱気になってどうする!! 最低でも雷神サマを葬れば、後は何とかしてやらぁ!!
自分を鼓舞しつつ、誘導用の投擲魔槍を手に取る。
さあ、下克上の時間だぜい。
三百メートルもの長い通路は異様な構造をしていた。
上下左右から生えている石壁は、底々広いはずの通路を狭く見せ、また背の低い者ならよじ登りながら、背の高い者なら屈みながらではないと通れない場所が多々あった。
そこかしこに引っ掛かっている鎖は、足元を掬うように設置されている物もあれば、首を引っかけるように設置されている物もあり、時にはただぶら下がっている物も、進む者の視界を邪魔し、注意が反れると即通る者の額を襲う。
そして、何か所にも設置されている鉄格子が何よりも異様だった。約三十センチ間隔で敷き詰められた鉄棒製の壁は、時には錆びている物は有れど、全部で二十五枚設置されており、縦横斜めとまるで通路がねじれているかのような設置の仕方になっており、進む者を惑わせる。
それ以外にもいくつかの罠が忍ばされてはいるが、それを知るのは、この歪な怪を通る者か、コレを設置した者のみだろう。
侵入する者を妨害する事に長けたこの道は、ただただ侵入者を待つ沈黙に包まれている。
しかし、その中を光の筋が通り過ぎると共に響く風切音と、魔力同士が摩擦する事によって起こる特殊な破裂音とが沈黙を破り、また通り過ぎた先で立ち上がる光と爆音が乱反射し、薄暗い通路を揺らし照らした。
グオオオオオオオオオオオオ!!
グオオオオオオオオオオオオ!!
響き渡るのは爆音だけでは無く、野太すぎる物の声。それは少なくとも人の物では無かった。
「ゾラあ゛あ゛あ゛あ゛ッッッ!!! こんの○○○野郎共がァァァ!! テメーら何ザァ○○○○で○○○な○○○○○ジャァァァ!! ンダゴラ゛ァ!? 文句あんならかかってこいヤァァァ!!!」
それに負けないように出せる限りの声を上げたであろう男の声は、彼と同じ場所で生きて来た者たちにしてみればかなり汚い部類に入る言葉であったが、ここには言葉を理解しない怪物と気を引きつけるのに必死な男しか居なかったので、化け物たちが気を向けた時点で特に問題は無かったと言える。
続いて投げられる二つの光の筋も爆発し、その度に化け物の悲鳴らしき声と男の貶しの言葉。その言葉に耐えきれなくなった……と言う訳では無いだろうが、化け物たちは通路に侵入し、なお罵り続ける男へと向かっていく。
男の顔は、更に邪悪に染まる。
「てな感じかな?」
自分のナレーションに自己満足しながら指を鳴らす。別に指を鳴らさなければならない事もないが、こう言うのは気分が大切である。
その瞬間、通路の彼方此方から煙が上がった。毒のあるモノではないが、視界は塞いでくれる。
そこで初めて、脇に刺してある今回の作戦の要に手を伸ばす。
カランカラン……
ム
第一地点通過の鳴子が鳴る。竹製のそれは、侵入から百メートルの地点に仕掛けてあるモノで、侵入から数えて約十三秒で鳴った事になる。
……思ったより早い。
やや焦る気持ちを抑えながら大槍を手に取り、ゆっくりと構える。聞こえる音からして、奴らは何度か転送魔法陣にも引っ掛かっている。未だに、第二の鳴子は鳴らない。
コロンコロン……
今鳴った。それはガラス製の鳴子で、幾つか割れる音も聞こえた。くそう、それ高かったのに……侵入から数えて約二十八秒。
構えた大槍に魔力を叩き込み、保存しておいた魔力を引き出し、推進強化を初めとした機能を発動させる。投撃予定距離まで約七秒。
体に覚醒による強化を施し、予め飲んでおいた効果の高い定期回復薬と同等の消費が見られる。投撃予定距離まで約四秒。
二十一枚目の鉄格子の踏み壊される音が響く。投撃予定距離まで約二秒。
ガランg…
あらん限りの魔力を起爆剤に投擲魔槍(泥王)を射出する。その威力は、先ほどまでの十倍のステータスと泥王の有り得ないほどの燃費、そしてスキル攻撃力二十倍で強化され、放った瞬間に利き手の左腕が壊れて行くのが解った。
それだけでは留まらなく、投擲に使った体のあらゆる場所が反動の衝撃を受けて軋み、破損していく音が体の中で大合唱を始める。
しかし、俺にはそれに構っている暇は無かった。幾ら反則級のチートを重ねたと言ってもこれは予想外過ぎる。エアガンとアンチマテリアルライフルを取り間違えた位の違いがあるぞ。
推進強化の術式による衝撃で後ろに飛ばされる力をあえて受け、後ろに大量に用意しておいた二メートル級の石壁の間に滑り込む。そのまま転がるように後ろの方に這って行き、五重に用意しておいた壁の列の一番後ろに来て体を丸める。
ドッ オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッン
体が浮くほどの衝撃に耐える。
明らかに雪崩とか崖崩れとか雷みたいな自然災害級の音と衝撃をまき散らしながら飛ぶ槍に理不尽な恨みを覚えるも、遅れて現れ始めた痛みにそれどころでは無くなる。
次から次へとわき出て来る面倒事に舌打ちをして舌を噛むと言う何でそうなったのか解らない状態になりながらも、ポーチから三個しかないアラメヤの秘薬を引っ張り出して飲み下す。生理的な拒否感が一瞬湧き上がるが、それらを無視。神と売ってくれたアリアハムにでも祈りながら状況の回復を待つ。
完全に崩落の音まで消え去ったのは約三十分も経った頃(内二十分は気絶していたので、アルの時計で計測)だった。
取りあえず後ろ(通路側)を見てみると、五列在った石壁の列は三列目までが爆風で吹き飛ばされていて、四列目も所々飛んできた物などで削れている。本当にやっといてよかった取らぬ蛙の豆鉄砲。
……頭でも打ったか?
体を確認すると、装備は一目でもうダメだと分かった。これだけの惨事だったんだ、この程度で済んでよかったと言える。新調を見合わせて良かった。
壊れたか? と思った体の部分も綺麗な物で、本当にアリアハムさまさまだ。
深く息をついて思う事は一つだった。
「さて、どうやって出るかな?」
後ろを見た時に崩れ果てていた通路を見てへきえきと……
グウウウウウ
……
グァ、ァァァ
ポーチに手を突っ込む。残り少ないが、まだ魔力をぶち込んだ投擲魔槍はある。勲章もしっかりと胸で輝いてるし、魔力も秘薬のおかげで全快だ。
ミイラ取りがミイラの首でも取りに行きますか。
やっぱりチートをタグに掲げてるんならこれくらいの無茶振りは当然ですよね!
え? 違う? やり過ぎ?
……おかしい、作者の感性は正常なはず…YESロリータ NOタッチの精神を小一時間語らえる中の友人紳士が言っていたのだから……
まあ、それは置いといて、次回も魔改造編特別編をお送りします。




